駐車位置9:57−10:12ゴーロ橋_2.7Km−10:17イワウチワ−10:37シャクナゲの峰−10:45馬の背小屋−10:56イワウチワ−10:57標高1000m−11:25三角点−11:33山頂11:40−11:49_500m−11:51分岐−12:03標高1000m−12:06林道−12:15標高800m−12:19イワウチワ−12:28イワウチワ−12:29林道−12:39駐車位置
今年は花が遅い それでも4月末までに那岐山(なぎせん1255m)を訪ねたかったが、タイミングが合わず今日になってしまった イワウチワはまだ咲いているだろうか登山支度をして出発する 車がこれだけ来ているという事は花は良さそうだ カメラを取り出し撮影モードに カメラの機能を調べていたら16:9のワードモードの撮影が出来る事がわかり 今日から登山写真をワイドモードに変更してみよう と 思っていた事を思い出し慌てて撮影画像の設定を変更する カメラにいろいろな機能がついているので操作を覚えるのが大変だ 登山の時はメガネを用意していないので表示を確認出来ない なんとか設定したが間違った設定もしておりEV補正をいじっていた事が後でわかったが仕方ががない 少しずつ慣れてゆきたい
フキノトウ ミツマタ ミヤマカタバミ コチャルメルソウといつも出会う花々の写真を撮りながら渓流沿いのルートを登って行く エンレイソウ ボタンネコノメソウ ヤマネコノメソウなどにも出会い ゴーロ橋へ出る
ゴーロ橋から登山道に入る すぐに分岐があり分岐を尾根コースに向かう 渓流には木の板が渡してあり岩の上を選んで渡って行かなくても済むようになっていた 渓流を渡り斜面を登って行く 橋を渡って数分登ったところでイワウチワのお出迎え 近くにイワウチワと書いた標識が新しく設置されていた そこからルート脇には次から次とイワウチワが咲き 大きく花弁を開き咲き誇っている姿を眼にする事が出来る また山の斜面や少し離れたところにも花の固まりを認める事が出来る 沢山の被写体を前にマクロで撮ったり 望遠マクロなど色々な角度で花の撮影を楽しむ
尾根ルートは鎖が設置された場所もあり結構変化に富む そうした環境に溶け込むように自分の居場所を決め 誇らしげに春を讃えている 太陽の陽が降り注ぎ花達も大喜びだろう アセビやタムシバも花を咲かせている タムシバの白い花は離れたところからでも目立つ シャクナゲの峰は大きなシャクナゲの木が何本もある ひょっとして咲いていないかと思って探してみたが花芽を見つける事は出来なかった
シャクナゲの峰と書いた標識のすぐ先の斜面にいつも群生している一群を見つける 今日はあちらこちらに群生している花花花の集団を見る事が出来 いつも見ている集団はその延長に咲いているという感じで特別目立たなかったのが却って印象的だった
花はまだまだ続く イワウチワは薄いピンク色をしているのだが白いイワウチワも咲いていた シロバナイワウチワと言うのだろうか 調べてみたら 白いものをシロバナイワウチワと別扱いする説もあるとの記載がみられたhttp://www2s.biglobe.ne.jp/~toyam/6hana/htm/s0103.html そこには白いイワウチワが群生していた 今度は蕾を見つけた まだ蕾がありこれからも花を咲かせてくれるのかと思うと何故か嬉しくなる イワウチワの花が絶える事なくルート脇を賑わせ 馬の背小屋に出る
これまではどちらかと言うと花のシーズンの最初の時期に訪ねていた その時点ではところどころ花の無いところもあったように記憶している しかし、今日はずっと視野に入っていたように思う 勢力を拡大して広がっているのであれば実に嬉しい
馬の背小屋にはタムシバの木がありタムシバの花を近くで楽しむ事が出来る タムシバの木の根元にもイワウチワが花を咲かせていた え! ここにも咲いているの! と新しい発見 アセビも白い釣鐘状の花を沢山咲かせていた
馬の背小屋からルートを行く まだまだイワウチワは続く 高度をあげている為だろうか蕾も幾分増えているように思う この辺りは杉樹林の中 それでもあちらこちらで落ちた杉の小枝の間から顔を出している 鎖が設置してあるところを過ぎ 標高1000mの標識の少し手前まで花は続いていた タイムテーブルを見ると 96分要した登山時間の内 40分はイワウチワを楽しみながら登る事が出来 まさに 花の道である
標高1000mを境に花は見られなくなる あとは黙々と登山道を登って行く 小鳥の鳴き声が聞こえてくる これまでのカメラには音声を録る機能があったが 今度のカメラには音声のみを録る機能が無い 仕方がないので動画機能で映像と一緒に録り 後で音声の部分を抽出する事とした そうした試みを兼ねて動画を録る
いつも出会うアセビを見て サラサドウダンの樹林帯を抜けると視界が開け 滝山に繋がる縦走路が見え そして、山小屋が見えてきて 三角点ピークに出る 山頂ピークも見える ズームで撮る これまで200mmだったのが300mmと機能が向上し 手ぶれ補正も良くなったと言う評判 山頂ピークに10名程の人が写っている すぐに山頂ピークに向かう 途中避難小屋の横を抜けたが 小屋からも人声が聞こえてきた
山頂に出る 山頂では皆思い思いの場所で昼食をとっておられた タバコを吸っておられる方がいた タバコは大嫌いなので煙害を避け 少しでも離れた位置を選ぶ 記念写真を撮り 昼食もそこそこに山頂を辞し 東仙ルートに向かう 山頂滞在時間7分だった 山でのタバコは人のいない所で それも煙を出さない吸い方をして欲しいものだ!!
ルートを行く Bコースとの分岐でお二人連れが休憩されていた 私が時間チェック用に標識の写真を撮って 先に行こうとすると そちらのルートはと問われた Aルートもいいけどこのシーズンは東仙ルートで鳥取側に行くとイワウチワに出会える 登りは西仙ルートでイワウチワを楽しんできたと説明する イワウチワの事はご存知無かったようだ
ルートを行きAコースとの分岐を東仙ルートへ左に進む 残雪がまだ残っているのを見つける ルートはしっかりしておりテンポ良く降りる 丸太の階段が多い 足場を確認しながらトントンと降りて行く 標高1000mを過ぎ林道を横断してルートを降りて行く アセビが結構多い 大きなアセビの木もあり見事だ ユキザサやツクバネソウの花芽も見つけた
800mの標識を過ぎ 細流を跨ぐようにして渡り 少し登った地点からまたイワウチワが顔を見せる ここにもイワウチワと書いた標識が設置されていた ルート脇に次々と花が顔を出す ルート右手の斜面一面に咲いている ズームにしたりして写真を楽しむ タムシバも顔を見せる 西仙ルートに比べると花の咲いている範囲は狭いがそれでも多くの花と出会え楽しまむ事が出来た
後は林道を降りて行く ミツマタと渓流の景観を楽しむ 駐車している辺りには車が増えていた
いつものように429を走る このところ高速で落合に出る事が多く429は久々 3/5以来なのでほぼ2ヶ月ぶり 倉敷は薄曇り 黄砂の影響で空はにごり遠景はぼんやりしている 沿道の緑が濃くなってきているものの太陽光線がにごり美しさは今一 吉備路 足守 加茂川と抜ける 旭川ダムは随分と水位をあげている 旭町を抜け 休み乢トンネルを抜ける 山並みは全く見えない 津山の市街地の手前で53に乗る 日本原の気温表示は16℃ 日本原まで来ると那岐山の山並みが薄らと見えてくる 岡山県側の登山口を左に見て黒尾峠に向かう 温度表示が数か所あるがいずれも16℃を示していた 黒尾トンネルを抜け、那岐山登山口の標識に従い左折し登山口に向かう 登山口の駐車場はすでに一杯 道路を少し登った道路脇に駐車させて戴く