駐車位置10:38−10:49ゴーロ橋−10:52分岐−11:00写真11:09−11:16シャクナゲの峰11:22−11:29休憩小屋11:32−11:36くさり−11:41標高1000m−12:13_三角点12:16−12:23山頂12:43−12:55_500m−13:13標高1000m−13:23標高800m−13:26写真13:37−13:40林道−13:47駐車位置
雪山は終わりこれからは花のシーズン まずイワウチワ咲く那岐山(なぎせん1255m)西仙ルートを訪ねる雪解け水がゴウゴウと流れている渓流沿いを登ってゆく ミツマタが花を咲かせているのを見るとまたここに来たという懐かしい思いがする 西仙コースはイワウチワ・シャクナゲ・サラサドウダンと花のシーズンを狙って登っている これまでの登山記録を調べ 今年の雪の状態を考えながら今日 イワウチワを訪ねてきたのだが果たして咲いているか気になる 林道沿いにミヤマカタバミが清楚な花を咲かせている この様子ならイワウチワも咲いているだろうと期待される
ゴーロ橋から登山道に入り 分岐を尾根コースにとる 渓流を越えて尾根に登って行く 期待される瞬間が近い やはり咲いていました ポツポツと前哨戦がありそして群生している所に出てくる 咲いているとは言え 咲き始めで花数はまだ少ない 蕾もあちこちに見られる 少ないとは言え 花は大きく開き春の季節を満喫しているようだ この辺りでこの花の状態ではこの先はまだ花が少ない可能性があると判断しここでひとまず写真を撮る
そこからくさりのある急登を登りシャクナゲの峰に行く ルート脇には絶え間無くイワウチワの葉が繁っている 花を咲かせているのもあれば蕾もある 高度を上げるとやはり花数は少なくなる シャクナゲの峰に登ると平坦な場所がありイワウチワが群生している カメラをセットし被写体を探す いつもこの斜面にはもっと咲いていたように思うのだが時期がまだ早いのか少ないように感じる 目を上に上げるとコブシが白い花を咲かせている コブシの花も早春の風景だ
シャクナゲの峰から更に登って行く 休憩小屋で渓谷コースと合流する ルート脇にはイワウチワが続く 花がまばらなのは残念だがこれほど咲いていれば多くの人を楽しませてくれるに違いない 休憩小屋から先に進む まだまだイワウチワが続く くさりのある所を過ぎ標高1000mの標柱のある少し手前まで続いている 歩く時間として30分程の道のりにイワウチワが咲いており実に素晴らしい 時々ウグイスの鳴き声が聞こえて来るのも嬉しい
標高1000mを過ぎると花はもう無い 小鳥の声が時々聞こえてくるのを楽しみながら登ってゆく サラサドウダンが群生している所を通ってゆく 昨年は端境期だったが今年はどうだろうなとまだ花芽も出ていない枝を見る この辺りに来るとルートの中央部に雪解け水がチョロチョロ流れている まだ雪が残っている所もある 結構歩き難い ルートを選びながら登って行く
樹林帯が終わると雪は消えルートは乾き歩きやすくなる 眺望が開け滝山への尾根道が見えてくる やがて休憩小屋が見え 三角点ピークに出る
三角点ピークにはもう雪は無い 二組のパーテイが昼食休憩をしておられた 写真を撮り山頂に向う 尾根道も雪は無い 雪景色の残像を思い浮かべながら尾根道を歩くのも楽しい 避難小屋の手前で若い男性の方とすれ違う
山頂に出る 山頂も雪は無い ご夫妻が山頂の標石を背に昼食を取られていた 私も昼食をとり着替えをする ご夫妻はCコースを登りBコースを降りる計画で来られたとの事 先程雪があるので戻って来られた方がいました と伺う Bコースの尾根道にはまだ雪が残っているのを見る事が出来る 先程すれ違った方だな 確か運動靴だったのでそれでやめたのでしょう 雪があるとしてもせいぜい尾根分岐までで大した事はないでしょうと話をしたが どうされたかわからない
山頂からの景観は春霞み状態 雲は無いものの蒜山三座が薄ぼんやりと見える程度 典型的な春の景色だ 那岐山から滝山に続く山並みの北側の斜面にぽつぽつと白いものが見えるが南側の斜面はもう見る事が出来ない
お先に失礼と声をかけBコースの方角に降りて行く 雪が残っているが良く締まっており埋もれる事はない 雪道を楽しみながら降りてゆく この様子だと靴が濡れるから戻ったのではなくルートを見つけるのが困難で戻られたのかも知れない 夏山であれば何ら迷う事はないのだが雪道だと比較的自由にルートをとれどこを歩いて良いかわからない心細さがある 良く見ると足跡らしきもの(今日のではない)があり特に支障なく降りてゆけたが 初めてであれば心配だろう
山頂から500m地点ならびに尾根分岐は雪道 Bコース方面は雪が解け 雪解け水が流れて落ちていた 分岐を直進し東仙コースに向う すぐにAコースとの分岐の標識がありここを左にとる だがここも雪道 夏山であれば明確なルートがありそこを行けば良いのだがルートが読めない これはまいったな 場合によっては戻らないといけないかも知れないと思いながらうろうろする 幸い雪の部分は少なく 少し降りるとルートでない事がわかり他を探す そうこうしているとルートらしきものを見つけそこを降りて行くと標識がありルートと判別する事が出来た もう少し雪が深かったらとても探す事は出来なかったと思う
あとはもう慣れたルート 丸太の階段をテンポ良く降りてゆく 雪が残っている所もあり足元に注意しながら降りてゆく 標高800mの標柱を過ぎ 渓流を跨いで少し登った地点からまたイワウチワを楽しむ事が出来る ルート沿いの斜面にも咲くのだが日陰の為かまだ咲いていなかった ルートを少し入るといつもの場所に咲いているので写真に収める そこから林道までのルート脇にもあちこち咲いていた
林道に出る フキノトウが顔を出し ミツマタが花を咲かす ミヤマカタバミも所々で顔を見せてくれた
いつものように429を走る 旭川沿いの桜が咲き、旭町の三休公園の桜とツツジの花が咲いているのを見上げる事が出来る 今日は5月下旬の気温になるとラジオで放送している 休み乢トンネルを抜けるが山影は霞んで見えない 相当気温があがっているようだ津山の手前で53に乗る 泉山が見えて来る筈だがここからもぼんやりした山影が見えるのみ 日本原ではすでに19℃を示していた
黒尾峠を越え、鳥取側から登山口に向う 那岐山登山口の案内に従い53を左折 すぐにまた左折し道なりに走る 桜が満開だ JR因美線のガードを潜り登山道の案内に従い林道に入ってゆく 案内標識が増えたように思う 新しい林道が出来た そこを交差してすぐ先に登山口がある 登山口の周辺に駐車させて戴く すでに1台駐車