駐車場11:14−11:25登山口−11:27分岐−11:43ベンチ11:45−11:50水場−12:10五合目−12:14大神岩12:16−12:25八合目−12:41500m地点−12:54三角点−13:02山小屋13:16−13:22山頂13:28−13:40三角点−13:47500m地点−13:54八合目−13:58大神岩−14:00五合目−14:09水場−14:11ベンチ−14:19分岐−14:27駐車場

　今年も新年初登山に那岐山(1255m)を選んだ　年初から天気に恵まれず、やっと今日訪ねる事が出来た

　登山口から雪である　山頂が真っ白になっていたので５０cm程の積雪はありそうだ輪カンジキを持って　軽アイゼンを着装して登る事に　太陽が出ており比較的暖かいのでオーバーウエアは予め脱ぎリュックに入れる

　渓流沿いの道から雪に覆われている　積雪は数センチ　歩いてゆくとバリバリと音がする　アイスバンになっている　こ気味良くアイゼンの爪がアイスバンを割ってくれる　登山口からこのような状態だと山頂に立つのは結構つらいのかな？　と半分は心配し、半分は雪景色に期待しながら登ってゆく

　林道から登山道に入る　多くの人の足跡がついている　今日登ったのだろうと思われるしっかりした足跡も見える　足跡がルートとなり続いている　サクサクと言うよりザクザクとアイスバンを割るような音を立てながら登ってゆく　Ｂコースへの分岐は遠慮してＣコースを行く　Ｂコースへの足跡はついているが渓流を越えてルートがついているか怪しい　圧倒的にＣコースへの足跡が多い　ルートも足跡に比例してＣコースは良く踏み固められている

　登ってゆくにつれて積雪量は増えてくる　ルートが大分深くえぐられている　アイスバンの状態も解消される　忠実にルートに付けられた足跡を追いながら登ってゆく

　大神岩に出る　岩から日本原や津山方面を一望出来る

　大神岩からまた一段と雪が深くなり　ズボーと膝頭近くまで埋もれる所があった　丁度樹木の切れ目で太陽光線により暖められた為だろう　この状態が続くのではかなわないと思ったが　ほんの一部分であった　そうした所がその後　数箇所あった

　大神岩から少し進んだ所で下山してくる高年のご夫妻に出会った　挨拶だけですれ違った　駐車場に駐車していた車の方なのだろう

　八合目にかかると三角点のあるピークが樹木越しに見えてくる　500m地点手前の急な登りは雪が無い時は一段の段差が大きく苦労する場所であるが、雪でステップが小刻みに取れ余り苦労せずに登れた　500m地点を過ぎればもう急なところはない　すぐに視界が開け　山頂に繋がる雪原に出る　笹の葉が所々で顔を出したり　背の高い木が顔を出したりしているが　一面雪に覆われている　積雪は１ｍ近くになっているのだろうか？

　踏み後を注意深く忠実を追ってゆく　時々ズボーと膝頭辺りまで埋まる　山頂三角点に近づくにつれ雪がしまってくる　雪面には風紋が出来ているが　幸い、今日は風はない　でも冷たく感じる　汗びっしょりで汗がたらたらと垂れてくるが　肩の辺りが冷たく感じる　早く山小屋に行き着替えよう

　三角点からの尾根道も輪カンジキに履き替えることなく　足跡をたどりながらゆく少しバランスを崩して　足跡から外れたところを踏み込んだらズボーと太腿のところまで埋もり　抜くのに苦労した　そう大きなトラブルも無く山小屋に着く

　駐車していた車の人とも出会ったのでもう誰もいないだろうと思って小屋の戸を開いたら　私よりも高年と思われる男性の方が食事休憩をしておられた　鳥取市街から来られたとの事　今の時期は鳥取の山はアプローチが出来ないので岡山に来ると話しておられた

　着替えをし、昼食をとり山小屋を出る　山頂まで行き　記念写真を撮る　雲が出て大山は見えない　泉山　蒜山は見える　山頂からＢコースに向うルートは鳥取側に樹木があり見事な樹氷を形成していた

　下山はＢコース方面のルートに足跡は見られたが安全をとりＣコースを戻る　帰路は快適　先に降りた山小屋で会った人を追い抜き　丁度１時間で下山　隣の車はいなかった

　いつもの通り429経由で津山の手前で53に乗る　雪の気配は全くない　津山のインターチェンジを過ぎたあたりから那岐山に繋がる山並みが見えてくる　那岐山の山頂付近は笹原になっている為か白く光っている　そこまでに至るルートは樹木に覆われ雪があるのか判別出来ない

　53号線から那岐山登山口に向けて左折する　曲がり口には山の駅の案内も出来た　曲がって　山に向ってゆくと　畑に雪が見えてくる　山の駅を過ぎると道路脇にも除雪した雪が雪溜りになって残っている　広い道から幅の狭い道に入る　路面には所々に雪が残っている　すぐにトイレ脇の駐車場に着く　駐車場は数センチ積雪している軽自動車が一台駐車していたのでその横に駐車する