駐車位置10:06−10:15登山口−10:25一合目−10:35ニ合目−10:44三合目−10:52四合目−11:01五合目−11:02合流−11:14六合目11:20−11:29七合目−11:46八合目−12:00山頂12:46−12:59七合目−13:03六合目−13:10分岐13:13−13:17写真13:25−13:33写真13:40−13:45元谷小屋=13:54遭難碑14:08−14:14元谷−14:20下宝珠登山口−14:27大神山神社−14:44駐車位置
全国的に快晴の予報 今日は大山(だいせん1711m)の紅葉を楽しめるだろう登山支度をして先ほどの行列を追う 烏天狗だろうかお面をつけ白装束の方がおみくじとお餅を配っており 私も戴く 行列の前の方に小学校前の子供が稚児衣装を着てお母さんに手を引かれ並んで歩いている 帰宅してインターネットで調べてみると大山紅葉まつりで今日24日はそのメインイベントの稚児行列があると記載されていた 全く予想していなかったお祭に出会い実に幸先が良い
夏山登山道を登る ツリフネソウがまだ咲いていたが勢いは無い 花はもう終わりだ 一合目の表示のある辺りからブナ林となり 紅葉した木々を見る事が出来る 幸い太陽光線が射し込み紅葉した葉が輝いて見える 下草も黄色く紅葉している 宝珠越えルートと太陽の角度が違い 下草の紅葉は山影になってしまっている 木々の間から宝珠越えの尾根が見える 実にきれいに紅葉している
ブナの紅葉に混じってナナカマドが顔を見せる 赤い実をたわわに実らせ葉も紅葉している 五合目辺りまで登るともう落葉しており 赤い実だけが残っている
四合目のところで 今日は滅多に無い好天気 もう少し登れば眺望の良いところに出られるからと休んでおられる方に励ましておられる方がいた この辺りに来ると休憩をとられている方が見られる
六合目の眺望の良い場所に出る 本当にいい天気だ 紅葉した宝珠越えの尾根を前にして大山三鈷峰から大山北壁に連なる壁がそそり立ち 三鈷峰の後方には甲ヶ山から船上山に連なる尾根が見える 大山北壁には白いものが見える 近くで話をしているグループの話を伺っていると すでに登って来られたようなので 白いものは雪かと伺うと樹氷だ 雪もあったが下山時は融けていた こんな時期に樹氷を見られるとは思わなかった 実に美しかった 早く登らないと融けてしまうよとの話であった それではとお礼をいい登ってゆく
六合目を過ぎると樹林帯は無くなる 下を振り返ると元谷方面がきれいに色づいているのが見える 下山は元谷に降りよう また 大山北壁の樹氷もだんだんと近づいてくる 下山してくる人も結構多い ルートを譲ったり譲られたりしながら登ってゆく
八合目を過ぎ木道にかかる手前は雪解け水なのだろう水がたまりぬかるんでいる ぬかるみをよけながら進み木道に出る 木道の日陰の部分に雪がまだ残っていた 降りる時は滑らないよう注意が必要だ そして山頂に出る 山頂は結構な賑わい 幸いまだ太陽の日が射し込んでいるのでその足で弥山三角点に向う
ロープが張ってありこの先危険の表示がある ロープをかいくぐり三角点に出る お2人の方がそこで昼食をとっておられた 三角点から見る剣ヶ峰の景観は素晴らしい 痩せ尾根の稜線が続き 南北が急な壁になっている 北壁には雪が残っているのだろう白いものが見える 右手奥には烏ヶ山が 左手には大山三鈷峰 その先に矢筈ヶ山 甲ヶ山が見える 三角点に立ちこれらの山並みを背景に記念写真を撮る
私に続くようにして登って来られた方が同じようにして三角点のところに来られ 挨拶を交わす 出雲の方で 月1で三鈷峰か大山を登ぼられているとの事 私同様大山より三鈷峰を登る頻度が多いと話されていた 砂すべりの情報を交換したり話がはずむ そうこうしているうちにこれまで射していた太陽光線が雲が出て遮られ急に冷え冷えとしてきた これまで気がつかなかった風が冷たく感じられる 話をしていた方がお先にと下山する 私もその後を追うように三角点から山頂に向う
かげってきて冷たくなってきた為か賑わっていた山頂は急に人が少なくなった 山頂の碑の前でゆったりと記念写真を撮り 私も下山する
下山は早い 足場を確認しながらとんとんと降りてゆく 先に降りてゆく人達を何人も抜いてゆく 六合目を過ぎ五合目手前の元谷ルートへの分岐を右にとる また太陽が出てきてきれいな紅葉が展開する あれ? カメラの電池が切れた 予備の電池を準備しておいて良かった 電池を入れ替える その間に太陽が隠れてしまう 太陽は出たり隠れたりし太陽光線の加減で紅葉の輝きが微妙に変化する 太陽の輝きの中に美しい紅葉を垣間見るとそれをなんとかカメラに写そうと太陽の現れるのを待ったりしながら紅葉を楽しみ下山してゆく
元谷方面に降りてゆくにつれ紅葉が美しくなる 色が輝き 太陽光線がふりそそぐとまさにステンドグラスを通して輝きを見るようなもの 下山される方から写真コンテストに出すのですかと問われた 大山紅葉まつりにはそうした企画もあるようだ
元谷が前面に見えてくる 宝珠山越えの尾根が輝く その後に大山三鈷峰のピークが顔を出しなかなかの景観 そうだ 砂すべりの遭難碑のところまで行ってみよう 元谷小屋の前のガレ場を通り 遭難碑に向う
見事に紅葉した木々だ 今度はフィルムが無くなり入れ替えている間に太陽光線が雲に遮られ 美しい紅葉も輝きを失う 待つこと14分 太陽が顔を出してくれなんとか写真に収める事が出来た
その後は元谷に降り 自動車道を下宝珠越えの入口まで行く ここもブナの紅葉がいいところだが生憎太陽が隠れてしまったので期待していた輝きを見る事は出来なかった そこから大神山神社に出る 神社から金門を経由して大山寺に降りてゆく 金門も紅葉の名所の一つではあるが太陽光線も無く今一であった
帰路にラジオで大山初冠雪のニュースを聞く 例年より7日早いとの事
川辺橋の渋滞を避け429経由で総社に向かい、180に乗る 寒くなると車が増えるのか日羽の手前と高梁市街地入口の渋滞に遭遇する 土日の休日とは車の流れが全く違う 道路脇の温度表示はついに5℃とか4℃と一桁になってきた空は抜けるような青空 雲一つ無い晴天 高梁市街で発生するガスもいつもより少なく新見の手前で消える 気温が下がっているので太陽が出ている時とかげっている時では車内温度が随分と違う 山陰地方もこのような天気であるようにと願う
明地峠に近づくとやはり雲が出てくる それでも青空の部分が圧倒的に多い トンネルを抜けるとやはり雲がぐんと増える それでもまだ青空の部分が多そうだ 大山の山頂には雲がかかているものの雲は流れており山頂は見え隠れしている すっきりした天候でくっきりとした山並みを見る事が出来る
日野川沿いを走る 大山や烏ヶ山の山並みを国道から確認出来る あれ? 山頂が白い? 走っている途中なのでちらっとしか見ていない ひょっとすると降雪があったのかも知れない 雪が積もっていると今履いている穴の開いた靴ではまずいなと思いながら車を走らす
溝口で左折し舛水ヶ原を目指す 正面に大山が見える 山頂は白くない これなら大丈夫だ
舛水ヶ原に出る 紅葉のシーズンであり車がいつもより多い 道路脇に車を停め黄色く紅葉している山肌をカメラに収める 舛水ヶ原の気温は11℃ 太陽の日差しが心地良い
大山循環道を走り 大山寺の旅館街に入ると何やら行列が並び動き出そうとしている その脇を抜け その先の道路脇の空地に駐車する