駐車場10:08−10:16林道−10:23登山口−10:25BCコース分岐−11:08五合目−11:19黒滝分岐−11:42フェンス11:43−11:54道標_1Km−11:56八合目−12:08尾根−12:09道標_500m−12:21山頂12:33−12:42三角点−12:50道標_500m−12:54八合目−13:01道標_1.1Km−13:08大神岩−13:24水場−13:27休憩所−13:30林道−13:38合流−13:40登山口−13:47駐車場
今日は那岐山(なぎせん1255m)を訪ねる 登山写真には7月が抜けていた那岐山には今日は69回目 7月にも4回訪ねているが登山写真の掲載を始めた2001以来 この月に登るのは初めて この時期はヤマツツジが期待される 登山支度をして出発する 渓流沿いのルートを登る 草が繁っているが花は少ない かろうじてクルマムグラの小さい花を見つける 擬木の階段を登り林道に出る ここにも駐車場がありすでに5,6台駐車している
林道を登って行くオカトラノオ ウツボグサ ホタルブクロ ヒメジオン ドクダミ等が顔を見せる おや? 白い十字の花 センニンソウのようだ 沢山蕾をつけている ウマノアシガタがまだ咲いている結構花の時期が長い
林道から登山道に入る 登山道入口にはオカトラノオが出迎えてくれる オカトラノオの花弁が散って 葉の上にちょこんと乗っている 何だろうと思い触れようとするとひらひらと落ちていった 今度はヤマホトトギス 森林公園ではまだ咲いていなかったがここでは花を咲かせていた
B,Cコースの分岐を右にとりBコースに向かう ここには樹林が残っている 渓流の音と小鳥の鳴き声が聞こえてくる 木の橋を渡り渓流を左手に見ながらルートを登って行く 時折ドーン ドーンと日本原で演習をしている音なのか大きな音が響き渡る 小鳥の鳴き声はどちらかと言うと控えめ 演習の音で驚いているのかも知れない
暫くは花が見られない クサアジサイが咲く時期まで待たないといけないのかなと思いながら登って行くと ヤマアジサイが顔を出す あちらにもこちらにも 山の斜面一面に咲いているところもある 今度はマタタビだ ルート一面に花が散っている マタタビも多くの花を咲かせるのだと認識を新たにする マタタビの木は結構多い 次から次と顔を見せる ヤマジノホトトギス ヨツバヒヨドリ ドクダミ ナガバモミジイチゴの実 サワギク トリアシショウマ キカラスウリなどの花も顔を見せてくれる 花を楽しみながらルートを行くと渓流の音が聞こえてきて 五合目に出る 五合目の少し手前にAコースに繋がる分岐があるがそのままBコースを進む
フェンスがあり フェンスを開け閉めして抜けて行く 五合目を少し行ったところにキツリフネの群生場所がある 時期が早いのか花は認められなかった 残念に思いながらルートを行くと キツリフネの花が一輪だけだが咲いていた 喜んでカメラに収める 足元にはミズタビラコが群生していた また ヤマジノホトトギス ヤマアジサイ イワガラミ アカショウマ ツルアジサイなども見つける事が出来た
これらの花を過ぎると倒木樹林帯のルートになる ヨツバヒヨドリがあちらこちらで顔を出している 山頂方面を見ると深いガスに包まれており全く山容が見えない 麓の方は見える やがてあのガスの中に突っ込んでゆく事になりそうだ ルートを登って行く 男性お二人と挨拶を交わしすれ違う そして少し登って行くと 白い大きな花 ササユリだ 幾つか固まって咲いている 密かに期待していたが出会える事が出来て嬉しい 早速写真に収める
ササユリを後にし しばらく登ると倒木樹林帯は終わり 樹林帯に入って行く 出口に相当するフェンスがありそこも開け閉めして出て行く ガスが次第に濃くなってくる 山頂まで1.0Kmの標識に続いて八合目の標識がある そして一際あざやかなヤマツツジが顔を見せてくれる 墨絵の世界に朱色が混ざったような感じだ ガスと良く似合う
ルートはやがて樹林帯を抜け 灌木地帯のルート ここはノリウツギが多い だがガスの中では目立たない ルートを登りきると尾根分岐に出る 分岐を左に進む すぐ山頂まで500m地点がある ここからの尾根ルートはアップダウンは少なく 足も軽い ヤマツツジを見たり 足元に咲いているコナスビを見つけたりしてルートを行くと山頂に出る
山頂には4名のグループが休んでおられた 瀬戸町から来られたとの事 私同様天気予報を見て なんとかなりそうだから行こうよと声をかけた 急だったので4名だがいつもはもっと大勢 倉敷の方もおられると話しておられた 山頂からは何も見えない 昼食をとりお先に失礼と声をかけ下山する
下山はCコース 避難小屋の少し先にヤマツツジの群生場所がある そこを訪ねたい 山頂を下り始めると早速 ヤマツツジが顔を出す 先ほどはあまり気づかなかったが花はピークを過ぎている 避難小屋の横を抜け ヤマツツジの群生場所に出る 花は見る形も無い すっかり姿を消している 山の南側と北側でこんなにも違うのかと気温の微妙な違いで花の時期が大きく異なる事に驚く その先の北側の斜面にはまだ色の良いヤマツツジが花を咲かせていた
三角点ピークからCコースを降りて行く ここでササユリに出会う 数本ポツポツと咲いていた オカタツナミソウが青紫色の花を咲かせているのを見つける 下っている時はなかなか小さな花は見つけるのが難しいのだが ササユリの写真を撮ろうとして立ち止まった時にたまたま見つける事が出来た
ルートを降りて行く 500m地点 八合目と降りて行く 八合目付近はブナ樹林もありエゾハルゼミの大合唱 1.1Km地点に出る 男性お二人が休んでおられた これからどうですかと問われたので もう少し登るとササユリが迎えてくれますよと話し 降りて行く 少し降りるとなんとここにもササユリが咲いている 大神岩を過ぎてからかなり降りた地点にもササユリが 水場の先にもササユリが Cコースはササユリが咲いている範囲は広い 中にはすでに花弁が落ちているものもあった 今日は多くのササユリ マタタビに出会え何よりだった
帰路 那岐山道の駅に山野草園が出来ているのを見つけ訪ねて見る 結構広い敷地に整備されており ヤマブキソウがまだ花を咲かせていた ヤマシャクヤクなど花の時期が楽しみだ
雨でだめだと思っていたが念のため確認すると午前中降水確率10% 午後遅くなって雨との予報 それなら7月の那岐山を楽しんで来ようと出発する 雲が広がっているがどこからか薄日が射しこんでいる いつものように429を吉備路 足守 加茂川 旭町と走って行く 旭川ダムは3日前と似たようなもの 休み乢トンネルを抜ける 山並みは全く見えない 津山の手前で53に乗る ここからだと泉山がかすかに判別出来る 津山の市街地を抜ける 日本原の温度標識を見落としてしまった 天気予報では30℃を越えるようだ 那岐山登山口の標識を見て左折する 道の駅を右手に見て更に車を走らす いつものように第二駐車場に駐車 今日は一台もいない