駐車位置10:57−11:08一合目−11:21ニ合目−11:31三合目11:37−11:47四合目−11:58五合目−12:00行者別れ−12:15六合目−12:27七合目−12:50八合目12:53−13:18山頂−13:22三角点13:27−13:32山頂−13:46八合目−13:55七合目−13:59六合目−14:05五合目−14:11四合目−14:15三合目−14:22二合目14:24−14:31一合目−14:39駐車位置
今日は、大山(だいせん1711m)を訪ねるこれだけ気温が上昇していると冬用の帽子や手袋では暑いだろう されど山頂で寒くなるといけないのでとリュックに入れる 輪カンジキは使う事は無いだろうと置いて出発する 夏山登山道の石段はほとんど雪が消えている 石段の脇にいくらか残っている程度 石段を終え 丸太の階段状になっているルートになる ここも地肌が出ている 一合目の標識のところも同様 登って行くにつれ、雪の部分が次第に増えてくる 二合目を過ぎる辺りから雪の上を歩くようになる だが、日当たりの良い場所では地肌が出ており軽アイゼンを履くまでではないとそのまま登って行く
三合目に近づくと雪は増えてくる いずれ履くのだからと三合目で軽アイゼンを着装する アイゼンを履いているのと否とでは足元が随分違う ルートは踏み固められているものの足を滑らす事もあったが しっかりと足元を支えてくれる 雪道の景観を楽しみながら登って行く 何日か前に降雪があったようでルート以外の雪面はきれいで十分楽しませてくれる 太陽の陽も射しこみ 小鳥たちの鳴き声も聞こえてくる
やがて左手前方樹間に大山三鈷峰の頭が見えるようになる 四合目を過ぎると更にはっきりとその勇姿を見せてくれる 下山される方ともすでに何名かと出会い挨拶を交わす 大山では多くの方と出会うので記録をつけていると大変なので省略する 女性お一人で登られている方もお見受けする
五合目の標識のある辺りは雪が少ない 行者別れの分岐のところは地肌が顔を見せていた 行者別れを過ぎると三鈷峰に続く北壁が顔を見せてくれるようになる 前方に北壁を見ながら登って行くのは気持ちがいい そして六合目の展望の良い場所に出る
六合目のベンチは雪の下になり見えない ベンチが無いせいかどなたも休んでいない 大山三鈷峰から北壁に繋がる景観をカメラに収めすぐに出発する これからのルートは傾斜が厳しくなる 一方、眺望がいい 景観を楽しみながら登って行く 楽しむとは言え いつも七合目から八合目がきつい 急な斜面を踏まれた跡を追いながら登って行く 適当な歩幅の足跡を追うのがこつのように思う そしてなんとか八合目に出る 途中風が吹いてきた 結構強い風だし 風が吹くと寒く感じる 山頂に出る前にウインドブレーカを着ておこうと八合目でリュックから取り出し着る
八合目を過ぎるときつい登りは終わり 木道のルートになる 木道は雪が消えている アイゼンを着装したままでは歩き難いし 木道を傷つける形になる 木道以外は雪で覆われている 雪道を見ると何本かスキーで滑った跡があり足跡も見られる ズボと足をとられるといやらしいがスキーのシュプールの上を行けば大丈夫そうだ このまま行けそうだと判断し木道を行かず シュプールを追って登って行く 雪質も適当でサクサクと足が埋もれる事なく登って行けた そして山頂小屋の脇を通って山頂に出る
今日はガスは無く 剣ヶ峰が良く見える 山頂からすぐに三角点ピークを目指す 三角点ピークに向かう尾根道はかなり幅が狭く鋭角になっている 今まであまり気にした事は無かったが鋭角な尾根を歩くのは結構緊張した そして三角点ピークに立ち 剣ヶ峰をカメラに収める
三角点ピークから剣ヶ峰に向けていくつも足跡が見られる この先は怖いので私はここまでだ 写真を撮ったり 昼食をしていると急に風が吹いてくる かなり強い風だ 山頂からここに来る途中で吹かれたら怖いなと感じ 風が収まったのを見てすぐに山頂に向けて降りる 風に吹かれる事なく山頂に戻れほっとする
休憩小屋を見ると 屋根にソーラーパネルがついている いつ設置されたのだろう これまで気がつかなかった ここに設置されているという事は雪や風にも耐えられるものになっているのだなと感心する
そしてすぐに下山する 下りは登ってきたルートを戻る 八合目への下りも木道ではなく、歩いてきたルートを降りる 登りの時点に比べ雪が柔らかくなっており時々足をとられる 時間として1時間も経過していないのだが変化しているようだ その後も支障無く順調に降りて行く 要所要所で時刻をメモする代わりに写真を撮りメモに代える
何合目か忘れてしまったが 外人さんが大きな荷物を持って登って来られた 今夜小屋に泊まり 縦走されると話されていた あんな大きな荷物を背負って縦走されるのかとびっくりした
二合目まで軽アイゼンを履いたまま降り そこで脱ぐ
気温も上昇し登山口までノーマルタイヤでアプローチ出来るようになってきたものと判断 雪山の締めに大山を訪ねる このところ好天が続く やっと時間がとれるようになり勇んで出かける霞がかかり透き通った青空とは言えないものの好天である 高梁川沿いを走る 水鳥が気持ち良さそうに浮かんでいる 信号一回待ちで川辺橋を抜け 総社大橋はスムーズに抜ける 豪渓泰橋を渡り 180に乗る 橋のたもとの温度表示は6℃ 車の流れに乗り北上する 高梁はガスは出ていない 井倉8℃ 新見10℃ 千屋14℃と時間経過と共に気温は上昇してくる
明地トンネルを抜け鳥取県に出る 大山は翳んではっきりしない カーブに沿って走ってゆくと対向車線に大きな猪が歩いている カーブが多いのでチラッとしか確認出来なかったが道路に出てくるとはどうしたものだろう 携帯電話を持っていれば警察にでも連絡したのだろうが どうしようもなくそのまま下っていった ニュースに出ていなかったので山にすぐ入り込んだものと思う
明地峠を降り 高尾で181と合流 次の交差点で180と別れ 181を日野川沿いに走る 川沿いの温度は16から18℃と更に上昇してくる ここまで気温が上昇しているなら枡水ヶ原経由でも大丈夫だろうと溝口で県道45へ左折 枡水ヶ原に向かう 大山が正面に見えてくる 白いところは随分減っている 片側2車線道路から1車線になる辺りでタムシバが白い花を咲かせていた 早春の花を楽しみながら登って行く
枡水ヶ原に出る 気温は10℃少々かなと思いながら温度表示を見るとなんと17℃ 見間違いではないかと車を止め写真に撮る やはり17℃だ 随分気温が上昇している 大山循環道には日影部分に雪が残っている程度で路面には全く無く安心して車を走らせる 登山口の下山駐車場に停める 駐車場には10台以上駐車していた