那岐山



標高 1255m    難易度 ☆☆     登り94分(Cコース) 下り64分(ABコース)  岡山県
倉敷からの距離   100Km        登頂日 2007/03/09   ガイドブック  F写真

駐車場10:33−10:42登山口−10:44分岐−10:54林道−10:58森林説明ガイド−11:28大神岩−11:35_1.1Km−11:44八合目−11:58三角点−12:07那岐山頂12:28−12:36_500m地点12:37−12:40分岐−12:42八合目−12:59六合目−13:06五合目−13:23橋−13:25分岐−13:27登山口−13:33駐車場

登山
 今日は那岐山(なぎせん1255m)を訪ねる 久々の登山 雪は残っているだろうか

 登山支度をして出発する スキー帽や冬用の手袋はもう必要なさそうだ スパッツも無くても済みそうだが 念の為リュックに入れておく 渓流沿いのルートを行く 小鳥の鳴き声が聞こえてくる 擬木の階段を登り 林道に出る 上の駐車場には3台駐車していた

 登山道入口からルートに入ってゆく 今日もCコースを登りA、Bコースで降りて来よう Bコースとの分岐を真っ直ぐCコースに進み 風倒木で樹林が消えた中を通り林道横断して 今度は樹林の中を登って行く ルートには5から10cm程の霜柱が出来ている やはりまだ寒さは厳しい

 この時期はまだ花は見られない 木々の芽吹きもこれから 小鳥の声も聞こえて来ない 雪が無いと随分と淋しい 汗が出てポタポタ落ちるのを楽しみながら登って行く

 大神岩に出る 岩の手前にリュックが一つ置いてあった リュックを置いて岩からの景観を楽しんでおられるのだろう そっとしておこう そのままルートを登って行く 1.1KM標識 八合目の標識といつものルートを登り 三角点ピークに出る 誰もいない 山頂には3名だろうか人が見える 200mmレンズで撮ってみる

 すぐに山頂に向う ここまで雪は無い 尾根道にも雪は無い 尾根ルートから北側斜面が見える そこには白いものが残っていた 山小屋の横を行く あれ扉が開いている 開けっ放しではいけないからと小屋の方に行こうとするとストックが見え 人の声が聞こえる あ どなたか居られる それならいいや と 素通りして山頂へ

 山頂は女性3名のパーテイーが昼食休憩をされていた 話に入るきっかけを掴めないまま 昼食を取りながら周辺の景観を楽しむ ぼんやりした景観で山座同定が難しい 大山は見えなかったが蒜山三座は判別出来た

 お先に失礼と挨拶しAコースに降りて行く このルートも雪は消えている 日影部分にわずか残っているところがあったが 雪の上を歩かなくても済む程度 Aコースと鳥取側東仙ルートに降りる分岐付近も雪は全く見られない 昨年4/14の時点でまだ残っていたが今年は一ヶ月以上も前に雪は消えている イワウチワはいつ花を咲かせたら良いか迷っていることだろう

 分岐をAコースに降りて行く ルートはしっかりしており見失う心配は無い 八合目の標識を見てどんどん降りて行く 林道に出た地点が六合目 ここから林道を右に降りて行きBコースへ向う 風倒木の後を整備し植樹をし、周辺をネットで囲んでいる ネットに入る手前に標識がある 山道に入りルートを降りると、Bコース五合目に出る あとはBコースを降りて行く

 支障なく駐車場に 帰路の支度をしていると消防車がやってくる 駐車場の近くに停められ 写真を示し、人を探していると問われた



 帰路 皆木のアテツマンサク自生地に寄ってみた まだ黄色の花を咲かせていた

アプローチ
 先日県道71でセツブンソウが咲いている御津紙工(みつしとり)まで走った 結構いい道だ 地図を見ると県道71は建部に通じている 建部までこのような感じで走れると那岐山に行くには便利だと思い そのルートを走ってみる

 いつものように429を走り 足守の市街地を抜けてから三叉路を右折し県道71に入る 片側一車線だが走りやすい道だ 周辺の景観を楽しみながら走る 県道72と交差するようにして抜け峠を越え 紙工に降りて行く セツブンソウが咲いていた場所には今年は花は終わりましたとの記載があった

 紙工を過ぎると県道31と交差する 交差点の信号は県道71からの車に対して感応型になっている 車の流れは少ないようだ 直進しようとすると大型車両通行困難の表示がある 道の狭い所があるのかと軽い気持ちでそのまま進むが道幅はすぐに狭くなり対向車との交差すら難しい状態 ここまで来たから抜けるしかないと対向車が来ない事を祈りつつ狭い道を抜ける そしてやっと建部に出て国道53に乗る事が出来ほっとする これでは429経由の方が走りやすい

 県道53で建部から走るのは久し振りだ よく立ち寄っていた建部の野菜を売っている店も懐かしく 立ち寄ってみた しかし53は信号が多く、車も多い 津山市街の手前で429と合流しいつも走るルートとなる 左手前方に泉山が見えて来る 薄ぼんやりしてはっきりしないが雪はまだ残っているように見えた それなら那岐山もひょっとしたら残っているかと淡い期待を抱く

 津山の市街地を抜け 那岐山に連なる山並みが見えて来る ガスも無く 良く見える 何度見ても雪の気配は見られない 日本原の温度表示は5℃ これからまだ上昇するのだろう

 那岐山登山口の案内標識を左折 第二駐車場に駐車 ここには一台もいない 走行距離100Kmはいつもより1Km程短いが あの隘路を走る気にはならない