駐車場10:20−10:29林道−10:34登山口−10:37BCコース分岐−11:16五合目11:17−11:24黒滝分岐=11:30黒滝=11:38黒滝分岐−12:00フェンス−12:10道標_1Km−12:13八合目−12:25尾根−12:26道標_500m−12:39山頂12:53−13:01三角点−13:07道標_500m−13:11八合目−13:17道標_1.1Km−13:22大神岩−13:36水場−休憩所−13:41林道−13:49合流−13:51登山口−13:58駐車場
今日は那岐山(なぎせん1255m)を訪ねる 1995/6からスタートした登山日記の1000回記念の登山だ今日は1000回記念の登山となる 1000回記念登山はもっと早い時期になるかと思っていたが3/11の大災害を初めとして幾つかの問題がありこの日となった さて、どこを登ろうか 候補は最初に登った上蒜山 中国地方の最高峰大山 そして登山回数最多の那岐山 上蒜山は1ヶ月前に登ったし 大山は紅葉狙いで訪ねたいし 一番登山回数の多い那岐山にしようと決める 那岐山登山は今日で81回目の登山になる ちなみに登山回数の多い山は泉山57回 毛無山50回 下蒜山45回 岡山森林公園43回 大山三鈷峰42回が40回を越えている
登山支度をして出発する アメリカセンダングサ メナモミ ミゾソバ ツリフネソウ アキチョウジを見て渓流に架かる橋を渡る 連日の降雨で水量が多い ひっそりとした渓流沿いのルートを行く ミズヒキ アキチョウジが顔を見せる 擬木の階段を登って行くと林道に出る ここにも駐車場があるが駐車場に入りきらず道路脇にも駐車している
9月も終わりに近づくと花は少なくなる 林道沿いの花もすっかり影をひそめ わずかツリフネソウ キンミズヒキ ハッカソウを見つけるに留まる 林道を行くと登山口に出るここにも5台の車が駐車していた 渓流にセリ科の花が咲いているシラネセンキュウだろうか 登山口に張り紙があり 那岐山山頂休憩舎への立入禁止のお知らせ が掲載されていた 休憩舎というと雪を抱き つららに囲まれている状況を思い出す
ルートを行く 石がごろごろしている メナモミ ツルニンジン アメリカセンダングサ アキチョウジが顔を見せる すぐに分岐に出る 分岐から山頂方面を見渡す事が出来るのは久々の感がする 分岐をBコースへ右にとる 土の道で気持ちが良い ヤマジノホトトギス ヒカゲミツバが咲いていた 橋を渡りルートを行く 短い距離だがルートには水が出ており足元を選びながら登って行く そして渓流を左手下に見ながら土の道を登って行く
セミの鳴き声は聞こえない そろそろ終わりだろうか 渓流の音を聞きながら登って行く このルートはマタタビが幾つもある 実がなっているだろう これかなあれかなと探す なななか見つけられない やっと 見つける あんなに花が咲いていたので沢山の実が出来ているかと思っていたが 実になる確率は低いようだ
花はなかなか顔を出さない おや!可愛い花を一輪見つけた こんな所で咲いているのは何だろうと調べてみるとゲンノショウコ 林道脇に群がって咲いているとすぐわかるが一輪だけひっそりと咲いているとどこの貴婦人かと思う アキチョウジ テンニンソウ キバナアキギリ マツカゼソウ イヌトウバナ ヒカゲミツバなどが顔を見せる この辺りでアケボノソウが咲いていた筈と探すが時期が早かったのか今年は出会えなかった
しばらく渓流の音から遠ざかっていたが また聞こえてきて ミヤマタニソバ アキチョウジ ヒカゲミツバ トチバニンジン シロヨメナ ミズヒキ サンインヒキオコシなどの花が顔を出し 五合目の分岐点に出る そのまま直進し フェンスを開閉してフェンス内に入る フェンスは風倒木地帯の植林を保護する為のもの 通過したあときちんと閉めておく事が肝要だ
フェンスを抜けてしばらくは湿原というか湿り気のある場所で花を期待していたが時期が悪いのかサンインヒキオコシ テンニンソウ オタカラコウに出会うに留まった オタカラコウはなんとか花の形を留めている状態だった そこを過ぎると風倒木で被害を受けたところ イヌタデ メナモミを見つける そして黒滝の分岐に出る
黒滝には1度訪ねた事がある 久々に訪ねてみよう 分岐から0.2Kmとある 標識に従いルートを行く 下り気味にルートを行くと鎖が設置してあり少し急な下りになる 鎖を使わなくても降りて行ける 降りて少し行き渓流を渡りルートを追うと滝のところに出る 落差10m程度だろうか 水量は多く勢いがあった 滝口はちょっとしたお花畑 セリ科のノラニンジンと思われる花が一輪優雅に咲いており その先に タンナトリカブトやテンニンソウ ミゾソバ サンインヒキオコシが咲いていた
滝を見てルートを戻る 分岐からBコースのルートを登って行く ニガナ アキノキリンソウ キツネノマゴ コナスビ オトコエシ ツルシキミの実 ススキ ガンクビソウ ミヤマタニソバ サンインヒキオコシなどに出会う コナスビは花の時期が長い ルートから山頂を見渡せる このところガスの状態が多かったので 今日は山頂が伺え違った雰囲気 振り返ると日本原の市街地も一望出来る
ルートは出口のフェンスに出る ここも開閉して抜けて行く この辺りはサンインヒキオコシが多い 下で出会ったサンインヒキオコシは花がかなり散っていたが この辺りにくると整ってくる マクロで撮ったがピントが甘かった 1Km地点ならびに八合目の標識を見てルートを行く 水場があったが花はミゾソバ テンニンソウと寂しい花だった
樹林を抜ける 早速アキノキリンソウが顔を出す 次々に出会えるかと思ったが笹が強いのかその一輪だけだった 途中団体さんとすれ違う 若い方が多かった そうか今日は連休の初日だった そして尾根分岐に出る
分岐を左にとり山頂を目指す すぐに500mの標識がある 傾斜が緩くなり足はぐっと軽くなる タニソバが咲いていた タニソバは初めて ミゾソバと似ているが花が違う こうした所に咲くのかと新しい知見 写真の写りが悪いのが残念 オトギリソウ ベニバナボロギク キンミズヒキ コナスビを見て山頂に出る
山頂には10名程いただろうか 次々と登って来られる 何組か写真を撮ってあげる 携帯を使っておられる方ばかりだった 携帯の持ち方が悪く 自分の手で被写体が見えないと言って教えてもらったり どうも携帯は苦手だ 山頂から滝山方面の縦走路を伺う事が出来たが 大山は判別困難 じっくり見るとあれが裾野だろうかと思われる状態 滝山方面を背に記念写真を撮る 昼食をとり下山する
下山はCコースを降りる 三角点ピークまで行くと 休憩舎が見える 屋根はあるが小屋の周辺の板が大分剥がれ便器が見えている 立ち入り禁止と並んで接近禁止の張り紙がある 何て書いてあるか近づかないとわからない 風が強かったら飛んでくる板などありそうだ 風が無くて幸いだった 早く修復出来るといい
あとはテンポ良く下る
のろのろ台風15号の影響で長い間天気に恵まれなかった やっと青空が戻ってきた 爽やかな青空の下倉敷を出発する いつものように429を吉備路 足守 加茂川と走って行く 沿道の稲田は黄金色になってきている 畦道に彼岸花が顔を出し この季節ならの景観を楽しむ事が出来る 旭川ダムに太陽の陽が射し込むのは久しぶりだなと湖面の輝きを楽しむ 旭町を過ぎ 休み乢トンネルを抜ける 泉山の山容がはっきり見える 白い雲が浮かんでいる 津山市の入口で53号に合流 53号からも山並みを楽しむ事が出来る 市街地を抜け津山のインターチェンジを過ぎると那岐山に連なる山並みがぐんと近づいてくる 日本原の温度表示は20℃ 登山にいい季節となってきた 那岐山登山口の標識を見て左折 道の駅を右手に見て更に登ってゆき 第二駐車場に駐車 すでに4台駐車