那岐山



標高 1255m    難易度 ☆☆     登り101分(Cコース) 下り65分(ABコース)  岡山県
倉敷からの距離   103Km        登頂日 2007/01/09   ガイドブック  F写真

駐車場10:26−10:38登山口−10:40分岐−10:51林道−10:55森林説明ガイド−11:25大神岩−11:35_1.1Km−11:43八合目−11:48_500m地点−11:58三角点12:01−12:10那岐山頂12:41−12:51_500m地点−12:52分岐−12:54分岐−12:57八合目−13:10六合目−13:12分岐−13:15五合目−13:33橋−13:35分岐−13:37登山口−13:46駐車場

登山
 今日は那岐山(なぎせん1255m)を訪ねる

 今日も先月同様Cコースを登り状況次第でABコースを降りる計画 念の為軽アイゼンと輪カンジキを持って行く 渓流沿いのルートを行く ルートはもう雪 踏み跡がいくつも見られる ここから登る人もいるとなと思いながら進む 土砂崩れで崩落している所に出る 河川敷を迂回して行けば良いのだが 足跡はここまで その先のルートが読めず戻られたようだ 私にとっては慣れたルート ほんの少し迂回しそのままルートを行く 積雪量は数cm でもトレースを残しながら進む

 擬木の階段を登ると、林道に出る 駐車場には2台駐車 林道には雪は無い 林道沿いの山肌は薄っすらと雪化粧 植樹された若木のピンクのテープが目立つ もう少し雪が積もると埋もれてしまうが大丈夫だろうかと心配になる おや! 大きな杉の木が裂けて倒れている 一本だけだが林道を塞ぐようにしている 人がやったのでは無さそうだ 倒れるような強い風が吹いたのだろうか? 例の風台風で相当弱っていたのだろうか?

 林道を登り、登山口からルートに 雪は少しはあるものの岩が見えておりまだら模様 足を滑らさないよう注意して登って行く トレースはしっかり出来ている 今日登られたのだろうお二人のトレースも読める トレースはCコースに向っており 私もCを行く 分岐ではBコースのトレースも確認出来た

 風倒木地帯を登って行く 前方に山頂ピークが顔を見える 尾根筋は大部白くなっている 振り返ると市街地が見える 先月見た雲海は無い

 林道を横断しルートを登ってゆく 森林の説明を書いた案内図を右手に見て すぐに また 山頂が見えて来る 写真を撮ろうとカメラを構えるとなんと例の裸のおじさん 同じようなところで出会った お元気ですね 毎日ですか? と伺う いやそこまでは 週3回程と話されていた もうこれで驚かされるものは無くなったと一安心しルートを登って行く

 ルートはしっかり踏み固められておりトレースもしっかりしている なんの問題もなく登って行ける 大神岩では立ち寄らずそのままルートを登って行く 風が吹くと冷たく感じるが太陽の陽射しを受け寒さは感じない この辺りの雪はさらさらしておりキュッキュッと音がし気持ちが良い 積雪量は20,30cmだろうか ズボーと足を取られる事もない

 八合目に出る 男性の方お一人が休んでおられた あとで伺うとお腹が空いたので昼食をとられていたとの事 挨拶を交わしお先に失礼する

 500m地点を過ぎ 三角点ピークに登って行く 積雪がまだ少なく夏山ルートがはっきりわかり ルート脇の草木の存在も判別出来る 夏山ルートが見えなくなると随分きれいな雪景色になるのだがもう少し雪が必要だ 左手に滝山に繋がる尾根道が見えてきて 今度は右手に山頂ピークが見える そして三角点ピークに出る

 滝山に向う尾根の北側の山肌が樹氷で覆われているので 休憩所の方に足を伸ばし景観をカメラに収める 生憎曇が出て太陽光線を受け輝いている所が撮れなかった 写真を撮ってからその足で山頂に向う 尾根ルートもトレースがついておりズボーと埋もれるような所も無く山頂に出る

 山頂には誰もいない 北側の斜面の樹氷がきれいだ 周辺の山並は曇に覆われはっきりしない 蒜山三座と思われる山並みが見える程度で大山は全く見えない 北の方も近くの籠山がガスの間から所々見える程度 山陰側の天気が悪いのはこのシーズン仕方がない 日は翳ったりあらわれたり 翳ると暖かさが消えるが幸い風が無くウインドウブレーカを取り出す事もせずに 写真を撮ったり 昼食をとったりする

 そうこうしている内に八合目で出会った方が登って来られる 湯郷の方 夏は蛇や熊が出るから避けている 秋口からあちらこちらに登っておられる 年末の降雪があった時に爪ヶ城を登り大変だったが雪景色は美しかったなど話を伺った 今日は滝山に向う尾根の途中に東屋があり、そこの展望がいいのでそこまで行く予定と話しておられた メールをされるとの事で岡山の山のメーリングリストがある旨紹介した

 私はAコースからBに降りるとお話しお先に失礼する ルートは今日の足跡はついていないが踏み固められた跡が見られる 連休中に登られた人達のものだろう 太陽が出て来ると周辺が急に明るくなる 雪景色を楽しみながら下山して行く 雪質は良く ズボーと埋もれる事も無い 気持ち良くいいテンポで降りて行く Bコースとの分岐ではBコースもAコースも踏み跡が見られた 東仙ルートとの分岐では東仙ルートには踏み跡は見られなかった

 東仙ルートとの分岐をやや右方向に進み 右にカーブすると小ピークが見えて来る 踏み跡を追いながらどんどん下って行く 八合目の標識がある この標識が埋もれ程雪が降るのだろうかとイメージして見るがなかなか実感がわかない そして六合目のコルに降りる

 コルから林道を行く Aコースにも林道を行くルートにも踏み跡が見られる 小ピークを巻くように林道が伸びているがその林道にもトレースが見られる 雪道を楽しまれている様子が伺える 林道を降りてゆきフェンスの手前に標識があり山道に降りて行く ここもしっかり踏まれておりテンポ良く降りる 降りた所がBコースの五合目 あとはBコースを降りて行く

 降りて行くと次第に雪が減少して行く 雪が無くなってくると石が顔を出してくるので足元に注意しながら降りる 橋を渡り登ってきたルートに合流する 林道をそのまま降り駐車場にに 第一駐車場周辺も植林されていた


アプローチ
 今朝はすっきりとした青空が広がり、暖かい太陽の日が射し込む 倉敷市街地の信号を抜けると車は少なくなり、流れも良くなる 吉備路の五重塔を左手に見て429を走る 総社のインターチェンジの所で180と合流 足守川を渡り左折 180と分かれ北上する この辺りに来ると更に車は少なくなりのどかな陽射しを受けながらのんびりとドライブを楽しむ

 足守を過ぎ 黒谷池を左に見て 吉備中央町に入る 沿道脇の畑は霜で白くなっている また木々も白くなっているのも見られる 冷え込みが厳しいようだ ガスにどこであうのかと思いながら車を走らす 加茂川道の駅を過ぎても青空が見える 小森温泉を過ぎ 旭川ダムに出るがガスは無い 旭町は市町村合併で美咲町となったようだ 美咲町と書いた標識があった

 そうそう 小森温泉に向う下り坂のカーブに雪が少し残っていた 7日に倉敷でもかなり雪が降ったがその時のものかも知れない ノーマルタイヤでは雪やアイスバンは大敵 8日に行こうかと思っていたが天候を見て一日遅らせたのは正解だった 市街地を抜け休み乢トンネルに向うここでも雪を見る そしてトンネルを抜ける トンネルの先はどんな景観が待っているだろうかと期待しながら車を走らす そして泉山が見えてくる ここも晴れだ 今日はガスに出会う事がなかった こうしたケースもあるようだ

 429を走り 津山の市街地の手前で53に乗る 右手は津山線 左手は皿川 左手前方に泉山が見える 山肌が随分白くなっている 手前の山並みは白くなっていないのでその違いが余計目立つ 道路は右にカーブする 今度は山形仙や爪ヶ城など那岐山に繋がる山並が見えてくる カーブした時に山並みが見えてくるか否か というのもドライブでの楽しみのひとつ

 津山の市街地を抜ける 左手に見える山並がぐんと近づく 日本原の温度表示は3℃ 今日は津山は8℃まで上昇し 明朝は放射冷却で−5℃との予報 車の中にいるとその温度を実感出来ない 

 那岐山登山口の標識を左折し、登山口に向う 路面には雪は無く第二駐車場に 駐車場周辺には少し雪が残っていたが支障なく駐車 ここには駐車している車は無い