大山

標高 1711m    難易度 ☆☆    登り123分 下り77分 鳥取県
倉敷からの距離   145Km        登頂日 2005/07/20  ガイドブック  写真 山の音

下山駐車場9:41−9:52一合目−10:04ニ合目−10:14三合目10:15−10:25四合目−10:35五合目−10:36分岐−10:50六合目10:53−11:05七合目−11:27八合目−11:48山頂−11:51三角点12:15−12:18山頂12:30−12:43八合目−12:56七合目−13:04六合目13:06−13:15分岐−13:16五合目−13:20四合目−13:26三合目−13:34二合目−13:41一合目−13:49駐車場

登山
 18日、中国地方は梅雨明け 天気が安定してきたので早速大山(だいせん1711m)を訪ねる

 登山口から石段を登って行く ユキノシタがまだ花を残しているが勢いは無い ヤマアジサイが顔を見せる 石段を終え少し登ると一合目 ブナ樹林帯の中の登りとなる エゾハルゼミの大合唱を期待してきたもののエゾハルゼミのピークが過ぎたのか、天候の加減なのか聞こえてくるものの勢いがない エゾゼミだろうか違うセミの鳴き声も聞こえてくる 山の音を収録しながら登って行く

 大山は登山者が多い 何人もの方とすれ違う 子供連れの方とも出会う 親より子供の方が元気だ 私の若い時の姿とダブル

 五合目を過ぎ少し登ると 行者コースと合流する 合流点を過ぎた辺りからナンゴククガイソウやシモツケ ヤマジノホトトギスなどが顔を見せる ナンゴククガイソウが咲いているのは嬉しい

 六合目で一息入れる 大山三鈷峰から北壁にかけてガスがかかりいつもと違う風情だ 矢筈ヶ山の方はぼんやりとしている 写真を撮りすぐに登りだす

 高度を稼ぐにつれ花が増えてくる ナンゴククガイソウが群生し楽しませてくれるヤマジノホトトギス シモツケ ホソバノヤマハハコ ダイセンオトギリソウなどが顔を見せてくれる 七合目を過ぎた所でポカリスエットの大箱4ケースを背負って登って行かれる方を目撃する 一歩一歩慎重に歩を進めている 大山ではこうして人力で荷を運んでいるのかと頭が下がる

 八合目を過ぎると急な登りは一段落 木道を登って行く シコクフウロ シュロソウ カラマツソウ エゾノヨロイグサなどが顔を見せる 花を楽しみながら木道を登り山頂に出る

 山頂では何人もの方が休んでおられた その足ですぐに三角点に向かう 三角点には今日は誰もいない のどの渇きをいやしながら山頂の景観を楽しむ ガスがかかり剣ヶ峰は半分隠れており烏ヶ山の方は見えない 周辺を見回すと シモツケ ホソバノヤマハハコ クルマバナ ヤマアジサイ ナンゴククガイソウ エゾノヨロイグサ ノアザミを見つけた エゾハルゼミの鳴き声が聞こえ収録する 果たして北壁の壁にブナ樹林があるのだろうか?

 昼食を終え 山頂に向かう まだ何人も休んでおられる カメラのシャッターを押してあげたり 何気なく話しを聞いていると神奈川県から夜行バスで来られ 夜行バスで帰ると話しておられるのを耳にする なんと女性の方だ パラパラと下山して行くので私もお先にと下山する 下山は同じルートを戻る 行者コースを狙おうかと思っていたが 団体さんが行者コースを降りているので遠慮しそのまま夏山ルートを降りる

 一合目付近のエゾハルゼミの鳴き声は登りの時よりも下りの時の方が元気が良かったので山の音にはこちらを掲載した


アプローチ
 7時前に倉敷を出発 順調に川辺橋を抜ける 総社大橋を避けて工業団地から川沿いを走り180に抜けようとしたが道を間違いロスをする 180に乗ってからは車の流れに身を任せ、高梁 新見と過ぎる 新見を過ぎた所で大型車から解放され景観を楽しみながら180を北上する

 明地峠を抜け鳥取県に入る 今日は大山を見る事が出来ない 峠の下りで道路工事が行われており片側交互通行 たっぷり待たされた 高尾で181と合流 日野町から180と別れ181を走る 沿道からいつもは見える山並みは今日は見えない 日野川沿いの温度表示は早くも32℃を示す

 溝口から県道45に乗り桝水ヶ原に向かう 溝口インターを過ぎた地点で正面にガスに覆われた山頂を見る事が出来た 桝水ヶ原の温度表示は26℃ 大山循環道を走り下山(しもやま)駐車場に入れる 駐車場にはスキーシーズンまで無料と張り紙がしてあった ありがたい事だ 駐車場にはかなりの台数駐車していた