那岐山



標高 1255m    難易度 ☆☆     登り124分(Cコース) 下り56分(Cコース)  岡山県
倉敷からの距離   103Km        登頂日 2009/02/02   ガイドブック  F写真 動画

駐車場10:49−11:00登山口−11:03分岐−11:14林道11:17−11:27森林ガイド板−11:33水場−12:00大神岩−12:10_1.1Km−12:23八合目−12:29_500m−12:42三角点12:45−12:56山頂13:12−13:18三角点−13:23_500m−13:26八合目−13:32_1.1Km−13:35大神岩13:37−13:47水場−13:52林道−13:59分岐−14:01登山口14:03−14:12駐車場

登山
 今日やっと那岐山(なぎせん1255m)を訪ねる

 登山支度をする 手袋や帽子など冬用を準備 スパッツのジッパーに苦闘しながら履く 軽アイゼンを準備する 輪カンジキまでは使わなくてもすむだろうと置いて行く 川沿いのルートを行く おや? 途中まで足跡があり その先はない 登山者はここを歩かないのか 私の足跡を残せるのはここだけだろうなと思いながら歩く 雪は深くなく 足跡がわかる程度で歩くのに支障は無い 

 林道に出る 上の駐車場は車が一杯 駐車スペースに停められない車が1台あった 昨日は日曜なので登山者が多かったと思うが 今日もかなり登っておられる 林道は砂利道から雪 砂利が顔を出しているところもある 登山口からルートに入って行く 石がごろごろ顔を出している 山頂付近はガスが出てきている B,Cコースの分岐をCコースへ直進する Bコースからの足跡も見られる 風倒木地帯を過ぎて林道に出たところで軽アイゼンを着装する 着装している時にに鉄人の笹尾さんが裸で降りて来られ 挨拶を交わす

 那岐山国有林の案内板を写真に撮り 樹林帯のルートに入って行く すぐに森林の役割を示す大きなボードがある 1枚1枚カメラに収める ここを過ぎるとルートはカーブして山頂が前方に見えてくるのだが ガスで見えない 少し登ると水場がありコップが置いてある 雪と同じ色で判別しにくい 今度はAコースの山並みが見えてくる

 ルートは良く踏まれておりズボーと埋もれる事は無い 積雪量は30cm程度だろうか ルート脇の笹原は所々笹や小枝が雪面から顔を出している 登って行くに従い 雪に覆われている部分が増えてくる 五合目付近と思われる樹林帯を抜け 大神岩 標高1000mに出る

 標識を見て 右に曲がるようにしてルートを行く これまでと傾斜が緩くなり一息つける 次第にもやいで来る ルート脇の樹木に樹氷が形成されるようになってくる 1.1Km地点ではかなり樹氷が形成され木々の枝が白くなっている 樹氷のトンネルを潜るような感じでルートを行く なかなかのものだ 樹氷がかもし出す作品を楽しみながらルートを登って行く

 八合目の標識が顔を見せている 雪面からかなり顔を出しているので積雪はそう深くない 樹氷がだんだんと美しくなって行く 八合目を過ぎて少し行くと 夏道では右手に周り込むようにルートを行くのだが 今日は直登ルートがしっかり固められているので 直登ルートを追って行く そして500m地点に出る

 500m地点に出る直前でお二人連れが下山して来られ挨拶を交わす かなりお年をめされているようにお見受けしたが 揃って雪山を楽しまれており微笑ましい

 すぐに樹林帯を抜け 笹原のルートに出る 視界はあまりきかない 風が無いのが幸いだ 樹林帯では樹氷が出来ていたが ここに出ると消えかかっている 周りに木々が無いと気温の変化をもろに受けてしまうのだろう だが 登って行くと成長した樹氷がまだ残っていた

 そして 三角点ピークに出る まず 休憩小屋に行き 小屋の状態をカメラに収める 昨年の3月には雪庇で覆われた山小屋を楽しむ事が出来たが 今日はそうした景観は見られなかった

 眺望が全く得られない 三角点ピークから小屋がやっとわかる状態で山頂ピークは全く見えない 尾根道を山頂へ向かう 途中男性お1人とこんにちはと挨拶を交わしすれ違う ガスが薄れて 山頂が薄っすらと顔を見せたかと思ったらほんの短い時間でまた隠れてしまった

 避難小屋の脇を抜け 山頂に出る 山頂には誰もいなかった 山頂を示す標識が全容を見せており 山頂の積雪は10cm程度だろうか 風は無いものの陽は出ていない ウインドウブレーカをはおり暖をとる 記念写真を撮ったり 昼食をとる 休んでいる間に三角点ピークが薄っすらと見えてきたが これも短い時間でまた見えなくなった

 登山口にあれだけ車があって すれ違った方を差し引いてもかなりの方がA/Bコースへ降りられているようだ どうしようか迷ったが輪カンジキ無しでは難しいのではと判断 登ってきたルートを引き返す
 
 下りは快適 雪がでこぼこを埋めてくれ足元をあまり心配しないで降りて行ける 途中時間を記録するのが少し面倒だが、なんとかメモして降りてゆく 登山口からは自動車道を降りる


アプローチ
 久々に429を走る 先月は1度も県北の山を訪ねていない 12/19以来となる 冬景色を車窓に見ながら車を走らす 今日は雲は出ていないがもやいでいるのかすっきりした青空では無い 全国的に天気が安定しているとの予報で訪ねることとした 吉備路 足守と抜けると車も少なくなり 自然が増えてくる 吉備中央町に入ってもガスは無い 霜で白くなっており山影に入り太陽の陽射しも隠れ寒々しく感じる 加茂川の道の駅を過ぎ 旭川に出る 水位が高く429から最初の橋を渡ったところに水面が見える ここまで水位があがる事があるのだ 江与味橋は橋脚中央部の塗装工事が始まり 片側交互通行 寒い中での工事ならびに交通整理に感謝しながら抜ける

 旭町を過ぎ休み乢トンネルを抜ける トンネルの先に白い泉山を期待していたが全く見えない 津山市の手前で53に合流し しばらく走った地点からやっと泉山をぼんやり見る事が出来た 山頂付近の斜面は白くみえた 津山の市街地を抜ける 日本原の温度表示は3℃結構冷えている 那岐山の山頂が見えてきた 白いものに覆われているがガスが少しかかっているようだ

 道路脇には雪は全く見られない 那岐山登山口の案内に従い左折する 道の駅の駐車場は何故かチェーンがかかっており入れないようにしている 登山客がここに駐車するのを嫌がっているのだろうか? この先の路面が雪だったらここに停めさせてもらおうと思っていた 路面に雪は見られないのでそのまま走って行く 道路が狭くなるところから路面に雪が現れる 路面が見えていたのでそのまま走り第二駐車場に 駐車場には雪が残っていたが支障なく駐車 すでに1台駐車