駐車位置10:32−10:46登山口−10:48分岐10:49−11:02林道−11:07森林説明ガイド−11:43大神岩−11:54_1.1Km−12:06八合目−12:12_500m地点−12:16ウエアー12:18−12:26三角点12:30−12:38避難小屋12:52−13:03那岐山頂13:06−13:20_500m地点−13:21分岐−13:23分岐−13:28八合目−13:48六合目−13:52分岐−13:57五合目−14:20橋−14:22分岐−14:25登山口−14:36駐車位置
3/9&10に雪が降った 11日、岡山の山のMLに那岐山を登ったら大神岩で60cm 山頂付近は120cmとの情報が入る 三ヶ上を狙っていたが、この積雪ではかなり難しそうだ 那岐山(なぎせん1255m)であればトレースが期待出来ると急遽予定を変更する薄日が射してきて、車の外に出ても寒さは感じない ウインドウブレーカを脱ぎリュックに入れ 帽子も夏の帽子 手袋は雪があるのは確かだからいつもの冬用を用意する 一日過ぎたとは言え かなりの積雪が予想されるのでスノーシューを持って出発する
那岐山登山道B,Cコースと書かれた石柱のところから舗装道路を登って行く 路面には雪があるが車の轍の部分は舗装部分が見えている すぐに第一駐車場が見えてくる 路面はアイスバンとはなっていないのでノーマルタイヤでも駐車場に入れる状態だった 駐車場には3台駐車 舗装道路を登って行く 路面は露出している部分がかなりあったが第三駐車場まで来ると 駐車場は数cmだが雪が積もっている ここにも三台の車が駐車 路面には車の轍がまだ続いている 登山口脇の空地にも二台駐車していた 私の車を加え十台 やはり人気の山だ
登山道を登ってゆく 雪は少なくところどころ岩が頭を出している 積雪も数cmと少ない すぐに分岐に出る Bコースにトレースがある事を確認しCコースを登って行く 沢山の足跡があり日当たりの良いところでは土が見えているところもある 積もった雪がどんどん溶けている感じがする 分岐から10分余り登ると林道に出る 林道を横断するようにして登って行く
今度は樹林の中のコース 雪は増えてきているがしっかり踏まれている また気温が上昇しており雪はしっとり系 アイスバンのように滑る心配もなく傾斜のあるルートを登って行く事が出来る おや! 鉄人さんだ 出会う可能性もあるかなと思っていた矢先 いつもの上半身裸のスタイルで下山されて来られた 挨拶を交わしすれ違う 近々1500回登山の祝賀会が計画されているとの情報を伺っている
樹林の説明ボードを過ぎると樹林から抜け 前方に山頂が見えてくる 薄日が射しこみ 空も青さが増してきた 水場を過ぎ登って行くと Aコースのピークが見えてくる 山肌に雪が見えるが樹林に積もった雪は消えてしまっている 雪質は相変わらずしっとり系で滑る心配もなく また 良く踏まれており踏み抜く事もなく登ってゆける 1月に登った時のアイゼンを履いた場所に来たがそのまま履かずに登って行く
昨日は大神岩付近で60cmとの事だったが ルート脇の笹は雪から頭を出しており30,40cmの雪は溶けてしまったようだ 溶けるのは速いなと思いながら大神岩に出る 岩に出る少し前からハーモニカの調べが聞こえてきていた 大神岩を右に曲がってすぐの所に男性の方がしゃがんで演奏をしていた こんにちはと挨拶を交わしルートを行く
薄日が射し 雪面に木々のシルエットを映し出している 大神岩から10分程登ると山頂から1.1Km地点に出る ここに来ると 樹間に冠雪した三角点ピークが見えてくる ルートは踏まれた跡が一本のレールのように続いている その上を忠実に登って行く 八合目直前で男性一人とすれ違う ルートを開けて戴き お礼を言って登って行く
八合目付近に来ると 木の枝にまだ溶けていない雪が残っている 登ってゆくにつれ雪の量が増えてくる 少しの高度差でも温度は随分と違うのだろうか白さが増して行く そして500m地点に出る
500mの標識のある場所は旧ルートとなり最近はバイパスする形でルートが選ばれている 標識に向かって登っているトレースがあるので 今日はこちらを行くかと標識のある方向に少し高度を稼ぐ 標識のところは少し小高くなっており振り返ると登ってきたルートを俯瞰出来る 一瞥しルートを登って行く
ルートの両脇に岩がありその間を縫って登って行く 1mも無いとは思うが両脇雪に囲まれた隘路を登って行くのも味がある そしてバイパスルートと合流する 合流地点で男性の方と会う バイパスルートを降りようとしたらスノーシューの方のもので雪が深かったので戻ってきたと話しておられた そして私の姿を見て 山頂尾根は風が強いから何か着た方がいいですよと注意して戴いた
八合目過ぎたあたりから時々風が吹いて来て 寒さを感じていたので尾根に出る前にウインドウブレーカを着ておこうと思っていた矢先だったの お礼を言いすぐその場でウインドウブレーカを着る そして三角点ピークに向かって登って行く
ルートを登って行くと左手に滝山に繋がる尾根が見え 右手には山頂ピークが見えてくる ルート脇の木々にはまだびっしり雪がへばりつくようにして覆っている 今までとは違った景観が展開する そして前方に標識が見えてきてピークが近い事を知る事が出来る もうすぐだよと声をかけてくれているようで心強い
そして三角点ピークに出る うわーすごい風 積もった雪が飛び散る 帽子を飛ばされないよう手に持つ 風が強いですよと注意を受けていたが 数歩登っただけでこんなに強い風が吹いているとは思わなかった なんとか体制を整え写真を撮る そして最初に休憩小屋に行き 小屋の状態をカメラに収める 柱には雪がつき 庇にはツララが出来ている 2008/3の時程ではないものの冬の厳しさを見せてくれる
休憩小屋を後にして尾根を山頂に向かう 風は後方右手からものすごい勢いで吹いてくる 何回か風に吹かれルートを外す ルートを外すとズボーと足をとられる 風が急に弱まる時がある つっかえ棒が外されたようにバランスを崩しルートを外れる そんな事を繰り返しながらルートを行く こんな強い風ではとうてい山頂での昼食は無理 避難小屋で昼食にしようと 小屋に寄る
小屋に近づくと話し声が聞こえてくる こんにちはとドアを開き中に入る 明るさに慣れるまで真っ暗でしばらく何も見えなかったが6,7名の方が休んでおられた 3組はご夫婦で登られている様子だった 沸かしたコーヒーを飲んでおられ、やっと暖まったなどと話し合っておられた 私もリュックをおろし昼食をとる
話を伺っているとまだ山頂に登っていないのは私ともう一組の方 姫路から来れれた由でAコースを降りられると話しておられた 私は、一足お先に避難小屋を出る 山頂で風に吹かれながらスノーシューを履くより 少しでも風の少ないところで履いておこうと避難小屋を出たところで履く 履いている間に姫路からのお二人は山頂へ 山頂でスノーシューを履くようだ
後を追いかけるようにして山頂へ 相変わらず風が強くとても三脚をセット出来る状態でない お二人が写真を撮っておられたので 撮りましょうと言ってお二人を撮り 私も撮って戴いた 強い風に吹かれている様子が伺える 三角点方面を背景にして撮って戴いたあと 姿勢が悪かったためか風に吹かれてころんでしまった カメラを雪に当てないようカバーしなんとかセーフ お二人に心配をかけてしまった
お二人は一歩先に下山 私も後を追う スノーシューは快適 お二人の後と言う事もあって埋もれる事なく歩いてゆける 降りはじめの地点でルートにつぼ足が見られ 結構深く埋もれていた その後 つぼ足は見られなかったので山頂まで登られた方が様子を見られたのかと思っていた 先に行かれたお二人が景観を楽しんでいる間に お先にと失礼する そこで見たのはつぼ足の連続 膝位は埋もれるほど 登って来られたようですねと三人揃って感心する
つぼ足の踏み跡は結構深く 却って歩きにくい 新雪は歩きやすいものの重い 気分を時々変えながら降りて行く Bコースの分岐や東仙ルートの分岐にはいずれもトレースは見られなかった そう言えばあれほど吹いていた風は山頂を降りたら全く気にならなかった 風の通り道みたいなものがあるのだろうか
トレースを追いながら降りて行く 八合目の標識を見て 正面にAコースのピークを見ながら降りて行く 六合目まで降りると大分雪が減ってはいたがまだ土は現れていない 林道を経由して蛇渕コースBを下り Bコース五合目に合流する 合流ポイントにあるBコースのネットが雪の時はどう管理されているのか気になっていた(積雪でネットを開けられない可能性がある)前回見落としていたので今回は写真に撮る 開けっ放しという状態にはなっていない 実際にいじってはみなかったがこの状態だと潜れるか心配だ
あとはBコースを降りてゆく ルートにはずっとトレースが続いていた そしてCコースと合流する 合流地点でお二人連れが手を振って迎えてくれた 避難小屋でご一緒だった方だ 挨拶を交わしおりて行く 第三駐車場で姫路ナンバーの車を確認した 先ほど手を振ってくれたお二人はなんと私の前に駐車されていた方で 私と同様、第二駐車場は雪だったのでバックしてここに停められたとの事 岡山からと話されていた
今日は多くの方と出会った登山であった
このところ天候の変化が激しい 今日は久々に全国的に高気圧に覆われるとの予報 だが倉敷の空はうす曇 いつものように吉備路 足守 加茂川と429を走る 旭川ダムは今日も更に水位をあげている 旭町を過ぎ 休乢トンネルを抜ける ガスがかかり山並みは見えない 津山の市街地の手前で53に乗り そのまま53を走って行く 津山のインターチェンジを過ぎ日本原に近づくと薄っすらとながら山並みが見えてくる 山頂付近は白い あれだけ降ったのだから街並みにも雪が見られるかと見回したが その気配はない 日本原の温度表示は6℃ 積もった雪はすぐに溶けてしまったようだ那岐山登山口の標識に従い左折し登山口に向かう 登山口に近づくにつれ道路脇の雪が増えてくる 道路が狭くなる手前に1台駐車していた この様子だと第二駐車場には雪が積もっている可能性がある 念のため第二駐車場まで行き 雪が積もっている事を確認 車をバックで戻し 先の車と並べて駐車させて戴く