那岐山 イワウチワを訪ねる



標高 1255m    難易度 ☆☆     登り−分(尾根コース) 下り−分(渓流コース)   鳥取県
倉敷からの距離   120Km        登頂日 2001/04/20   ガイドブック  F  写真

駐車位置11:00−11:07ゴーロ橋−11:13馬の背−11:25シャクナゲの峰−11:35馬の背避難小屋−渓谷コース−11:54ゴーロ橋−12:00駐車位置

登山
 イワウチワ待つ那岐山(1255m)鳥取側ルートを訪ねる

 那岐山の鳥取側ルートは1年振り 今年は暖かく花は少し早目 那岐山のイワウチワは花のスイートポイントの一つ 久々に家内を誘って出かける

 登山口に着いたもののガスがかかり気温も大分下がっているのだろう 家内は寒いし雨が降ってくるといやだから行かないと言う ここまで来て帰るのは残念なので 家内に車で待って貰って イワウチワのスイートポイントのみを訪ねることに

 ナップザックに簡単な用具を入れ 出発 車に待たせているものだから 少しでも早くとピッチをあげる 小鳥が鳴き 渓流の流れとも調和し 早春の音が聞けたのにと思いながら登ってゆく ミツマタが特徴ある花を咲かせている

 ゴーロ橋から登山道に入る 馬の背の手前からイワウチワが顔を出す もうピークは過ぎた よく見ると花弁が軸から外れぶるさがっているものがかなり多い 雨露の重さをささえる事が出来なくなってしまっている

 花を見るには霧は格好のアシスタント 花の幽玄の美しさを引き出してくれる 朽ちた木をあたかも花台にするかのように咲いている花 岩の隙間から目を出し咲いている花 斜面に思い思いの形で美を競っている 花のピークは過ぎたとは言うもののまだまだ鑑賞に堪える花があちらこちらにあり眼を楽しませてくれる

 花は馬の背から馬の背避難小屋まで続いている その中でシャクナゲの峰周辺が素晴らしい あれこれと写真を撮りながら避難小屋に

 小屋のそばにアセビがびっしりと花を咲かせていた

 渓谷コースを下りる こちらのコースにはイワウチワは咲いていない 雪解け後こちらのコースを行く人はあまりいないのであろうルートが判別しにくい ルートを探しながら降りてゆく 濡れた岩がゴロゴロしており滑らないよう注意しながら降りる 走るようにして戻れるかと思っていたが結構時間を食ってしまった

 ゴーロ橋に出ればあとは林道 走るようにして車の所へ


アプローチ
 429を経由して津山手前から53号にのる 倉敷を出た時は暖かい日が射していたが次第に雲が出 日が射す時間が短くなってきた 那岐山には厚い雲がかかっている 黒尾峠にかかると霧が出 フロントグラスに水が着く 日本原では13℃あった気温もどんどん下がり8℃ 更に7℃と下がってゆく

 峠を越えると路面が結構濡れている 霧か氷雨か? 天気予報は降水確率0%だったのだが・・・

 53号から那岐山登山口8Kmの標識に従い左折 案内標識を追いながら登山口に 平日である為か今日は駐車している車は無い