大山

標高 1711m    難易度 ☆☆    登り108分 下り92分 その他49分 鳥取県
倉敷からの距離   146Km        登頂日 2005/11/01  ガイドブック  写真 山の音

駐車位置9:43−9:54一合目−10:04ニ合目−10:14三合目−10:24四合目−10:34五合目−10:35分岐−10:47六合目10:52−11:02七合目−11:20八合目−11:36山頂−11:39三角点11:57−12:00山頂12:02−12:12石室12:15−12:25八合目−12:33七合目−12:38六合目12:55−13:01分岐13:03−13:26元谷=周辺散策=元谷14:15−14:28大神山神社−金門−14:45駐車位置

登山
 10/21に訪ねた時は紅葉がやっと始まった所だった 頃合を見て再度、大山(だいせん1711m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 紅葉は真っ盛り 太陽の陽射しに紅葉した木々の葉が輝き まさにステンドグラを見るよう 上を見たり 振り返ったりあちこちをきょろきょろ見回し、紅葉した木々の美しさを堪能する 三合目付近に来ると下草まで黄色く紅葉し下から上まで彩りに包まれる 四合目 五合目と登って行くと更に彩りが鮮やかになってくる 樹間から紅葉した宝珠山から三鈷峰に連なる山並みが見えてくる いい色に紅葉している

 五合目を少し登ると、行者コースと合流する 合流地点から元谷を見下ろす事が出来る 彩りが鮮やか 帰路はこちらを降りよう

 六合目の展望台からは三鈷峰から連なる大山北壁を一望出来 裾野に広がる紅葉を楽しむ事が出来る 北壁は逆光になるので下山時にでも撮影しよう ナナカマドは赤い実をたわわに実らせ紅葉に彩りを加えてくれる

 六合目で写真撮影を楽しんでから山頂を目指す 登るにつれ三鈷峰から北壁に連なる山並みの角度が変わり 何枚かカメラに収める 登ってきたルートを振り返ると紅葉の帯が広がっているのを見ることが出来る 七合目から八合目辺りには霜柱が出来ていた 夜間はかなり冷え込むようだ

 八合目を過ぎ 木道を登る 今日は直登ルートの工事は終わっており登って行けた 山頂には何名かいたがその足で三角点に行く 三角点にも数名の方が景観を楽しんでおられた 周辺の山々はくっきりと見える 三瓶山と思われるシルエットまで確認する事が出来る 写真撮影と昼食をとり下山する

 下山は木道を石室のある方角にとる 石室辺りから枡水ヶ原方面に降りている人を見かけた ここを下山出来るのだろうか?

 登りと違い下りは楽だ 適度な落差があるのを飛び降りたりしながらテンポ良く降りて行く 六合目で再度景観を楽しむ 外人の女性が1人休憩していたので声をかける オーストラリアの女性で1人で登って来られたとか 広島で3年程仕事をされたが今回は観光で来られ 富士山や旭岳にも登って来られた オーストラリアでは登山をした事が無いなど久々の英会話を楽しんだ 一緒に写真を撮り、メールアドレスの交換を行った 写真が出来てから、一緒に撮った写真と共にその日に撮影した写真を何枚かYahooのフォトアルバムで送った こんな出会いもあるのだなと愉快に感じる その方はこれから登るとの事で先に登って行かれた 私もすぐに下山する 五合目手前の分岐を行者コースに降りて行く ブナ樹林の紅葉が素晴らしい 太陽光線を受け輝きを増している 写真撮影を楽しみながら降りて行く

 降りた所が元谷でありここからの紅葉もまた良い 谷のガレと紅葉の色彩とが調和している 何人かの方が三脚をセットし写真撮影をされていた ここから砂すべりの下山ルートにある遭難碑の所まで登ってみようとガレ場を登る いつもは降りてくるのだが登るとなるとどのルートなのか判らず ここかなと思って入った所が違っておりヤブ漕ぎもどきをやったりしたが結局目的の場所に到達出来ず断念した それでも元谷の紅葉を楽しむ事が出来た

 元谷からは大神山神社を経由するルートを降りる コマユミの小さな実がルート上あちこちで顔を見せてくれた また サワフタギの実もあった 神社ではナナカマドの木が何本もあり 赤い実をたわわに実らせていた 神社から金門を経由したが金門での紅葉は太陽の光が山影に遮られており今一であった


アプローチ
 雲ひとつ無い快晴の下、車を走らせる 高梁川の川面にはもやが立ち冷え込みが厳しかったことが伺える 総社で180号に乗る手前の温度表示は5℃とかなり気温が下がっている 高梁市に入る手前でガスが出て青空が消えてしまう そして新見を過ぎ青空が現れる いつものパターンだ 新見の温度表示は5℃ 千屋も5℃と太陽が顔を出していてもまだ気温があがっていない

 明地峠を越え鳥取県に入る 大山がくっきり見え 裾野に雲海が広がる 展望所の駐車場に車を入れ 写真を撮る 雲海は見ている間にどんどんと消えていった 間一髪 素晴らしい景観を見る事が出来た

 日野町で181に乗り日野川沿いを走る 沿道からも大山から烏ヶ山に連なる山並みを見る事が出来る ひょっとしたら山頂は冠雪しているかと思い冬用の登山靴を準備してきたがどうやらそれは不要のようだ 溝口で県道45に乗り、枡水ヶ原に向かう 枡水ヶ原の温度表示は16℃ さわやかな気温だ 大山循環道はナナカマドが赤い実をたわわに実らせ ブナの紅葉も進んでいた 夏山登山道入口にある下山駐車場に駐車させて戴く