那岐山



標高 1255m    難易度 ☆☆     登り87分(西仙コース) 下り48分(東仙コース)   鳥取県
倉敷からの距離   119Km        登頂日 2004/06/04   ガイドブック  F写真 音訳日記削除

駐車位置9:37−9:49ゴーロ橋−9:50分岐(渓流コース)−10:07渓流5回目−10:12休憩小屋−10:21標高1000m−10:23落花−10:32写真10:38−10:46写真10:49−10:57写真11:05−11:11_三角点−11:19山頂11:44−11:51_500m−11:54分岐−11:56サラサドウダン−12:09林道−12:17標高800m−12:24林道−12:32駐車位置

登山
 先日爪ヶ城を訪ねサラサドウダンの花が咲いているのを見つけた 那岐山(なぎせん1255m)の西仙ルートはどうだろうかと気になり訪ねる

 渓流の音を聞きながら林道を登って行く ミヤマヨメナ ミズタビラコ コガクウツギが所々で顔を見せる

 ゴーロ橋から山道に入る すぐに分岐がある いつもは尾根コースを登るのだが、尾根コースのイワウチワやシャクナゲは終わっているので、今日は久々に渓流コースを登る事とする ルートに花が咲いている事を期待しながら登って行く 期待に反して花は少ない 所々にミズタビラコ ミヤマヨメナ コガクウツギ キケマンが顔を見せる 渓流を何回か渡る ルートがわかり難い所があるがルートを外さないよう渓流沿いを登って行く 5回目に渓流を渡った地点から右手斜面を登って行くと尾根コースと合流し休憩小屋に着く 標識に渓流コース1100m 尾根コース1000mと記載がある 渓流コースの方がわかり難い所があり距離もある 花もあまり咲いていないので尾根コースの方を登る方がおすすめである

 休憩小屋からなだらかなルートとなり足も進む ウグイスやホトトギスなど小鳥の声が聞こえエゾハルゼミの鳴き声も聞こえてくる 標高1000mの標識を過ぎた地点でサラサドウダンの花がルートに落ちているのを見つけた 上を見上げたが咲いている花は見つけられなかった

 陽射しが射しこみ 緑が美しい 高度をあげドウダンツツジの群落に入る イメージしていた花の群落はここには無い でもついにサラサドウダンが咲いているのを見つけた なんとか花を写真におさめる事が出来たものの随分と難しい花だ 2001年に出会った花の群落にそれ以降再び見る事が出来ない サラサドウダンの樹林を抜けると三角点は近い

 三角点ピークから尾根道を山頂に向う 尾根道にもサラサドウダンの樹があるが花を咲かせていない ヤマツツジも咲き出しているが元気がない 今年はツツジ科は元気がない 山頂に登る斜面にはアカモノ ニガナが咲いていた

 山頂に出る 誰もいない 記念撮影をしたり昼食をとり休んでいると女性1人を含む3人のパーテイーが登って来られ挨拶を交わす 西仙ルートを登りサラサドウダンを狙ったがダメだったと言うと今年はどこも良くないと話しておられた ルートの事を問われたので東仙ルートを降りる 周回出来るルートで車の所に戻れると説明する 少し話しをした後、お先にと失礼する

 尾根道を降りてゆき500m地点を過ぎ、Bコースへの分岐を右に見て Aコースとの分岐を左に行く この辺りはタニウツギが多い ルートにサラサドウダンの花が落ちていたので見上げると花が咲いていた 木の数は少ないが咲いているのを見つける事が出来た

 ルートをテンポ良く降りてゆく 黒尾峠に行く林道を斜めに横断してまた山道を降りてゆく コガクウツギが花を咲かせており その芳香が漂っていた イワウチワの葉を見ながら丸太の階段をトントンと走るようにして降り林道に出る

 林道を降り駐車していた場所に向う 驚いた事に道路にシートを敷いて女性2人が寝ている こんな所で寝ているとは!? もっと休むにはいい所があろうに 起こすのは可哀相なので迂回する道があるのでそちらで帰ることとする エンジンをかけたら起き上がっておられた


アプローチ
 429を走り 津山の手前で53にのる 先日訪ねた爪ヶ城から滝山・那岐山に連なる山並みを左手に見ながら53を走る 黒尾峠を抜け鳥取県に入る 温度表示は23℃ 今日は気温が30℃近くになるとの予報

 那岐山登山道の案内を左折し登山口に向う 因美線のガードを潜り案内標識に従って左折 あとは道なりに林道に入ってゆく 要所要所に案内標識がある 登山口に駐車する 今日は1台も駐車していない