駐車場10:57−11:07一合目−11:19ニ合目−11:30三合目−11:40四合目−11:49五合目−11:51分岐−12:04六合目12:07−12:17七合目−12:35八合目−12:53山頂13:10−13:21八合目−13:30七合目−13:36六合目−13:43分岐−14:09元谷−14:22大神山神社−14:35大山寺橋−14:39駐車場
今日は、大山(だいせん1711m)を訪ねる 紅葉はどうだろうか登山支度をする ふと上を向くとエゴノキ 沢山の実をつけ一部黒くなってきている エゴノキの実について先日ラジオビタミンで話がありヤマガラが良く食べる 貯食するとの事 貯食により食べ残されたエゴノキが良い環境で保存され 種の保存に役立っているという話 エゴノキの実を頭に描きながら聞いていたがなかなか面白い その話を覚えているうちに書けたのも何かの縁だろうか カメラに収め出発する エゴノキは他でも出会うかと思ったがここだけだった
夏山登山道の標識を見て石段を登って行く 花は店じまい カメラに収めるものは無く石段を終えブナ樹林の中のルートに入る 木々は色づいてきているが太陽の陽射しが無く残念 12時から晴れるとの予報 晴れる事を期待しよう ルート脇にツルアリドウシ ツルシキミの赤い実を見つける 今日も花より実に出会う機会が多いだろう
一合目を過ぎる 登って行くに従いルート脇の紅葉の色が深まってゆく感じがする 黄色や橙で赤は少ない ツリバナ フウリンウメモドキ コマユミに出会う いずれも大きな木でなく目の高さ程 フウリンウメモドキが結構多く可愛らしい赤い実を稔らせている 二合目を過ぎたところではフウリンウメモドキに混ざってクロモジの黒い実も顔を出す 左手樹間には宝珠山の山肌が見える 結構いい色をしている 目を上の方に転じるとナナカマドが赤い実をつけているのを見つける 葉がまだ残っており赤みを帯びていた ユキザサが赤い実をつけていたこれも可愛らしい
登山者数調査実施中と書いた装置が設置されていた ソーラーパネルがありそこから電源を得ているようだ 雪が積もる頃には撤去するのだろうか
木々の色どりを楽しみながら登って行く 12時が近づいているものの太陽は顔を出さない 三合目 四合目と過ぎてゆく 四合目の手前でオオカニコウモリに出会う 最後の花を見せている 綿毛のようなものを付けた種になっているものもある ウツギの実も見つけた 大山三鈷峰が左手に見えてきて五合目に出る 五合目を少し登ると分岐があり行者コースと合流する 行者コースは元谷に降りており紅葉が期待される 帰路はこちらを降りる予定
分岐からルートを登ってゆく サワフタギ フウリンウメモドキ ナナカマド マムシグサ コマユミなどの実に混ざって ヨシノアザミが一輪花をつけていた 森林公園でも咲いていたが結構強い花だ そして六合目に出る
これまで何人もの方とすれ違ったり 抜かれたり 先に行かせて頂いたりした 六合目は展望の良い場所 何人もの方が休んでおられた 景観は北壁にはガスがかかり五合目ではガスがかかっていなかった三鈷峰にまでガスがかかり出している すでに12時は過ぎたが一向に晴れ間は見えない むしろガスが多くなってきている 景観をカメラに収めすぐに登り始める そうそう手が冷たく感じてきたのでここで手袋を出し着用した
登り始めて数歩 右手になんと マツムシソウが三輪 思わず ♪おや マツムシが♪と声が出る カメラに収め立ち上がると今度はルートの反対側にシロヨメナが花を咲かせている ルートの両脇で歓迎してくれた サワフタギ カマツカ ヤマボウシ ナナカマドなどの実を見つけながら登って行く 七合目手前のヤマボウシは大きな木でつけている実が結構大きく見え何の木だろうかと思ったが写真を良く見ると ヤマボウシの実のようだ
八合目に出る少し前で空が急に明るくなり 別山が顔を見せ 元谷の方まで見えるようになった 急いでカメラを出し その時の景観をカメラに収める 明るくなった時間は短かったが これから晴れてくるぞという期待が強くなる 降りて来られた二人組もここからならまだ戻れるね 果たして晴れてくれるのだろうかと話しているのが聞こえた
八合目を過ぎると傾斜は一段落 木道になる ダイセンキャラボクの大群生地 赤い実をつけているのをあちらこちらで見つける事が出来る 風が時折強く吹く この風でガスが吹き飛ばされればいいと思うがガスは相変わらず 木道を歩いていて途中平衡感覚がおかしくなった あれ? どうしたのだろうか と不思議に感じたがすぐに木道が傾いている事がわかった 視界がきいていればこうした感じはしなかったと思うが限られた情報ではこうした事もあるのだなと変な体験をした
登って行くと 山小屋が顔を出し 山頂から降りてくる人 山頂で写真を撮っている人などが つぎつぎと見えてくる そして私も山頂に着く 早速シャッターを押して欲しいと依頼される 4名のグループだったように思う 風が時々吹くので私もとシャッターを押して頂く 剣ヶ峰が顔を見せたので急いでカメラに収める が すぐに隠れる 昼食をとりながらガスが消えないかを待つ カメラを持って待ってる方もおられたがなかなか顔を出さない 13時をすでに過ぎている 食事を終え下山する
下山は登ってきたルートを五合目手前の分岐まで戻る 木道の部分は見通しがきくようになり 木道の面が傾いているのもわかる 雨で流されたのだろうか土台が崩れていた 六合目では相変わらず人が多かった 大山三鈷峰はまだガスがかかっていた
分岐を元谷経由大山寺に向けて降りてゆく 丸太の階段になっている かなり傾斜がきつい登りは結構つらいと思う 丸太の間隔が狭いところもありカニの横這いのような形で降りて行かないと足を踏み外すとちょっと怖い 時折足を止め 周辺の景観をカメラに収める こころもち明るくなってきたのか色が出てくる 太陽が出ていたら感動のしっぱなしではないかなと思いながら降りて行く 標高1200mの標識を過ぎたところでツリバナとヤマボウシをカメラに収める ツリバナが枝にひっかかり固定されていた事もありピントのあった写真を撮る事が出来た
元谷に出る 谷に出る手前に登山者測定装置が設置されていた 宝珠山の山肌の一部に太陽の陽が射していた 三鈷峰も見えるようになった 大山北壁はまだガスがかかっていた 河原には赤い矢印でルート表示がしてあった 元谷から大神山神社に降りて行くルートでは木々を通して陽射しを楽しむ事が出来た 大山寺橋からは山頂を見る事が出来た
帰路 ラジオで今朝大山に初冠雪が観測されたとの放送があった 平年より6日、昨年より1日早いとの事 ヘリコプターの音がしきりに聞こえていたが 雪と紅葉の写真を狙っていたようだ 私が登った時には雪の気配は全く感じられなかった ルートに一部ぬかるみはあったが
米子の天気は12時から晴れるとの予報 倉敷は快晴雲一つ無い 高梁川に沿って車を走らす 通勤ラッシュと重なり酒津の信号から渋滞 お蔭で川面に浮かぶ水鳥をゆっくり眺める事が出来た 川辺橋 総社大橋をやっとの思いで抜ける 総社大橋を抜けると車の流れは順調 豪渓泰橋8℃を確認し180号に合流 車の流れに乗って 高梁 井倉 新見と走って行く いつもガスが出ている高梁市は今日は青空が見えている 井倉9℃ 新見13℃とすこしづつ上昇してくる 新見の市街地を抜けると一人旅 対向車も少ない 沿道の温度は陽射しが弱まってきたのか低下気味 千屋で10℃ 明地トンネルを抜け鳥取県に入る トンネル出口の温度は9℃ 大山は山頂にガスがかかっている 峠を下り高尾で181に乗り 今度は181に乗って日野川沿いを北上する 日野川沿いの温度表示は14℃ 溝口で県道45に乗り枡水ヶ原に向かう 県道に入ってすぐ桜並木がある その桜が何本も花を咲かせていた 桜の狂い咲きの報道を聞くがここもその類だろうか 溝口インターを過ぎ大山を正面に見ながら車を走らす 天気は曇り 山頂はガスがかかっており山肌の色は確認出来ない 枡水ヶ原7℃ 大山循環道を行き下山駐車場に 循環道ではナナカマドが赤い実を稔らせ 木々も色づいていた 駐車場は結構車が多かったがまだ駐車可能であった