駐車場10:34−10:46一合目−10:58ニ合目−11:08三合目−11:19四合目−11:28五合目−11:29分岐−11:41六合目11:42−11:53七合目−12:12八合目−12:34山頂12:49−12:55九合目−13:00八合目−13:10七合目−13:16六合目−13:24分岐−13:49元谷−14:05大神山神社−14:16大山寺橋−14:22駐車場
今日は、大山(だいせん1711m)を訪ねる 紅葉はどうだろうか登山支度をして出発する 太陽の陽射しを受け木々がきれいだ 自動車道を少し歩き大山夏山登山口から石段のルートへ入ってゆく 入口にヒカゲミツバが花を咲かせていた 階段を登って行く ノブキの特徴ある実が顔を見せるが花は少ない 石段を過ぎると丸太の階段のルートとなる ブナ樹林帯で木々が色づいてくる さっきまで射していた陽射しが翳る ちょっと残念 明るくなった時を狙おうとルートを登って行く
オオカニコウモリの花を見て一合目に出る 少し明るくなり期待を持たせるが少しの間 ルートにはオオカニコウモリが時折顔を出すが花は見られず チゴユリ ツルアリドウシ ツルシキミなどの実を見つける 下山される方ともすれ違い挨拶を交わす
二合目を過ぎると左手樹林の間から擬宝珠山の山並みが見えたり 展望が広がる 色づいた木々を楽しみながら登って行くも太陽の陽射しは戻って来ない ルート脇に赤い小さな実を見つけた 調べるとツツジ科のアクシバのようだ 三鈷峰を登った時に花を見つけた その実のようだ ヤマジノホトトギスも特徴のある実をつけていた まだ青かった
三合目を過ぎる 展望がきく場所が増えブナ樹林の紅葉を楽しめる 紅葉のスナップを撮りながら登って行く 四合目辺りから団体さんとおぼしき集団に追い付く 集団の方かなと声をかけるといや母と二人で東京からとの事だった 登山ルートは結構幅が広いがそれでもペースが違うので邪魔にならないようにして抜けて行く 団体登山だとルートを空けてと声をかけてくれる人が大抵いるが そうした事は無く タイミングを見ながらお先に失礼して行く 気がついたら五合目 四合目と五合目の間は写真を撮るタイミングが無かった
五合目には何名か休んでおられる人が見られたがそのまま先を行く 少し登ったところに行者コースとの合流点がある 帰路はこちらを降りる ちらっと下山するルートを見る 紅葉が良さそうだ ブナ樹林はこの辺りまででここから先は低木の樹林の中の登り ルートの幅が狭くなる サワフタギがブルーの実をつけているのを見つける ガスが出てきた
六合目に出る ここから大山北壁や三鈷峰の展望が得られるのだがガスで何も見えない ここでも休んでおられる方がおられたがそのままルートを登って行く またルートの幅は広くなり丸太を使ってルートが整備されているが傾斜が結構きつい 階段状のルートをジグザグに選びながら一歩の段差を少なくし負荷の低減をはかりながら登って行く 七合目を過ぎたところでコマユミの実とホソバノヤマハハコの花を見つける 結構頑張っている
八合目を過ぎ少し登ると木道に出る 標高1600mの標識がある もう少しだ ガスがみるみる消えて山頂に繋がる木道が見えてきた 視界が広がるのは嬉しい 薄日も射してきた 山頂まで0.5kmの標識を見て 左手を登って行く 新しく九合目の標柱が設置された 登る時気付かず 下山時に目に入り 新設されている事に気付いた 先程の分岐を示す標識も新しくなっている 日本語の他英語とハングル語が併記されている ルート脇にエゾノヨロイグサ サラシナショウマと思われる実を見つける サワフタギが実をつけていたが色が薄い
あと0.2Kmの標識を見て木道を登る 右手には大山頂上避難小屋がありその周辺には随分沢山の人 山頂付近にも何人も休んでおられる人がいるなと思いながら登る ふと左足元を見ると マツムシソウが二輪花を咲かせていた 喜んで写真を撮っていると何と言う花ですかと問われ返事をさせて戴いた 木道を降りるわけにゆかないのでズームで撮った そして山頂に出る
またガスが出てきた 避難小屋がなんとか判別出来る状態でその先の木道は見えなくなってしまった 剣ヶ峰や三鈷峰の方は相変わらず濃いガスに包まれ何も見えない 三角点ピークに向かうルートには立ち入り禁止の標識がありどなたも入っていなかった 山頂では交互に記念撮影 私も撮ったり 撮ってもらったりした 昼食を終え下山する
下山は登ってきたルートを降りる 九合目の標識を偶然見つけるという事があったが あとはテンポ良く降りて行く 六合目では相変わらずのガスで眺望得られず 五合目手前で行者コースを降りて行く
行者コースは丸太の階段が続く 傾斜がきつく 階段の幅も狭い 足を滑らすとちょっと大変なので注意しながら降りて行く ルートの幅は夏山登山道に比して狭く ルート脇の下草の紅葉がぐっと身近に迫ってくる その色もいい 紅葉のトンネルを抜けるような感じだ 傾斜が緩くなるとこっちのものトントンと降りて行く 下山する人が結構多い 足音が聞こえる為だろうルートを空けてくれるお礼をいいながら失礼する
調べると昨年も同じ日に訪ねている その時より紅葉は美しく感じる その時も太陽の陽射しは得られなかったようだ 今年も残念ながら陽射しは得られなかったがガスで見えないという状況ではなく それなりの景観を楽しめた 標高1200mの標識のある位置からはブナ樹林の形も良くいい景観 二人の女性が話しあっている側を抜ける 日本語でない 韓国語なのか判断があやしいがハングル文字等の標識が必要になってきている事がわかる
紅葉の定量的な評価は難しいが撮った写真をサムネイルで並べてみると降りてくるに従って緑がかっているように感じる 元谷避難小屋0.1kmの標識のあるところまで紅葉は続く 標識を過ぎると 防砂堤に出る 土石流防止床固工事が行われており重機が入っていた ルートは重機搬入の為の取り付け道路を行けば良く 荒れているかと思っていたが何の心配もなかった ルート脇に黄色い花を発見 枝がひょろ長く枝が曲がり花は地面すれすれに咲いている ロゼッタ状の葉があり写真に撮り調べる コウゾリナかと思ったが葉が違う 調べているうちにカントウタンポポが候補にあがる 羽田研のサイトを調べるとカンサイタンポポが掲載され変種が多いとの事 カンサイタンポポとしておこう
元谷に出る 土石流防止床固工事の案内と登山道案内板等更新工事の案内が出ていた 案内板等の更新は10/31までと記載されていた
ルートを降りてゆく ブナ樹林帯の中のルート 薄っすらと色づいている程度 ゴマナ アクシバの実 オオカニコウモリ ヤマアジサイ マムシグサを見て大神山神社に出る 神社から参道を降りて行く 大山寺橋にかかった辺りで太陽が顔を出したが北壁はガスの中だった 自動車道の脇にアキノキリンソウ ヤマキケマン ヒカゲミツバを見つけ駐車場に
全国的に高気圧に覆われ好天との予報 青空の下倉敷を出発 高梁川に沿って車を走らす 7時前に出発したかったが20分遅れ 通勤ラッシュと重なるものの割とスムーズに流れた感じ 豪渓泰橋11℃と気温は低め 橋を渡り180に合流 信号を左折し北上する 高梁の市街地手前からガスが出るも新見辺りでまた青空が戻ってくる 井倉 新見共に11℃ 新見市街地入口で道路工事が行われ片側交互通行 結構待たされた 新見の市街地を抜けると車は少なくなり一人旅 千屋を過ぎ 明地トンネルを抜け鳥取県に入る トンネル出口の温度表示は15℃ 大山がくっきり見える これは嬉しい 峠を下り高尾で181に合流 日野市街地入口で180と別れ181をそのまま日野川沿いを走る 大山・烏ヶ山などの山並みがちらちら見える 日野川沿いの温度は14℃ 溝口で県道45へ左折し枡水ヶ原へ向かう 大山が正面に見えて来る 山頂付近にガスが出てきた 枡水ヶ原に向かう県道の拡幅工事が行われていた 枡水ヶ原の温度は14℃予想していたより高い 大山循環道は若干色づいてきたという感じ 紅葉はこれからだ 下山駐車場に駐車 一見満車風 心配しながら奥に入っていったらまだスペースがあった 登山支度をされている方もおられた