駐車位置10:51−11:05ゴーロ橋_2.7Km−11:22シャクナゲの峰−11:27馬の背小屋−11:38標高1000m−12:21三角点−12:31山頂12:45−12:55_500m−12:58分岐−13:12標高1000m−13:14林道−13:23標高800m−13:30林道−13:40駐車位置
今日は那岐山(なぎせん1255m)西仙ルートを訪ねる 今年のサラサドウダンはどうだろう?渓流の音を聞きながら登山支度をする 足元にはミツバツチグリ ニガナが咲き 周辺を見回すとコガクウツギが白い花を咲かせている コガクウツギが咲く季節になったのだなと季節が進んでいる事を感じながらルートを行く ミズタビラコが特徴のある花を咲かせている ミヤマヨメナ ヤブデマリが顔を見せてくれたが花の数は少ない ルート脇の草を切り ルートを整備している チェーンソーの音が聞こえ 草の匂いがむんむんとしている ミズタビラコのような背の低い花は残っているが少し背があるものは一緒に切られてしまっている
登山道はゴーロ橋の手前を左に入る シャクナゲの尾根ルートを選び渓流を渡って ルートを登って行く そろそろイワウチワが咲いていた場所に出るなと思っていると 白い小さな花がぽつぽつと咲いていた 調べてみるとタニギキョウのようだ 小さな花はピントが上手くあわず肝心の花がぼけてしまった
ルートにイワウチワの葉がびっしり 花が咲いていた状態をイメージしながら登って行く ウグイスをはじめとする小鳥達の声も聞こえてくる おや? 足元にサラサドウダンの花が2,3落ちている 上を見て周りを探したが咲いている状態は見つけられなかった シャクナゲの峰に出るまでにもう1ヶ所 サラサドウダンの花が落ちているのを見つけたが ここでも咲いている状態を確認出来なかった 咲いているのがわかればこれからが楽しみだとルートを行く
馬の背小屋に出る 周辺の木に花が咲いていないかぐるっと見回したが この時期は見つけられなかった ルートを行くと お二人連れで登っておられる方に追いつく ルートを譲って戴く すれ違い時にイワウチワは見に来られたか聞いてみたが今日が初めてのようだった この時期はサラサドウダンを楽しみにしているとお話しし、お先に失礼する
お別れしてすぐに今度は男性の方がお一人で下山されて来られた サラサドウダンはどうでした と 伺うと 今年は咲いていない1本だけ こちらから登って行くと左手に咲いていた との事 そうですか それは残念ですね 眼を皿のようにして見落とさないようにして行きますと挨拶し登って行く
1000mHの標識を過ぎ 樹林帯の中のルートを行く ホトトギスの鳴き声が聞こえ エゾハルゼミと思われる鳴き声も短いながら聞こえてきた サラサドウダンの樹林帯に入る 確かに花は少ない でも周りを良く見ると いくつか咲いているのを見つける事が出来た これだと見逃してしまう可能性がある 確かに少ないな それでももう5つ位は見つけられたなどと宝探しのように登っては立ち止まり 探し そしてまた登る お陰でナナカマドが白い花を咲かせているのを見つける事が出来た その後もいくつかサラサドウダンの咲いているのを見つける その中に1本だけ びっしりと花を咲かせているのがあった 咲き始めかまだ白っぽい 先程お会いした方はこの事をおしゃっていたのかも知れない びっしり花をつけているサラサドウダンに出会う事が出来なによりだった
サラサドウダンの樹林帯出口にはタニウツギのお出迎えを受ける 丁度、咲き始めたところできれいな花を楽しむ事が出来た そして笹原のルートを登って行く ノイチゴ ニガナ サワハコベと思われる小さな白い花を見つけ 三角点に出る
気持ちの良い風が吹いて来る 山頂を見るとどうやら団体さんのようだ 沢山の人を確認出来た すぐに山頂へ向けて尾根を行く ノイチゴがところどころに顔を見せる 尾根途中にあるサラサドウダンは花を咲かせていなかった ヤマツツジはところどころ確認出来たがまだこれからだ ミツバツチグリ アカモノ ニガナが顔を見せる 山頂に出る最後の登りにアカモノが群生している 今年も可愛らしい花を咲かせていた そして 山頂に出る
山頂は女性お二人が昼食休憩されておられた 先程まで25名の団体がおられ賑やかだった 智頭の方に下山されたと伺った 私もリュックを下ろし 昼食休憩をとる 山頂からの遠望はきかない 泉山付近が見える程度 記念撮影をしてお先にと挨拶して下山する
下山は東仙ルート 尾根道でなんとサラサドウダンが咲いているのを見つける いい色だった またタニウツギがピンクの花を咲かせている 500mの標識 Bコース分岐 そして 東仙ルート分岐と尾根を行く この尾根道にもタニウツギがいくつもはちきれんばかりの花を咲かせていた
東仙ルート沿いも結構沢山のタニウツギが咲いていた そして ここでもサラサドウダンが顔を見せてくれた そして今度はニワトコと言うのだろうか 変わった花を見つけた エゾハルゼミの鳴き声が聞こえてきた 今度は間違いない そしてサラサドウダンにもう一度出会う 東仙ルートは西仙ルートに比してサラサドウダンの木は少ないのだが今年は花を咲かせている確率が高かった 場所によって差があるようだ 足元にギンリョウソウがぽつぽつと顔を出す
人声が聞こえてきた 先程の団体のようだ 丸太の階段を慎重に一歩一歩降りている 見る見るうちに追いつく 後ろの方が一人降りますよ と 声をかけ ルートを空けて戴く その脇をぴょんぴょんという感じで通り抜ける あっと言う間に団体が遠くになる あの階段を私のように降りたらちょっと大変だろうなと思いながらマイペースで降りて行く
標高1000mの標識を見て 少し降りると林道に出る 林道を横断するようにして降りて行く そしてコガクウツギが群生している斜面を左に見ながら降りて行く 今年は咲き始めたところか花は少なかった 丸太の階段をテンポ良く降り 標高800mを過ぎるとすぐに林道に出る 林道を渓流沿いに降り車のところに ルートには ミズタビラコ ニガナ コガクウツギが咲いていた
今日は天気が落ち着いているようだ 晴れ間が出てはいるが霞がかかったような天気 いつものように429を吉備路 足守 加茂川 旭町と抜けて行く 旭川ダムは久々に水位を下げていた 旭町の町並みを抜け 休み乢トンネルを抜ける 霞がかかり山の姿は認められない 津山の手前で53号に合流し 今度は53を走る 日本原で那岐山を見渡せるスポットがあるが 全体が霞に覆われ 山がそこにあるのがかろうじてわかる程度 カメラでは認識しないのではなかろうかと思いながら走り過ぎる岡山側の登山口を見送り 53を行き 黒尾峠を抜ける トンネル出口の温度表示は22℃ 峠を降り 那岐山登山口の標識に従い左折 戻るようにして登山口に向かう 津山線のガードを潜り左折 あとは道なりに走ってゆくと登山口に着く すでに2台駐車