駐車位置10:40−10:52一合目−11:04ニ合目−11:15三合目−11:38五合目−11:40分岐11:47−12:01六合目−12:15七合目−12:37八合目−13:00山頂−13:03三角点13:17−13:20山頂−13:30八合目−13:41七合目−13:52五合目−13:57四合目−14:01三合目−14:07二合目14:11−14:17一合目−14:25駐車位置
今日は、大山(だいせん1711m)を訪ねる軽アイゼンをリュックにぶるさげいつでも履けるよう準備してスタートする 自動車道を横断するように渡り、石段を登って行く ところどころに雪は残っているが殆どは消えている 薄日が射しこみ太陽が顔を出すようになってきた 予報と違った空模様で心配していたが 太陽が顔を出してくれたら嬉しい
石段を過ぎ 少し登ると一合目 ルート上の雪は消えているところが多い 残っているところには沢山の足跡がついておりしっかり踏み固められている 勾配もあまり無いので滑る心配も無い 小鳥の鳴き声を聞きながら登って行く 二合目を過ぎた所で男性の方が下山して来られた 雪はどうですかとお聞きすると もうそこから雪がありますよ 何も履かないでもかなり登れますよと教えて戴く ルートは雪があったり、地肌が出たりしている
三合目に来ると周りは雪 標識やブナ樹林を中心に雪解けが進み あちらこちらに雪の輪が出来ている 太陽の陽が射しこみ 雪面に樹影が出てくるようになった 小鳥達も喜んでいるのか鳴き声が増えてきているようだ 私の前を三人連れの男性グループがスキー板を背負って登っている その足跡を追いながら登って行く 斜面はかなりの傾斜がある 雪面は階段のように踏み跡がしっかり受け止めてくれ、アイゼンを履かなくてもなんとか登って行ける 下山される方何名もの方と出会う ルートを広くとれるので接近するのを避けるようにしてすいすいと下山して行かれる方もおられる
三人連れを追っていったらいつの間にか五合目に出る 四合目の標識は気がつかなかった 五合目の標識のある所は雪が消えており 10名程の方が休んでおられた その中に犬を連れたグループがおられた 結構大型の犬である わんちゃんも登って来られたのですね、と挨拶を交わす そして皆さんの休んでいる間を抜け 元谷からのルートとの合流点まで行くとその先は雪があるので ここで軽アイゼンを履こうとリュックをおろし装着にかかる 分岐から元谷の方向を覗き込み雪の状態を見てみたがルートの雪は消えていた
軽アイゼンを履いていると先ほどの犬を連れたグループが登って来られた てっきり下山途中五合目で休まれていたのかと思っていたがこれから登りだったのだ 私も装着を終え 登って行く 樹林帯を抜けると視界が開け 大山三鈷峰から繋がる北壁が見えてくる 北壁に一部ガスがかかっている所もあるが景観は良好 真っ青とは言えないまでも青空が見えいい天気になってきた 下山されて来られた方から、天気が良くなり良かったですね 朝方は霧雨が降っていましたと話を伺う 実にラッキーである
避難小屋がある六合目に出る 小屋は入口部も雪面から顔を出していたが 小屋の前のベンチは雪の中 ここには、どなたも休んでおられなかった 私も写真を撮り すぐに登って行く
ここからの登りは眺望を遮るものが無い 北壁の景観を見たり 振り返ったり 眺望を楽しみながら登って行く 八合目まで登ると傾斜が緩やかになる 八合目付近は何故か雪が消えており地肌が出ている 岩があったりしてアイゼンの爪がカチカチと音を立て 却って歩きにくい 雪道になると安定する 八合目を少し登ると木道になる 木道部分は雪が消えている 木道を避けるようにしたルートもあるのでそちらを選び登って行く
おや! ガスが俄かに沸き出てきた 見る見る視界が悪くなる あれほどくっきりしていた景観が一瞬にして変わる すごい変化だ 視界が悪くなる程度で方向感覚までわからなくなる訳ではない 足跡を追い山頂に出る 山頂標識は雪の中 木道は途中から雪から出ており そこに10名程度の方が休んでおられた 私はすぐに三角点ピークに向かう
三角点ピークに向かう途中 ほんの短い時間 ガスが薄れ 剣ヶ峰に繋がる尾根ルートに人の姿が見えすかさず写真を撮った 薄っすら見えたのはその時だけだった そして三角点ピークに出る ピークには誰もいない 昼食をとりながらガスが消えないか期待していたが短い滞在時間の中では剣ヶ峰を見る事が出来なかった 三角点ピークの少し先でカメラをセットしている方がおられた ガスが消えるのを待っているようだ ガスの中で記念写真を撮り下山する
下山は登ってきたルートを戻る 山頂に戻ったところ 先ほどまで休んでおられた方々は皆下山されたようで どなたもいない ガスに覆われ避難小屋が薄っすらと見える程度 誰もいない、周りの視界もきかない また違った世界だ
山頂を後に降りて行く あっと言う間に八合目 ここまで降りると三鈷峰から北壁がはっきり見えてくる 剣ヶ峰付近はまだガスがかかっているようだが 七合目付近で撮った写真にはガスがかかっていなかったので20分程待てば良かったようだ
ルートを追いながら足を滑らすように降りて行く 七合目からすいすいと降り 六合目に気づかず五合目まで降りてしまった 元谷への分岐も通らなかった 雪のある所を選んでルートが出来ているようだ 三合目付近だったか 犬を連れたグループとまたお会いする あれ? またお会いしましたねと挨拶する 六合目まで登って、戻って来られたとの事 お先にと声をかけ、失礼する 雪のあるところを選び降りて行き 二合目で軽アイゼンを脱ぐ そして駐車場に 駐車場の車は私の他2台と寂しくなっていた
晴れの予報ではあるがすっきりしない うす曇の空を見ながら高梁川沿いを走る 土曜日であり車の流れはスムーズ 川辺橋 総社大橋を抜け 豪渓秦橋を走り180に乗る 豪渓秦橋の温度表示は9℃ 180を北上する 高梁市を抜けると道路脇に黄色の花がちらほらする どうやらヤマブキが咲き出したようだ 新見では太陽が顔をだし 温度も12℃と上昇してきたが 陽射しはすぐ翳る 千屋では10℃ 花見山をはじめ周辺の山々にはもう白いものは見えない 明地峠を抜け、鳥取県に入る 大山はガスに覆われはっきりしない 高尾で181に合流 今度は日野川を左に見て181を走る 日野川沿いの温度表示は14℃ 溝口で県道45へ左折し、枡水ヶ原へ向かう タムシバが白い花を咲かせていた 道路脇の雪は大方消えている 枡水ヶ原の温度表示は9℃ ゲレンデの雪も消えている 大山循環道では所々に雪が見られたが雪解けは進んでいる いつもどおり下山駐車場に入れさせて戴く すでに10台以上駐車