道の駅10:25−10:36登山道入口−10:38駐車場−10:46上の駐車場−10:50登山口−10:53分岐−11:05林道−11:10森林ガイド板−11:43大神岩11:46−11:57_1.1Km11:58−12:10八合目−12:30三角点12:32−12:43山頂12:57−13:07三角点13:11−13:18八合目−13:24_1.1Km−13:29大神岩−13:44ガイド板−13:46林道−13:53分岐−13:55登山口−13:57上の駐車場−14:02駐車場−14:13道の駅
今日は新年初登山を例年通り那岐山(なぎせん1255m)を狙う 今年は雪が多い、果たして山頂に立てるだろうか輪カンジキをリュックにセットして出発する 自動車道は解けた雪が凍結してつるつる 濡れていない路面や雪が積もっている所を選びながら登って行く 気温が−1℃との表示でさぞかし寒いかと思ったが太陽の陽射しもありそう寒さを感じない でも手袋を外したりすると流石に冷たい
自動車道を歩いている間に何台もの車が走り抜けて行き、私が駐車しようと思っていた周辺の雪の上に停め 登山支度をしている 今日は登山者が多そうだ
那岐山B,Cコース登山道の標識に従い自動車道を登って行く 路面は雪、車の轍がついている 登ってすぐに駐車場がありそこにも数台駐車している 駐車場の前で7,8名の団体が記念写真を撮ろうとしていたのでカメラのシャッターを押してあげる どこに車を停めたか伺うとトイレの脇の第二駐車場に停められたがもう一杯との事だった 皆アイゼンを付けており輪カンジキやスノーシューは持っておられないので伺うと踏まれているから大丈夫でしょうとの返事だった
自動車道を登って行く 道路には車の轍がついておりその上の駐車場まで車を乗り入れているようだ 道路脇は台風により樹林がすべて倒されその上に雪が積っている 倒れた樹林の切り株があるのだろう雪面はなだらかな凸凹がついており風情がある 上の駐車場に着く 予想通り1台駐車していた 更に数分登ると登山口に出る ここからは登山道だ 登山道は沢山の人に踏まれたのだろう1本のルートがついている この状況なら山頂に立てそうだし、輪カンジキの世話にならなくても済むかも知れない 必要が生じたらその時判断しようと、何も着装せずにルートを登って行く
踏まれた所はしっかり固められていて雪に埋もれる事無くテンポ良く登って行く踏まれていない所は雪は柔らかく膝頭程度まで埋もれる 登山口でこの状況だから山頂付近では相当積もっていることだろう
Bコースの分岐に出る ルートはCコースについておりBコースは足跡が無い Cを登ってBを降りるのは見合わせた方が良さそうだ ここから暫くの登りも樹林帯が倒された所 雪に覆われた凸凹の斜面が広範囲に広がる 正面を見上げると冠雪した山頂が見える
林道を過ぎると樹林帯の中の登り 最初に登った人はかなり大変だっただろうなと踏み固められたルートに感謝しながら登って行く 周辺の景観は雪に覆われ実に美しい 太陽の陽が射し、樹木のシルエットも美しい ルートは踏み固められ埋もれる事も無く順調に登って行ける 沢山の人が訪ねてくるのもこの味を知ったら不思議ではない
雪景色を楽しみながら登って行く ルートをバイパスするように斜面を降りてきているルートが散見される スノーシューで滑り降りているのだろうか またジグザグについているルートと直線状のルートがあちらこちらで交錯している 踏み固められているルートを選びながら登って行く
登って行くと大神岩に出る 大神岩に出て景観を楽しむ Aコースのピークが雪に覆われ目前に見える 風倒木の跡はスキー場にでも出来そうだ
ルートに戻り登山道を登って行く 時折太陽の陽射しが翳るようになってきたがまだ顔を出している時間の方が長い 山頂まで1.1Kmの標識を過ぎ 八合目の標識を見つける 八合目の標識はルートから5,6m程離れた所に八の数字部分が雪面から頭を出していた 頭を出しているのだから積雪量としては1mには達していないようだ
八合目から登りは少しきつくなる 夏山ルートから右の方に幾らか外れているようだがルートはしっかり踏まれており階段を登るような感じで一歩一歩登って行ける 潅木は雪を抱き 振り返ると登ってきたルートを俯瞰出来る いいルートを選んで登っていると感心しながら雪景色を楽しみながら登って行く やがて山頂が右手前方に見えて来る 登って行くに従い山頂がどんどん近づいて来る ここからの景色はこれまでと一段違う なだらかな雪の斜面 美しい尾根道 登ってきた甲斐がある デジカメでパチパチ撮りながら登って行く
三角点ピークに出る 休憩小屋は壁に雪が張り付き寒々しい 滝山方向の山並みはガスがかかり神秘的な景観 写真を撮り山頂ピークを目指す
山頂ピークへの尾根道もしっかりルートがついている 尾根道沿いの樹林は枝に雪が張り付き花が咲いたよう 太陽の陽射しを受け美しく輝く 何人かすれ違い挨拶を交わす 避難小屋には誰かいたようだが素通りして山頂に出る
山頂は誰もいない 山頂を示す石碑がほんの少し頭を出し それ以外は雪に埋もれている 山頂からの景観はあまりきかない 蒜山や大山の方角はガスがかかって見えない すぐ手前の篭山を見る事が出来る 真っ白に冠雪している 風の通り道なのか冷たく感じる 昼食用に持参したバナナを食べすぐに下山する
Bコース方面にトレースを確認する事が出来るが固められていない Bコースを下るのは相当苦戦を強いられるだろうからやはり予定通り登ってきたCコースを戻る事とする 下山は快適 ルートを踏み抜く事も無く下山する 途中何人もの方とすれ違う 登り優先なのでルートを避けるとズボーと埋もれるような事もあった 結局輪カンジキを履く事無く登山を終える事が出来た 快適な登山が出来幸先の良い新年初登山であった
今日は全国的に高気圧に覆われ好天気の予報 青空の下、429を走る 雪なみネットで調べると県北の峠は1m程の積雪との情報 黒尾峠の状況を見て国道の雪の心配は無さそうだ 加茂川の道の駅を過ぎると道路脇に雪がわずか残っているのを見つける 路面には雪の影響は全くなく順調に車を走らせる旭川ダムの道路工事現場は休みなのか今日は通行出来ますとの表示でトンネルに入らずに進んで行ける ダムは随分と水位が下がっており水面に薄氷が出来ている また、川沿いの樹木は薄っすらと霧氷がついている 旭町を抜け 休み乢トンネルを抜ける 正面に冠雪した泉山が見えてくる 前に見える低い山は白くなっていないので余計目立つ
津山市内の手前で53号と合流する 津山を抜けそのまま53号を走る 那岐山に連なる山並みがこれまた白く冠雪しているのが見えてくる 日本原の温度表示は-1℃を示している 車の中は暖房もあるが太陽の陽が射しこみ、気温が示す厳しい寒さは感じられない
この辺りに来ると屋根に雪が残っている家が散見される 那岐山登山口の標識に従い左折し登山口に向かう 走るにつれ雪が増えて来て、山の駅を過ぎた地点から道路に雪があり 路面に雪の無い部分は1車線程度 登山口の手前まで車を走らせたが駐車しようと思っていた場所にはすでに何台か駐車しており、雪の中に突っ込んで駐車するのはいやらしいので山の駅まで車を戻し そこの駐車場に駐車させて戴く