駐車位置10:18−10:30ゴーロ橋_2.7Km−10:46シャクナゲの峰10:48−10:56休憩小屋−11:00鎖−11:05標高1000m−11:16サラサドウダン11:21−11:37サラサドウダンここまで−11:43_三角点−11:53山頂12:19−12:26_500m−12:28分岐−12:35標高1000m雨対策12:38−12:40分岐−12:48標高800m−12:55林道−13:03駐車位置
サラサドウダンの時期 今年はどうだろう那岐山(なぎせん1255m)の鳥取側西仙コースを訪ねる車のドアを開くと早速ウグイスや小鳥の声が聞こえてくる 登山支度をして出発しようとしていると男性の方が来られて西仙ルートはどちらを行ったら良いかを訪ねられ説明する 林道の斜面にコガクウツギ タニウツギが咲いている 渓流の音を聞きながら登ってゆく ミヤマヨメナがところどころで顔を出す ミズタビラコも咲き出した
ゴーロ橋から山道に入ってゆく ホウチャクソウが顔を見せる 渓流を渡り尾根コースを登って行く ギンリョウソウが顔を見せたが花はほとんど見られない ここはイワウチワの指定席のようだ 鎖がある 鎖に触れる事なく登って行ける 手がかりになる根は沢山の人が握っているのだろう つやつやとしている 触れた時の暖かみが伝わる また石に触れる感触も良い 金属と違うざらざらしたところが良い そしてシャクナゲの峰に出る
ルートを行くと足下にサラサドウダンの花が落ちているのを見つける 上を見るとサラサドウダンの花がびっしり サラサドウダンはルート上所々顔を見せる コガクウツギも白い清楚な花を咲かせる 休憩所があった場所にもサラサドウダンが咲いている
そこからしばらく緩やかな登り ここにも所々サラサドウダンが咲いている 9名のグループが小休憩だろうか賑やかに話しておられた 今日はと声をかけながら抜けて行く 今日は小鳥の鳴き声を収録しようと思いボイスレコーダーを持ってきた 標高1000m付近でホトトギスやカッコーの鳴き声が聞こえてきたので登りながら収録する
標高1000m地点から10分少々登った地点からサラサドウダンの群落にかかる カメラのレンズを変更 三脚をセットし花の撮影を楽しみながら登って行く 4年前にここで出合った感動を新たにする どの木も溢れる程の花を咲かせている ルートはサラサドウダンの花のトンネル 木々の隙間からルートの奥を見てもサラサドウダンの群落 ベニドウダンも一本だが花を咲かせていた
ここはドウダン並木と書いた標識があったサラサドウダンの群生地 15分余り隙間無く続くサラサドウダンの並木を感動しながら登って行く サラサドウダンの並木が終わると笹原が広がり 三角点ピークが間近 登っている人と降りてくる人が声を交わしている 降りて来られるのは6名グループで東仙ルートを登り西仙ルートを降りているようだ どちらもサラサドウダンが素晴らしいと声を交わしている 自分達が見たものが一番というようにこちらも良かった 一番ではないかといいあっている こっちはトンネルだよ と西仙ルートを登ってきた人が言葉を返していた お互いにそれは良かったと美しい花に出会えた喜びを共有すれば良いのにと思った
サラサドウダンの並木を過ぎた地点で太陽が翳り、雲が出てきた ここまで花の群落を楽しむ事が出来た事を喜び 三角点に出る 三角点では何組かのパーテイーが休んでおられた 足を止めることなく山頂に向う
山頂に向う尾根道にはニガナ サラサドウダン アカモノ ヤマツツジ ミツバツチグリ タニウツギなどの花に出会った 避難小屋手前の岩場にヤマツツジが花を咲かせていたのでルートをそれ花の写真を撮る 遠くからカッコーに混じりエゾハルゼミの鳴き声が聞こえてきた
山頂にも沢山のパーテイー 多くの人がサラサドウダンを狙って登ってきている 役場の方にサラサドウダンは4年毎に花を咲かせ 今年は花が咲く年で今が見頃であると聞いて登ってきました とも伺った そう言えばサラサドウダンの花に感動したのは4年前の2001年だった すると次は4年後の2009年という事となるのか
突然空模様がおかしくなり遠くからごろごろと雷の音が聞こえてきた 急いで下山の支度をして山頂を後にする 山頂から下山ルートの分岐にあたる尾根道ではレンゲツツジ サラサドウダン タニウツギが花を咲かせていた 尾根分岐から東仙ルートを降りて行く 小雨がぱらぱらと降り出した 標高1000mの辺りで持っていたカメラをリュックに入れ雨に濡れないようにして階段をとんとんとんとテンポ良く降りて行く
東仙ルートから登ってきた人がこちらも良かったと話していたが 急いで降りてきた為かどこに咲いていたか解らなかった しいて言えば尾根ルートに咲いていたがその事だったのだろうか 標高800mの前後にコガクウツギがひっそりと咲いていた
林道に出た時までに雨はやみ 時折太陽が顔を出していた 渓流沿いにはタニウツギ コガクウツギ ミズタビラコ フウロケマン ニガナが花を咲かせていた
車を駐車していた近くにふるさと林道因美線と書いた大きな案内図が掲載されており その案内図にシャクナゲとドウダンツツジの群生地が紹介されていた それにはドウダンツツジは西仙ルートの山頂付近と紹介されていた
帰路 加茂川付近で大雨に出会う ワイパーをフルパワーで動かしても見にくい状況だった 短い時間ではあったがこんな雨に山の中で遭遇せずに助かった
青空の下429を走る 沿道の緑はすっかり濃くなってきた 足守・加茂川・旭町と抜けてゆく 旭川ダムの水位はこの所低い状態が続いている 休み乢トンネルを抜ける 今日は山並みは見えないラジオで天気予報が流れる 前線が不安定で昼頃から夕方にかけ所により雨または雷雨との事 降水確率もかなり高い数値だった この様子だと降られるかも知れない 状況によっては滝山まで足を伸ばそうかと考えていたが 出来るだけ早く降りてこよう
津山の手前で53号に乗る 津山市内を抜け 黒尾峠を越えて鳥取県に入る 那岐山登山道の案内を左折し登山口に向う 因美線のガードを潜り案内標識に従って左折 あとは道なりに林道に入ってゆく 要所要所に案内標識がある 登山口はすごい車 登山口手前の林道沿いに駐車させて戴く こんなに車が駐車しているのは初めてだ きっとサラサドウダンがいい時期なのだろう 期待が高まる