那岐山



標高 1255m    難易度 ☆☆     登り97分(Cコース) 下り67分(ABコース)  岡山県
倉敷からの距離   103Km        登頂日 2010/12/18   ガイドブック  F写真 動画

駐車場10:14−10:20林道−10:24登山口−10:26分岐−10:36林道10:38−10:42森林説明ガイド−11:12大神岩−11:21_1.1Km−11:30八合目−11:45三角点−11:53那岐山頂12:07−12:16_500m地点−12:18分岐−12:20八合目−12:38六合目−12:44五合目−13:03橋−13:05分岐−13:07登山口−13:14駐車場

登山
 今日は那岐山(なぎせん1255m)を訪ねる

 山には雪がある可能性がある 気温も下がっているので冬用の帽子 手袋を準備 スパッツもすぐ着用出来るよう確認して出発する 自動車道から渓流沿いのルートへ降り いこいの広場を抜け 渓流沿いを登って行く 擬木の階段を何回か登って行くと上の駐車場に出る ここまで車で来れる 駐車場には4台駐車していた

 林道を登って行く この時期は花は見られない 数分で登山口に着く 天気が良ければここから山頂方面を伺う事が出来るのだが今日は何も見えない 幅広のルートを行く 雪の様子を見通せないのでCコースを登り 雪の状態を見て周遊するか同じコースを戻るか判断する事とする すぐに分岐がありCコースに向けて直進する 風倒木によりすっかり変わってしまったルートを10分ほど登ると林道に出る ウインドウブレーカを着ていたが身体が温まり汗が出るようになってきたので脱ぎ リュックにしまう

 林道を横断するようにしてルートを行く ここにも登山道を示す案内板がある ルートはこれまでより狭くなるがしっかりしたルートがついている 霜柱が出来ている 霜柱を見るのは珍しい 数分で森林の説明を書いた案内板があり そこを過ぎると、山頂方向を見通せるようになるのだが 今日は山頂は見えず霧がたちこめている様子を伺う事が出来る 日陰にあたるルートに薄っすらと雪が残っていたが日当たりに出てすぐ消える

 水場を過ぎたところで鉄人さんが下山されるのに出会う 相変わらず上半身裸で実にお元気だ 山頂の雪の状態を伺ったがあるのはあるがたいした事はないとの事だった とんとんと走るようにして降りて行かれる姿を見送り ルートを登って行く

 黙々とルートを登って行く 周辺の景観はガスで見えない 花はすっかり店じまい 山のおいしい空気を味わい 汗が額から垂れてくるのを楽しみ登って行く この辺りは風倒木でルートを行くのが大変だったなと思い出す 調べてみると2005年の事でもう5年になる 今はルートを邪魔するものは無い そして樹林帯に入りジグザグに登って行くと標高1000mの大神岩に出る

 大神岩のところでルートは右に曲がる 傾斜が緩やかになり一息入れる事が出来る 雪は白い粉を撒いたようなもの 足跡がなんとかわかる程度 下向きの足跡は鉄人さんのものだなと思いながら登って行く 霧はますます濃くなってゆく 八合目の標識辺りから傾斜がついてくるがそうきつくない そして500m地点に出る

 ルートは500m地点をバイパスしたルートが出来ているが500m地点を向かう足跡が多く見られるので 私も標識のところへ登る この地点から振り返ると登ってきたルートを俯瞰出来るのだが今日は見えない そのまま岩がごろごろするルートを登って行く 数分でバイパスルートと合流する 合流地点で下山される男性とすれ違い挨拶を交わす ルートを登って行く 天気が良ければ山頂や滝山に続く山並みが見えてくるのだが 今日は見えない 薄っすらとルート標識が見えてきて三角点に出る

 三角点ピークにある山小屋は気温が下がっているとつららが出来たりして普段見られない顔を見せてくれるがその様子は見られない そのままルートを山頂に向かう ルートには木の枝に霧氷が出来白くなっている部分もあったが枝先の範囲に留まっていた 避難小屋の脇を抜け山頂に出る

 山頂にはどなたもいない 風が無いのが幸いだがそれでも行動を止めると肌寒く感じる ウインドウブレーカを着用して暖をとる 山頂からは避難小屋すら見えない 昼食をとり 記念写真を撮り下山する

 雪は心配する状態ではないのでAコースを降りBコースへ合流するルートとする 山頂ピークから尾根ルートを行く これまでより幾らか雪が多いが足元だけでルート脇のブッシュは顔を見せ雪景色を楽しむにはまだ雪は少ない 足元の石などにも注意をしながら降りて行く 六合目から蛇淵Bコースの案内に従い 林道を経由して降りて行き Bコース五合目で合流する あとはBコースを降りる テンポ良く下山のスピードを楽しむ


アプローチ
 12月に入り県北の天気は崩れる日が多くなってきた 今日は久々に降水確率が下がる しかし気圧の影響で雲が出易いとの事 倉敷の空は曇り 空を探すとなんとか青いところが見られる状態 いつものように429を吉備路 足守 加茂川と抜ける 足守を走っている時に太陽の陽が射し込み 喜んだが すぐに翳ってしまった 旭川ダムは水位はいつもの状態に戻っていた 旭町を抜ける辺りからフロントガラスに霧雨のようなものが付きだす 雨は予想していなかっただけにびっくり 降っているのか降っていないのか判断がつかない状態が続く 津山市街の手前で53に乗る 周辺の山並みはガスがかかって見えない 津山市街を抜け インターチェンジを過ぎ 日本原と山並みに近づいても山容を伺う事が出来ない 日本原の温度表示は4℃ 山に雪があるか否かを判断したかったが見る事が出来なかった 那岐山登山口の案内に従い左折し第二駐車場にとめる 道路周辺に雪は見られない