駐車位置9:43−9:53登山口−10:05一合目−10:07_900mH−10:16ニ合目−10:17_1000mH−10:24三合目−10:33四合目−10:42五合目−10:44分岐−10:56六合目11:00−11:11七合目−11:20_1500mH11:21−11:32八合目−11:35花11:37−11:58山頂−12:00三角点12:40−12:42山頂12:46−12:56花12:59−13:03花13:06−13:08八合目−13:18七合目−13:23六合目−13:30分岐−13:43元谷−13:48自動車道−13:55宝珠山登山口−14:16県道−14:19駐車位置
梅雨の中休みか良い天気が続いている 今日は大山(だいせん1711m)を訪ねる旅館街を抜けてゆく ギボウシ シモツケ ニシキウツギ ユキノシタが花を咲かせている キケマンが石垣の隙間から顔を出している 大山寺橋から大山北壁から三鈷峰に繋がる凛々しい山並みがくっきりと見える 橋を渡り駐車場の横の石段から夏山登山道に向う アカショウマ サワフタギ ヤマアジサイが顔を見せる ウリノキが変った形の花を咲かせている 黄色の小さな花はコナスビのようだ ニガナ ヤブデマリが顔を見せる 石垣にユキノシタが花を咲かせ ここにもウリノキが顔を見せる ミヤマヨメナが日影にひっそりと咲いていた
一合目を過ぎた地点でもコナスビが咲いていた 標高900mを示す標識のすぐそばでササユリが一輪咲いていた 今年初めてのササユリだ ブナ樹林の中を登って行く エゾハルゼミの大合唱である 太陽の陽射しを受け心地よげに鳴いている 花は少なくニガナがぽつぽつ 枯葉を押しのけギンリョウソウが顔を見せていた
三合目 四合目と蝉時雨は続く 四合目を過ぎた地点でカッコーやコゲラ ヤマバトなどいくつもの小鳥の声が聞こえてくる 蝉の声が幾らか遠くなったようだ
五合目を過ぎ少し登ると行者コースへの分岐がある 帰路はここを降りよう 分岐を過ぎるとブナ樹林は少なくなる ナナカマド ヤマアジサイが花を咲かせ シモツケが花芽をつけていた そして六合目に出る
六合目の景観はいつ見ても飽きない 三鈷峰から繋がる北壁が聳える 足元にはナナカマドが花を咲かせていた
六合目からは日影が無い 太陽の陽射しを浴び 汗をたらたら流しながら一歩一歩登って行く 1500mHの標識を過ぎたところでダイセンクワガタが一塊になって花を咲かせていた 八合目まで登ると一息入れる事が出来る おや? 足元に変った花が咲いている なんだろうと腰を落とし見ようとしたら先に登っておられた方がこちらにオダマキとイワカガミが群生していますよと声をかけて戴く そうか、これがダイセンオダマキだ! 初めて出会う 黄色のおだまきの部分を赤紫の花弁でいとおしむように囲い 実に可愛らしい 斜面には幾つも花を咲かせていた 蕾も幾つも膨らませていた ダイセンオダマキにばかり気にとられ イワカガミがどうだったか記憶に残っていない
花を楽しみ教えてくれた方にお礼を言い先に行く 木道の工事が行われており迂回するよう案内が出ている 少し下り ダイセンキャラボクの群生地を左に巻くように迂回して登って行く マイヅルソウ イワカガミ アカモノ ウマノアシガタ ダイセンクワガタが花を咲かせていた
山頂にはざっと15,6名だろうか 結構賑わっている その足で三角点に向う あちらににも行けるようね あそこに休んでいる人がいるなどと話している声が聞こえてくる 三角点に出ると男性お1人が休んでおられた 話していると東京から出張で来て、用事が済んだのでこんな姿で登ってきたと普通の靴で登っておられた 剣ヶ峰に人影がいますねと話すと15分で登って行かれた 時間があればと残念そうに話しておられた ご一緒に記念撮影をする
その方はお先にと降りて行かれた 三角点の周辺を見回すと南壁のガレ場にダイセンクワガタがあちこちに固まって咲いていた 北側の斜面にはナナカマドが花を咲かせ 足元にはマイヅルソウが咲いていた 白い小さな花が咲いていたが名前はわからない
休んでいると 男性の方が登って来られた シャッターを押して欲しいと依頼され対応する 東京から来られた由 梅雨時なのにいい天気が続きますね 東京からだと交通の便が良いのであちこち登っています 今日は遅くの便を予約しているので温泉にでも浸かってゆっくりしてゆきますと話しておられた
今度は私がお先にと山頂に向う 先ほどいた人は嘘のようで山頂にはほんの数名 山頂からの景観をカメラに収め 下山する
下山は登ってきたルートを降り 六合目を過ぎ 分岐を行者コースに向けて降りてゆく 行者コースは丸太の階段のルート 急斜面であり足を踏み外さないよう留意して降りる テンポ良くとんとんと降りてゆくとあっと言う間に元谷に降りてしまう 途中花は咲いていなかったようだが、足元以外見ていなかったようにも思う
元谷まで降りるともう着いた気持ちになるが そこから結構距離がある いつもは大神山神社を経由するのだが、今日は中の原を経由する事とし自動車道を降りて行く 静寂山へのルートを中の原に降り県道に出る あとは自動車道を降りる 所要時間は約30分で大神山神社経由とほぼ同じであった
7時前に倉敷を出発 朝の混雑の始まる前で順調に川辺橋を抜ける 総社から180に乗り 車の流れに乗って 高梁を過ぎる 高梁の市街地を抜けると車は少なくなる 新見 千屋を抜け明地峠のトンネルを越えると鳥取県 今日は大山が良く見える 色ははっきりしないが輪郭は明瞭で凛々しい姿を見せてくれる日野町から181に乗り 日野川沿いを走る 大山から烏ヶ山につながる山並みが前方に見え隠れしている 日野川沿いの温度計は早くも27℃を示していた 今日は30℃を超える予報 暑くなりそうだ
溝口から県道45に乗り桝水ヶ原を経由して大山寺に向う 枡水ヶ原は23℃と幾分気温が低い 大山循環道にはヤマボウシ サワフタギの白い花が目立つ ヤマボウシは標高400m地点では色が随分褪せていたがここまで来ると活き活きとしている 標高の違いがわかる
大山寺の旅館街を過ぎた駐車スペースに駐車させて戴く