駐車位置10:32−10:50ゴーロ橋_2.7Km−10:57イワウチワ−11:12シャクナゲの峰−11:19シロバナイワウチワ−11:22馬の背小屋−11:29イワウチワ−11:33標高1000m−12:06三角点−12:14山頂12:30−12:38_500m−12:40分岐−12:55標高1000m−12:58林道−13:08標高800m−13:15イワウチワ−13:20林道−13:32駐車位置
今日は那岐山(なぎせん1255m)を訪ねる イワウチワはどうだろうか?登山支度をして出発する 車が多い時は花を期待出来そうだ 駐車場から渓流沿いのルートに出るまでに左手に黄色の小さな花を見つける コガネネコノメソウのようだ ネコノメソウも結構色々な種類がある
渓流沿いのルートを西仙ルートに向けて登って行く ミヤマカタバミが所々顔を見せる まだ花を開いていないものが多い やっと開いているのを見つけカメラに撮る エンレイソウ カンスゲ コガネネコノメソウ コチャルメルソウなどが顔を見せる 今日はコチャルメルソウの写真を成功させたい 数枚撮ってやっと1枚 背景を工夫しないとピントが定められないようだ 昨年ボタンネコノメソウ ヤマネコノメソウなどに出会った事を思い出し、注意しながら登っていったが見つける事が出来ず ゴーロ橋へ
ゴーロ橋からのルートを10名程の団体が入って行かれた その後に続く ルートに入って間もなく ボタンネコノメソウ ミヤマキケマンを見つける そして分岐を尾根ルートに向かう 渓流には丸太を半切りにしたものがかかり橋の役割をしている 皆の後をついて橋にかかるとユリワサビと思われる白い花を見つける 写真に撮ってから橋を渡る
橋を渡ったところにミヤマカタバミ エンレイソウが顔を見せる ルートはジグザグに登って行く 途中団体の皆さんからルートを譲って戴き 先に登る すぐにイワウチワの咲く地点に出る ルートを譲って戴いた以上あまりゆっくりと写真を撮るのは迷惑だろうと さっさと撮り登って行く 花の方はピークを過ぎており 頭を垂れたような花が多く ちょっと残念と思いながら登って行く 昨年は5/2に訪ねている それより早いのにもうピークを過ぎている とは言うものの元気な花も咲いている 次から次と花が顔を見せてくれるので撮影も忙しい パチパチと手当たり次第カメラに収める
男性の方がじっくりと花の写真を撮っておられた 今年は遅いと思っていましたが、1週間程前が良さそうですね なかなかタイミングを合わせるのは難しいですね と 話しておられた
ルートには鎖が設置された場所もあり結構変化に富む 斜面やルート脇にイワウチワが次々と顔を見せてくれる 山の斜面を覗きこむとその先にもイワウチワが斜面を覆っている そしてシャクナゲの峰に出る シャクナゲはまだ アセビが花をつけても良い時期だがまだだった シャクナゲの峰と書いた標識の周りは日当たりも良く イワウチワが最初に咲きだすスポット その斜面はもう終わっていた 反対側斜面にはまだ咲いていた
イワウチワをあちらこちらと追いながらルートを行く シロバナイワウチワが群生しているスポットがある ルートから少し入った位置 ルートにストックとリュックがありすでにお先に行かれている人がおられた イワウチワが咲く中を入るのはちっと気が引けたが足跡を追いスポットに出る 写真を撮っておられる方と挨拶を交わす 可愛い花に出会え来た甲斐がありましたと喜んでおられた 写真を撮りどうぞと場所を譲って戴いたが ちょっと足場が悪く そこまで行かずに手前で写真に収めた どの花も太陽の陽射しを受け輝いていた
シロバナイワウチワの咲いているところを後にルートを行くと数分で馬の背小屋に出る 小屋の近くにタムシバが白い花を咲かせていた 青空を背に白い花が目立つ タムシバを見てルートを行く イワウチワはまだ続く 樹林帯の中のルートを行く ここにも鎖を設置した場所がある シャクナゲの峰周辺から比べると花の規模は小さいものの 笹の中からも顔を見せる 一生懸命勢力拡大を努めているのか 笹の浸入に勢力を殺がれているのか不明だが勢力を伸ばしていると希望的に見たい イワウチワは標高1000mの標識の少し手前まで顔を見せてくれる
イワウチワが終わると花は見当たらない ウグイスや小鳥達の鳴き声が耳に飛び込んでくる ルートは桧の樹林帯から落葉樹林帯になり 樹間から山頂が見えてくる サラサドウダンの樹林群を抜けると 滝山への尾根道が見えてくる 北の方角に眼を転ずると大山が見える まだ雪を抱いている事がわかる そして 三角点ピークに出る 三角点ピークにある休憩小屋は痛みが酷く 利用禁止の状態がつづいている
三角点ピークからもう一度滝山に繋がる尾根を一瞥し 山頂に向かう 尾根ルートを行き 避難小屋の脇を抜けて 山頂に出る あれだけ沢山の車があったから山頂は賑わっているかと思ったがどなたもいない 途中昼食をされているお二人連れと 下山された男性お一人に出会った程度で ちょっと拍子抜け リュックを降ろし記念撮影をしたり 昼食をとる
そうこうしていると男性が登って来られる どちらのルートを登られたかと伺うとBコースを登り山頂に出て 東仙コースを降り 西仙コースを登って来られたとの事 また お一人登って来られ その方はAコースを登って来られたとの事 お二人とも下山はCコースと話しておられた 大山や氷ノ山など山座の話を交わす しばらくして、お先にと声をかけ下山する
下山は東仙コース AコースやBコースと一緒のルートを行き 500m地点を過ぎてBコースと別れ その少し先でAコースと別れ鳥取県側に降りて行く ルートにはもう雪は見られない 今年はまだショウジョウバカマに出会っていない 西仙コースの登りで出会えないかと期待していたものの出会えなかった こちらはどうだろうと思いながら降りて行くと 山頂から560m地点の標識を過ぎて樹林帯にかかった所でショウジョウバカマが一輪花を咲かせているのを見つける ショウジョウバカマの花言葉は希望 太陽を背に受け 希望に膨らんでいる姿をカメラに収める イワウチワは春の使者 花言葉もなかなか面白い
樹林帯の中のルートを降りて行く 丸太の階段が続く 下りはいいが登りはつらいコース 足場を確かめ とんとんとんとテンポ良く降りて行く 標高1000mの標識を見て 林道に出る 林道は53号に出られるようだが歩いてみた事は無い 結構距離はありそうだ 林道を横断するようにして登山道を降りて行く おや?オオアカゲラだろうかギギギギギという鳴き声が聞こえてくる この辺りはアセビが沢山咲いていた筈と見るが今年は花は見られない ツルシキミが花を咲かせているのを見つけ ユキザサが花芽を膨らませているのを見つける 標高800mの標識を過ぎ 渓流を跨ぎ 少し登る この登りの左手からイワウチワが咲くポイントが始まる
花が咲いていないか見る 葉は確認出来るものの花は見つからない ここはもう終わってしまったのかも知れない ルートを行く ルート脇にイワウチワが顔を見せる 数は少ない 終わってしまったものも見える 西仙ルートより早く咲くのか 元気の良い花はそう多くなかった 急な丸太の階段を降り 登山口に出る
ここからは渓流を左手に見ながら幅広い林道を降りて行く コチャルメルソウ ミヤマカタバミ ミツマタなど顔を見せる 駐車場所周辺には大型のバスがいたり車が増えていた
昨日の雨空とはうって変わっての真っ青な空 空を見廻しても雲が見えない くっきりすっきりで気持ちが良い 429は吉備路から足守に抜ける道が出来(一部片側交互通行の所もあるが)走り易くなった 新しい道を走り吉備路 足守と抜ける 加茂川に近付くと沿道の新緑が美しい 旭川ダムは今日も満々と水を湛えている 旭町を抜ける 役場に並んで新しく道の駅が出来ていた 昨年12月に開店したとの事 市街地を抜け 休み乢トンネルを抜ける ここを抜けるのは昨年11/21以来 トンネルの先には泉山がくっきりと見える 坂を下ると、のどかな平坦な道が続く 春の景観を楽しみながらのんびりと車を走らす 津山市街地入口で53に合流して津山の市街地を抜ける 429とは津山インターチェンジの手前で別れそのまま53を走る 日本原の温度表示は16℃ 那岐山に連なる山並みがぐうんと近づいてくる 岡山県側の登山口を左手に過ごし黒尾峠に向かう 峠にかかると温度表示がいくつかあり 17℃ 18℃と上昇してくる 黒尾トンネルを抜け今度は下る 奥本と書いた標識には14℃の表示 那岐山登山口の標識に従い左折し登山口に向かう JRの線路を潜ってすぐ左折 あとは道なりに民家を抜け JRの踏み切りを過ぎ 林道を行く 林道が交差するところが登山口 駐車スペースはそう多くない すでに10台以上駐車している 林道を少し登った道路脇の空地に駐車させて頂く