駐車位置10:37−10:43交番10:48−10:54夏山登山口−11:03一合目−11:13ニ合目−11:22三合目−11:29四合目−11:38五合目−11:48六合目11:50−11:58七合目−12:11八合目−12:24山頂12:40−12:55八合目−13:02七合目−13:06六合目−13:12五合目−13:20三合目−13:26ニ合目−13:32一合目−13:36登山口−13:47駐車位置
インターネットで大山(だいせん1711m)の紅葉が始まった情報を得 早速訪ねる早速大山寺交番に行き情報を得る 崩壊場所が図に示されている 三鈷峰−ユートピア間 下宝珠−中宝珠−上宝珠で2ヶ所 野田山−振子山で2ヶ所 烏ヶ山 鏡ヶ成からの両ルートの2ヶ所に×印が記載されている この箇所に元谷は入っていない交番に入り 確認をすると元谷はルートの崩落は無いが落石があり危険なので登山禁止にしていると説明を受ける
元谷ルートは紅葉が美しく期待していたが事情が事情であり致し方ない 夏山登山道を登る 今日はどうしたわけか前後に登山者が見えない 不思議な事があるものだと静かさを喜びながら自然に対峙する 一合目は気持ち色づいてきた程度でまだ緑が強い 登ってゆくに従いどんどんと色が出てくる 太陽光線が出たり消えたりし気を持たせる 太陽光線の有無で景観が全く違う 太陽光線が陰ると美しい紅葉も色が消え輝いていた美しさを隠してしまう 太陽光線がさすとその機会を狙って美しさを強調するように輝きを増す
三合目あたりになるとかなり紅葉が進み 美しく紅葉したブナの樹林が迎えてくれる 太陽光線がさす時間が長くなり 紅葉の美しさを満喫出来る 五合目あたりでは下草も紅葉しブナ林全体が輝いている 実に美しい
五合目を過ぎた地点に元谷からの合流点がある 下山ルートにロープが張ってあり地震のためしばらくの間登山禁止と書いた貼り紙があった 元谷の登山口にもこうした注意書きが貼ってあるのだろう ここからの下りはかなりの急傾斜 覗き込むと美しく着飾ったブナの樹林が幾重も見え まさに燃える秋を演出している
六合目に出る ベンチがありかなりの人が一息入れている ここから三鈷峰や大山北壁を横から眺める形になる 大山の美しい姿を見せてくれる 六合目周辺の紅葉は進んでいるが山全体を眺めるとまだ彩りが少ない
かなり登山者が増えてきた もう下山してくる人もいる 登山者が多い為だろうか挨拶を交わす事が少ない 最初は声をかけていたが 休み無しに声をかけるようになり次第にわずらわしくなる 顔を合わせたり 場所をゆずったりゆずられたりした時だけ挨拶をする この辺りになると疲れが溜まってきているのか一歩一歩に時間がかかる人が増えてくる 前を行く人の行動を読み 迷惑にならないようルートを選び先に行かせて戴く
八合目を過ぎるとすぐに木道となり山頂まで続いている これまでと勾配がゆるくなり足もぐんと軽くなる だが木道には行列が出来抜くタイミングが難しい 後ろから来ている事を気がついてくれるとルートを開けてくれるのだが仲間だと思っているのかなかなか気付いてくれない 後ろの人が声をかけて戴き先に行かせて戴く もう花の時期は終わり ただ,サワフタギ?だと思うがブルーの実を沢山に実らせていたのが印象的であった
山頂はかなり人がいたが山頂周辺の木道ベンチ?にはまだまだ空席がある 地震で登山者が随分減少しているように思う 三角点のある弥山には立入禁止になっている ほんの10mほど先の尾根ルートが崩落しているのが見える 近づいて見たかったがロープを越えるのをはばかり崩落現場の状況は確認出来なかった 25日の朝日新聞には三角点が地震でずれ落ち新たに設置しなおさないといけない これまで最高点に三角点があったので設置しなおす事で標高が低くなろうと記載があった
登頂した時には弥山から先に少し雲がかかっていたがすぐに晴れ切り立った尾根が姿を表す いつ見てもこの景観は素晴らしい 崩落した尾根の厳しい顔はこの近くの山には見られない景観だ
景観を楽しみながら昼食休憩し下山する 子供達を連れて登った時を思い出す 我が家の夏休みの恒例行事であった 今より10Kg以上重い体重であった私は必ず膝にきた 足をひきずるようにして降りている人を見るとそのつらさがわかる 今は石の段差をタンタンタンとテンポ良く走り降りても大丈夫だ 迷惑にならないよう注意しな
がら先に行かせてもらう
帰路は大山循環道で蒜山に出る 鍵掛峠からの紅葉はまだ早い 大山循環道の渋滞も無く順調に車は流れる 鍵掛峠ならびに鏡ヶ成の烏ヶ山登山口にはいずれもロープが張ってあった また烏ヶ山展望所から山頂近傍の崩落箇所を見る事が出来る 遠くから山肌が崩れているのが見えるのだから登山ルートはかなりひどい状況になっているものと思われる 大山三鈷峰も烏ヶ山も今年の紅葉はおあずけだ
蒜山を経由し313から429で倉敷に 往路が147Kmに対し帰路は153Kmとわずかの差であった
いつものように高梁川を楽しみながら180号を北上する 高速道は濃霧により速度規制とラジオ放送 高梁市から濃いガスがかかり新見まで続く 新見を過ぎるとガスが晴れ青空が顔を出す このパターンは変わらないなと思いながら車を走らす 千屋の温度が15℃ いつの間にか気温が随分と下がってきた千屋付近から鳥取西部地震の影響があちこちに現れる テントシートで応急処置をしている家が見られる 道路も補修の為5〜6ヶ所たてつづけに片側通行となっている 明地峠のトンネルも片側通行 随分と待たせれた 水漏れ注意の標識がありトンネル補修(検査?)が行われている あの地震が起きた時 ここを走っていた車はどんな気持ちだったろう 大丈夫とは思うが気持ちが悪い 帰路は蒜山を回ろう
明地峠からの大山はガスで見晴らしがきかない 宝仏山の輪郭がぼんやり見える程度 峠を大型車などに連なりながら下ってゆく いつもと随分雰囲気が違う
根雨に出る 宝仏山登山をし,周辺を散策したのはつい先日 大地震の影響を受け市街地の家々はテントシートに覆われている 道路には地震被災地につき静かに走行するよう標識がある テントシートの家々は181号沿いあちこちに見られる 大山登山口にあたる溝口でも見られ広範囲にわたり被災している
溝口から桝水原に向かう ガスが晴れ大山が顔を出している 大山循環道の紅葉はまだ ナナカマドがたわわに赤い実をつけているが葉はまだ青い yanaseさんからの情報によると元谷は登山禁止との事で中ノ原まで登らず大山寺に駐車する