駐車位置9:05−9:12夏山登山口9:16−9:30一合目−9:44ニ合目9:49−10:01三合目−10:11四合目−10:26五合目−10:42六合目10:56−11:10七合目−11:33八合目11:39−11:58山頂13:01−13:13九合目−13:22八合目13:24−13:38七合目13:44−13:52六合目14:06−14:16分岐14:20−14:51元谷−15:20大神山神社15:33−15:56駐車位置
今日は家内の友人夫妻と大山(だいせん1711m)を訪ねる 白山登山準備の最終段階になった駐車場にて元谷からの行者コースは工事をやっているので注意くださいとの情報を得る 歩けない状態では無いようなので状況を見て下山ルートにしようと考えスタートする 派出所の所で情報を再確認するが、同じ情報であった 大山寺橋を渡った駐車場入口にトイレがある そこで念の為山頂のトイレについて聞くと避難小屋に水洗トイレが設備されている由 用を足しいよいよ出発
駐車場から道路を登るとすぐ僧兵コース入口の案内標識がある 標識に従い階段を登ってゆく すぐに夏山登山道の案内があるのでその案内に従い左に曲がり 夏山登山道に入る 登山道は幅広のルート いつも混雑しているのだが今日は前後に人がいずこんな事は珍しいと話ながら登ってゆく ここまでに ホタルブクロ ヤマアジサイ ユキノシタ ミズヒキなどが石垣の間から顔を見せていた ルートはブナの樹林に入る
二合目で最初の休憩 一息入れて再スタートする ブナがルート上で根を張っているので躓かないよう注意しながら登ってゆく ヤマツツジがまだ咲いていた三合目手前である 標高は約900m 一合登ると100mずつ標高が高くなってゆく 四合目を過ぎた地点から花が顔を出す この花の名前は***と名前を思い出しながら説明する ヤマジノホトトギス ダイセンオトギリソウが顔を見せ オオカメノキが赤い実を付けている 二合目から四合目まで20分程で登っているので四合目では休みを入れず登ってゆく
五合目で一息入れようと思ったが もう少し登れば展望の良い場所があるのでそこまで行こうと登って行く ホタルブクロ ナンゴククガイソウ シモツケが顔を出す ナンゴククガイソウやシモツケが顔を出してくれるのは嬉しい あと少しかと思って登ってゆくが、何の事は無い 六合目まで登ってしまった 行者コースを登ってゆくと五合目の少し先に出て来る 行者コースに比して勾配は緩やかになり六合目の避難所のある展望の良い所に出る その記憶があるものだから展望の良い場所まですぐに着いたと思っている あと少しあと少しと言いながら六合目まで引っ張ってきてしまった 大分疲れが出ている様子なので10分程休憩を入れる 一人で登ると休憩という休みを入れる事を殆どしないのでペースの配分がなかなか難しい
10分の休憩が良かったのか 気力を取り戻し登ってゆく 六合目から勾配がきつくなる ブナの樹林帯は終わり太陽光線を遮るものが無くなる が 幸い?な事に雲が出 夏の日差しを遮ってくれる 花はぐんと増えてくる ホソバノヤマハハコ シモツケ ナンゴククガイソウ アカショウマ ヤブデマリ クサボタン カラマツソウと顔を出す 次から次と新しい花が出てくるので名前を覚えるのも楽ではない 繰り返し現れる花はもう説明をしなくてもこの花は****と名前を反芻し繰り返している カラマツソウの事を間違えてマツカゼソウと説明したら近くの人がカラマツソウだと間違えを指摘して戴き 助かった
七合目の標識のある場所にヤマボウシがきれいな花を咲かせていた この辺りは標高1400mを越えた所 標高の低い所ではもう花は終わっているのにこの時間差は面白い エゾノヨロイグサ シコクフウロ カラマツソウ シュロソウが顔を出す
八合目まで登ると急な登りは終わる 標識のある所の斜面に ナンゴククガイソウを中心に シモツケソウが群生している 花を愛でながら休憩を入れる
八合目を過ぎるとすぐに木道になる 木道の周りはお花畑 ナンゴククガイソウ シモツケ オオバギボウシ ホツツジ ダイセンキャラボクなどが広がる 六合目に昭和62年当時の山頂付近の写真が掲載してあった 当時は木道が無く坊主になった地肌の現れた山頂が写っていた それが今ではお花畠が回復してきている 木道による植生の保護はそれなりの成果をあげている
山頂は生憎の天気 ガスが出て 避難小屋も霞んでいる 食事休憩をとり休んでいると次第にガスがあがり日本海が見えてくるようになってきた しかし、三角点のある所から北壁の猛々しい山並みはガスが晴れず残念ながら見る事が出来ない 1時間程休んでいたがガスが晴れる兆候は見えないので未練を残し下山する
六合目を過ぎて行者コースを降りてゆく 鳥取西部地震の後は行者コース登山禁止の表示があったが、工事中の標識はあるが通行止めとは書いて無かったので降りてゆく 急勾配である 丸太の階段を足を滑らさないよう注意しながら降りてゆく やがて工事を行っている現場に出る 今日は日曜日なのか工事はしていない 丸太の階段を新しくするなどルート整備が進んでいる 工事用機材を運ぶ為のモノレールがルート沿いに設置している 歩く場所が制限され歩き難い そのうちレールはルートから外れ真っ直ぐに下ってゆく ルートはジグザグに降りてゆきあちこちでレールと交差するので何回かレールをまたぎながら降りてゆく 機材運搬車が運行していたら危険だ ブナ林の美しいルートではあるが足元に気に取られ余り愛でる余裕が無い 紅葉の時は素晴らしいと説明する
元谷に降りる 元谷も随分と整備され砂防堤防が作られ景観が随分と変わっている 登山道沿いにロープが張ってありロープ沿いに行けば良い ここから大山三鈷峰から繋がる北壁を見上げる事が出来る 大山山頂付近はまだいくらか雲が残っているが随分と視界がきくようになってきた
元谷からの下山道も工事中でこちらは道路を迂回するように案内表示が出ている 道路沿いはヤマアジサイが盛り ソバナも咲き出した 宝珠越えルートから大神山神社に向けて降りるルートに降りてゆく このルートもヤマアジサイがあちこちに咲いている 神社の石段にはダイセンキスミレの葉が昔のなごりを留めていた 参道沿いにウバユリが花を咲かせていた 大山寺は拝観料がいるようになっていた その為か鐘の音が聞こえてこなかった そう言えば参道を歩くのは3年振り 随分と様子が変わっていた
明るいうちに帰宅出来るよう6時台に倉敷を出発 180号の高梁川沿いを走る 倉敷は青空が出ているが高梁にかかるとガスが出てくる 川筋の山に雲海がたなびき 趣のある景観を見せてくれる 6時台というのに道路沿いの気温は26℃を示している 今日は暑くなりそうだ千屋から明地峠にかけて道路工事が行われており片側交互通行 明地峠のトンネルを越えると大山が見えてくるが山頂付近は雲に覆われている
明地峠を降り日野町から181に乗り日野川沿いを走る 魚釣りをしている人をあちこちで見かけた 溝口から県道45に乗り桝水ヶ原を経由して大山寺に向かう まだ早いのか桝水ヶ原は閑散としている だが大山の夏山登山道登山口周辺は車が多い 駐車場も満車で大山寺の下の駐車場に入れる 駐車料金410円