駐車位置10:02−10:12登山口−10:22一合目−10:33ニ合目−10:34_1000m−10:42三合目−10:51四合目−11:01五合目−11:02合流−11:16六合目11:18−11:29七合目−11:38_1500m−11:50八合目11:51−12:09山頂12:48−13:07八合目13:11−13:20七合目−13:28六合目−13:35分岐−13:53元谷−14:05大神山神社14:10−14:28駐車位置
梅雨明けとは言えなかなか青空の日が無い 今日は大山(だいせん1711m)を訪ねる旅館街を抜け夏山登山道に向う 駐車場脇の道路側壁にホタルブクロが群生し咲いている 思わぬ所で出迎えを受ける 夏山登山道を登る 舗装された道の石垣にユキノシタが花を咲かせている 工事用の機材運搬用のレールが敷かれておりルートの整備がなされているようだ
夏休みに入り今日は沢山の人で行列かなと思っていたが人は少なくマイペースで登ってゆける 一合目の標識があり登山道になる 登山道は随分整備されごろごろしていた足場はかなり平坦化されている 二合目辺りでは樹木の根の間を登っていったものだがここも平坦な遊歩道が確保されている こうした処理をする事で樹木の生育や自然保護に役立つならいいが何か淋しい感じがする
五合目辺りまでは花は少ない ヤマジノホトトギスが所々で顔を見せる ヤマアジサイはもう花の勢いはない 五合目を過ぎ少し登ると元谷からの行者コースと合流する その少し先まで工事機材運搬用のレールが敷設されていた
ここを過ぎると樹林を抜け視界が開け花も多くなってくる 六合目の避難所がある展望所に着くまでに ダイセンオトギリ ホソバノヤマハハコ シモツケソウ クサボタン ホタルブクロ イタドリ トリアシショウマなどに出会う
六合目は視界良好 大山三鈷峰から連なる北壁を展望出来る 何回登ってもここに来ると写真を撮りたくなる 一息入れてから登りにかかる ナンゴククガイソウ エゾノヨロイグサ シモツケが顔を見せてくれる 七合目になると更に花が増えてくる ナンゴククガイソウ ホタルブクロ ダイセンオトギリ ホソバノヤマハハコ シモツケソウ シモツケ エゾノヨロイグサが次々と顔を見せ楽しませてくれる 標高1500mの標柱がありもう一息 フウロソウ キュウシュウコゴメグサも顔を出す
八合目に来ると斜面にお花畑が広がる ナンゴククガイソウを中心に シモツケソウが彩りを加え エゾノヨロイグサがアクセントをつけてくれる 少し登って行くと外人の若い女性が景観を眺めていたので挨拶する 花の名前を知っているかと聞くと知らないというのでナンゴククガイソウを教える 長い名前だというのでナンゴクはSouthernCountryの意味だと言うとすぐ理解出来クガイソウを何回も繰り返していた
八合目を過ぎると急登が終わる 急登の終わり辺りでコオニユリが幾つも咲いていた 平坦なルートになったところでダイモンジソウが咲いていた 木道にかかる手前は左手はガレ場になっている ガレ場を覗き込むとホソバノヤマハハコがここは自分達の領分だと言わんばかりに花を咲かせていた ホソバノヤマハハコはガレ場が似合う
木道を行く シュロソウが草原のあちこちに頭を出し広範囲で咲いている このようにシュロソウが広い範囲で咲いているのを見るのは初めてだ ナンゴククガイソウやシモツケソウの群落があちこちで花を咲かせている イヨフウロの群生も見事だ カラマツソウ サラシナショウマ ギボウシなど花を楽しみながら木道を登ってゆく
そして山頂に出る 山頂は思っていたより人が少ない ファミリー登山が多いようで 子供達の姿があちらこちらに見る事が出来る 私の下の子供が幼稚園の時から何回か家族で登ってきた事を思い出しながらほほえましく見守る
私が昼食休憩をとって休んでいたすぐ隣の方も親子で登って来られていた デジカメの写真機を持っておられたので 撮りましょうかと声をかける 電池が切れて撮れない このような場合デジカメは困るは との事だったので 私のカメラで撮ってあげましょう メールがあるなら送れますからと話す メールはあるとの事だが遠慮された 話していると娘さんと一緒に山頂まで来たのは今日が初めてとの事がわかり それなら遠慮せずに撮らせてください と 写真を撮り 例のとおり私のホームページの検索の仕方を説明する 暫く話をしているとガスが出て来る 今日は夕方は崩れるという予報だから早めに下山された方が良さそうだと話す それではお先にとお二人は下山された
昼食をとり 三角点まで足を伸ばす ガスに半分隠れている剣ヶ峰の景観をカメラに収め山頂に戻る 山頂では幾組かの家族の記念写真のシャッターを押してあげることが出来た
下山する カメラのレンズを花バージョンにし三脚にマウントし登る時に目星をつけた花や景観を撮りながら降りてゆく 下山途中で先に下山された親子を追い抜いていった 気をつけてねと声をかけ先に行く
六合目からの北壁の景観はガスがかかり視界はきかなかった
分岐を行者コースにとり降りてゆく 昨年敷設されていた工事用レールは撤去され 木道が整備されていた 登山道というよりアスレチックフィールドを歩くような雰囲気だ 鬱蒼としたブナ林の景観の中にこの構築物が馴染むには相当の年月が必要なように感じた 花はソバナ ヤマジノホトトギス ヤマアジサイが咲いていた
元谷に降り元谷から大神山神社へ ここのルートもすっかり整備されていた
車に戻り 車を走らせて10分程してから雨が降ってきた
その日の内に山頂で出会った方からメールが届く 数日して写真の現像が出来たのでメールに添付して送信する 大変喜んで戴けた お礼のメールの中に娘は「山では、みんな仲良しになれるからおもしろい」といいます。と記載されていた 私にとっても楽しい思い出となった
午後には天候がくずれる予報であり早目に出発する 川辺橋は比較的順調に走り抜ける 高梁の入口で流れが悪くなるも2,3回の信号待ちで抜ける その後は順調に走る 新見 千屋 そして明地峠を抜け鳥取県に入る日野川沿いを走る温度表示が10時前だと言うのに34℃を示す 溝口から舛水ヶ原に向う 舛水ヶ原は29℃と幾分涼しい 大山寺の旅館街を抜けた道路脇の空地に停める