宮島弥山 紅葉広がる



標高 530m    難易度 ☆     登り100分 下り150分    広島県

倉敷からの距離   169Km        登頂日 2000/11/23    ガイドブック  


10:45宮島口−11:22奥もみじ橋−11:55堰堤15号−12:01尾根合流_0.7Km−12:13霊火堂12:18−12:25弥山山頂12:50−12:56大日堂−13:06分岐−13:17駒ガ林13:23−13:33分岐−13:45滝もどき−14:09白糸の滝−14:15大聖堂14:25−天皇陛下展望の地−もみじ公園−15:20宮島口

登山 
 弥山(みせん530m)は日本三景の一つ安芸の宮島に聳える山 訪ねるなら紅葉の時期が良い インターネットの紅葉情報をwatch 11/21から紅葉みごろとなる 23日は好天との予報から家内を誘い出かける 一つ星の山
 JRと広島電鉄そして2号線を横断し連絡船乗り場に 往復340円の乗船券を購入船が出たばかりで次の発船時間まで約15分待つ 連絡船10:35発に乗る 乗船時間は10分で宮島に着く

 厳島神社の大鳥居に向かい海岸沿いを行く 鹿があちこちに居る 沢山の人で大変な賑わい 背負っているリュックが他人に迷惑にならないよう気を使いながら流れに従い歩いてゆく 大鳥居は潮が満ちており海水に浸かっていた(帰路は干上がっていた) 五重の塔の横を抜け消防署の横を通り紅葉谷公園へ

 早速赤く紅葉したもみじが出迎えてくれる 青空を背景に輝く太陽の光を受けて色鮮やかな木々があちらにもこちらにも見る事が出来る 美しい木々を愛でながら登山コースを探す

 ガイドブックにより紹介しているコースが違う 紅葉谷コースを行こうか かや谷コースを行こうか迷っていたが公園内にある弥山登山口の案内に従ってゆくと紅葉谷コースに自然と入ってしまった かや谷コースはどこから入るのかわかり難かった まあ紅葉の時期だから紅葉谷コースで良かろうとそのまま登ってゆく 家族連れなど多くの人が列をなして登っている

 コースは紅葉谷川に沿って登ってゆく 紅葉という名前に期待したが紅葉した木々を見る事は出来なかった 堰堤があり1号から順に番号がついており15号堰堤まで続く 12号堰堤あたりから勾配がきつくなる 15号堰堤を過ぎしばらくすると尾根に出る

 尾根は更に多くの人 ロープウエイで登ってきた人達が山頂を目指している ルートは歩き易く簡易舗装か階段となっており運動靴で充分登れる だが結構急勾配 やがて弥山本堂ならびに霊火堂に着く 弥山本堂脇にもみじが植えられており色鮮やかに紅葉していた ここで一息入れる

 弥山山頂に行くにはもう少し登りがある 大きな岩が幾重にも重なっている 岩の間を縫い山頂に出る 休憩所がありビールや軽食を販売している その上が展望台になっている 兎に角人人人 なんとか隙間を見つけリュックをおろし昼食休憩をとる

 休憩後展望台に登る フロアーにも所狭しと昼食休憩している人で一杯 3Fのフロアーが屋上になっており瀬戸内海を初め四方を展望出来る 広島の市街地が広がる イラストに島の名前や山の名前が記載してある 窓ガ山や向山の記載はあるが中国山脈の山々までは見わたす事は出来ない 西の方向に岩場が見え そこにも多くの人が休憩しているのが見える 駒ヶ林のようだ その少し先にもピークがあり そこも多くの人がいるのが見える

 大日堂の方向に下りてゆく 登りと同様岩の合間を降りてゆく 大日堂を過ぎ分岐に出る 分岐(標高約440m)はコルとなっており弥山山頂(530)と駒ヶ林(509)とがピークをなしているのが見える 駒ヶ林にはもうひと頑張り

 駒ヶ林には大きな岩板が重なるようにして聳えている その岩に弥山に向かいあうように列をなして多くの人が座っている ここからの景観もなかなかのもの 景観を楽しみ下山する

 下山コースは家内が大分疲れている様子なので分岐に戻り 大聖院コースを降りる コースは石段 コース脇に紅葉したけやきやかえでがきれいな色をしていた 白糸の滝までおりるとまもなく大聖院だ

 大聖院に多くのもみじの木があり,寺院は紅葉に囲まれている 結構見応えがある 一巡し紅葉を楽しむ

 大聖院を出ると 天皇陛下展望の地との案内がありそちらに向かう 見事に紅葉した木々が連なっている 何人もカメラを向けている 写真を撮りふと見ると ここは営業している場所なので 注文をせずに写真撮影はご遠慮くださいとの貼り紙がありあわててそこを出る

 紅葉谷公園の紅葉を再度楽しみ帰路につく 帰路は往路よりすごい混雑 連絡船は臨時便によるピストン運航 もまれながら乗り込む 2号線も渋滞やっと高速に乗る

 今日一日滅多にない晴天に恵まれ,宮島の紅葉を存分に楽しむことが出来た 家内共々喜びあう



アプローチ
  山陽自動車道を走り宮島の案内に従い廿日市インターチェンジで降りる 西広島バイパスで2号線まで導いてくれる(玉島−廿日市3800円) 2号線を右折して宮島に向かう 宮島口に着いたは良いが駐車場は満車 駐車場を探す車で渋滞している なんとか宮島桟橋を抜け出し 2号線を戻るように進むとJRの線路を越えたところに駐車場がある 競艇専用で断られるかと心配しながら行くが心配は無用であった 駐車料金は桟橋付近が1000円に対し800円と割安 駐車場探しに15分要してしまった 事情がわかっていれば最初からこちらに駐車すれば良かったが・・・