那岐山



標高 1255m    難易度 ☆☆     登り120分(Bコース) 下り69分(Cコース)  岡山県
倉敷からの距離   102Km        登頂日 2008/10/06   ガイドブック  F写真 山の音 動画

駐車場10:38−10:46林道−10:50登山口−10:53BCコース分岐−11:32五合目11:33−11:42黒滝分岐−12:03フェンス12:04−12:14道標_1Km−12:17八合目−12:28尾根−12:30道標_500m−12:40山頂12:50−12:58三角点−13:05道標_500m−13:08八合目−13:15道標_1.1Km−13:21大神岩−13:37水場−13:40休憩所−13:42林道−13:50合流−13:52登山口−13:59駐車場

登山
 今日明日を逃すとしばらく山登りの時間がとれない、どうにか天気が回復したようなので那岐山(なぎせん1255m)を訪ねる事に

 登山支度をして出発する 駐車場の周辺にイヌタデ シロヨメナが咲いている 橋を渡り登山ルートに向かう コメナモミ ツリフネソウなどが顔を見せる 渓流を渡り渓流沿いのルートを行く ノブキ ガンクビソウ ミヤマタニソバ ミズヒキが顔を見せる ノブキは十字の特徴のある実をつけている 渓流の音を聞きながらルートを行くと林道に出る

 林道はここまで舗装されており駐車場がある 2台駐車していた 砂利道の林道を登って行く 林道沿いにはキンミズヒキ アキチョウジ シラヤマギク ツリフネソウ ヒメジオン シロヨメナ イタドリ ミヤマアキノキリンソウと次々と花が顔を見せる そして登山口に出る

 樹林が切り払われた登山口はまだなじめない ここから山頂が見えるようになったが ガスに覆われ見る事が出来ない ルートを登って行く 虫の音が聞こえてくる すぐにB,Cコースの分岐に出る 分岐を右へBコースを行く 日が翳っており薄暗い樹林のルートを行き 渓流にかかっている木の橋を渡り ルートを登って行く

 この辺りは少し傾斜がきついがすぐに歩きやすいルートになる ルート脇に顔を出す花を確認しながらルートを登って行く アキチョウジ シラヤマギク キバナアキギリ ツリフネソウ ガンクビソウ イヌトウバナなどが顔を見せる 小鳥のさえずりが聞こえてくる 時折木漏れ日が射し込む 気温も良し 樹林の中を豊かな自然を楽しみながら進んで行く 今年はアケボノソウにまだ出会えていないなと思った途端アケボノソウが顔を見せてくれた 何か不思議な気持ちだ 喜んで写真に収める

 五合目の手前に分岐があり その周辺には渓流が流れ湿潤な状態になっている マツカゼソウ ダイコンソウ ミズヒキ イヌタデ セリ ミゾソバ ミヤマタニソバなどが顔を見せる 分岐をそのまままっすぐBコースを行き 植林保護用のゲートを潜る

 ゲートを潜った先は花が多い場所で楽しみな場所 しかし、今日はあまり花は見られない それでも、ウスバアザミ ミゾソバ オタカラコウ アキチョウジ テンニンソウが顔を見せてくれた オタカラコウがルートの奥にいくつか固まって咲いていた オタカラコウを見てルートを登って行く ミヤマアキノキリンソウ ガンクビソウ ツルリンドウ ニガナ ベニバナボロギク イヌタデなどを見ながら登って行くと黒滝分岐に出る 分岐を黒滝に立ち寄らずそのまま登って行く

 ルートは倒木で丸裸になった斜面 植林が行われている 幸い、太陽の陽射しが翳っており暑さは感じない オトギリソウ ツルリンドウ ミヤマアキノキリンソウを見つけたが花は少ない そしてゲートのところに出る ゲートを潜り 戸締りをしっかりする

 ここからのルートは風倒木の影響を受けていない 風倒木のルートとは違い 豊かな自然の中のルート ツルリンドウ アキチョウジ シロヨメナ ミヤマアキノキリンソウ テンニンソウ サンインヒキオコシなどを見つけながらルートを行く 1Km標識 八合目標識 を見てルートを登って行く この辺りは紅葉が良い場所だがまだ色づいていない そして尾根分岐に出る

 最近動画の編集を行いYoutubeに投稿したりしている そうだ このカメラにも動画撮影機能があるので動画を編集し掲載してみようと思い立ち 動画撮影を試みる 尾根分岐を左に行くとすぐに500mの標識がある 尾根道を歩いている動画を撮ったり イヌトウバナ ミヤマアキノキリンソウ ナナカマドなどを見つけたりしてルートを行く 話し声が聞こえてきた 女性5名のグループだ 今日はと挨拶を交わしすれ違う そして最後の軽い登りを行き 山頂に出る

 山頂は誰もいない ガスで視界はきかない 避難小屋がかろうじて見える程度で三角点ピークは全く見えない 山頂での撮影をしたり、昼食を終え下山する

 下山はCコースに降りる 尾根を三角点ピークに向かう 避難小屋の上をガスがどんどん流れている ガスが流れている様子を撮影しようとカメラを回す あれ! 三角点ピークが見えてきた 期せずしてガスが晴れる様子を撮影したのだ どのような映像を撮影しているか楽しみだ また すぐにガスが出てきて三角点ピークはガスの中に隠れてしまった

 三角点ピークもガスに覆われており 休憩小屋がガスの中にぼんやりと浮かんでいる 三角点ピークを後にルートを降りて行く 登りと違い下りは足元に注意が集中し花を見つけ出す機会が少ないそれでもリンドウ ホツツジを目にする お二人連れが下山されておりルートを避けて頂く お先に失礼させて頂く

 500m地点 八合目の標識を見て樹林帯の中を降りて行く サンインヒキオコシ テンニンソウ 1.1Km標識 シロヨメナ ミヤマアキノキリンソウ 大神岩 ウスバアザミ キバナアキギリ アキチョウジ オトコエシなどを見て テンポ良く降りて行く 登山口で振り返るとガスがあがり 山頂を見る事が出来た 登山口には2台まだ駐車していた 第二駐車場の車はいなかった


アプローチ
 午前中は曇り空との事で、倉敷を8時過ぎに出発する いつものように429を足守 加茂川 旭町と走って行く 旭川ダムでは嬉しい事に太陽が顔を出し川面を写してくれる 旭町を抜け 休み乢トンネルを抜ける 雲の上に泉山の山頂がくっきり見える 雲はあるが遠望がきく 津山の手前で53号に乗る 53号からも泉山の山並みを確認出来る 津山市街を抜けると今度は那岐山に連なる山並みが左手に見えてくる かなり濃いガスに覆われ山頂は見えない 日本原の温度表示は20℃、最高温度は25℃を超えるとの予報 那岐山登山口の案内に従い国道を左折 道の駅を右手に見て 更に車を走らせ第二駐車場に駐車 駐車場にはすでに1台駐車していた