駐車場10:30−10:42登山口−10:56林道−11:00ベンチ−11:05水場−11:30大神岩11:32−11:42_1.1km地点−11:51八合目−11:56_500m点−12:06三角点12:08−12:17山頂12:35−12:44_500m点−12:47分岐東仙ルート−12:50八合目−13:09六合目−13:21菩提寺2km−13:23五合目−13:33菩提寺1.5km−13:42菩提寺1.1km−13:48菩提寺0.6km−13:58菩提寺14:08=14:25駐車位置
今日は那岐山(なぎせん1255m)を訪ねる登山支度をする 6℃と知り手袋や冬用の帽子が必要かと思っていたが 太陽の陽射しを受け 車を出ても寒さを感じない ウインドウブレーカを脱ぎリュックに入れる 準備をしている途中に次々と車が来る 菩提寺の大銀杏を見に来たがその先に道路が土砂崩れで通行止めになっているのでここに駐車して見に行くと話しておられた 確かに駐車場の先に通行止めと表示されていた 菩提寺の大銀杏は久々だな 帰路Aコースを降りてみよう
渓流に沿ってルートを行く 周辺は紅葉した木々が眼を楽しませてくれる その先に蛇淵の滝があるのでこの渓流沿いのルートは蛇淵渓谷と言われるのか なかなか見ごたえがある 擬木の階段を登る 上を見ると太陽の陽射しを透かし 紅葉した木々を楽しむ事が出来る 紅葉した木々に誘われるように通常と違うルートをとり進むと駐車場のところに出た
駐車場は10台ほどのスペースしかなくそこは一杯 道路に沿っても数台駐車していた 道路から紅葉を見ると光の加減だろうが先ほど感じたものと随分違う 自動車でここまで来たら渓流沿いの紅葉や先ほどの紅葉を楽しめないだろうな と ちょっと得した気持ち
自動車道はここまで舗装されており その先は未舗装で車両進入禁止との表示がある 道路を登って行く ガスは全く無く 山頂がくっきりと見える 道路脇の花は殆ど店じまい ノコンギクがちらほらとなんとか花の姿を留めていた 登山道入口付近にもかなりの車が駐車していた どれも岡山ナンバーだった 勝手知った人たちなのだろう 登山口入口のノイバラの実を見て 登山道に入る
登山道は幅広のルート 石がごろごろして歩き難い 少し行くとBコース、Cコースの分岐がある Aコースを降りる予定なのでCコースを進む Cコースを登るのは久々だ 今日は85回目の那岐山登山だがCコースを登ったのは2011/2の78回目の登山以来 ちなみにAコースは1996年に一度降りただけで登った事は無く 降りるのも2度目だ 下山時の登りがきつかった事を思い出す
ルートを登って行く もう下山される方もおられ挨拶を交わす 花や実は見つからず黙々と登って行く この辺りは風倒木の被害を受けた場所だ 振り返ると市街地を見る事が出来る ガスがまだ覆っている様子が伺えた
林道を横断しルートを行く 少し登ったところにベンチがあり森林のしくみを説明するボードが4面設置されている そこを過ぎると前方に山頂を見る事が出来る そして水場がある 先に登られている方がペットボトルに水を入れておられた お先にと声をかけ登って行く
Cコースは久々とは言え 冬のシーズン 風倒木の後と思い出の多いコース あれこれと思い出しながらルートを行く 谷を挟んでAコースのピークが見える そしてまた樹林帯に入る 足元に赤い実が落ちている 見上げるとナナカマドのようだ まだ幾つか実を残していた 風倒木で難航した場所もその面影は無い すっかり葉を落とした落葉樹林帯のルートを登って行くと 標高1000m大神岩に出る
岩の周辺に数名の方が休んでおられた 岩を回り込んで展望がきく場所に出る 市街地を一望出来る 近くにおられた方が小豆島が見えると教えて頂く 霞んだ中に薄っすらと山容を見る事が出来た
大神岩の展望を見て ルートを行く 桧やブナの樹林の中のルート 1.1km地点の標識から木々の間に山頂を見る事が出来る この辺りは落葉樹林だ 八合目の標識辺りから登りがきつくなり 足元も悪くなる 足元を確認しながら登って行く 500m地点の標識手前のバイパスルートはすっかり本ルートとなり真っ直ぐ登るルートは笹に覆われていた
500m地点を示す標識がある そこに登ると 登ってきたルートを展望出来るちょっとした展望が得られる 市街地を見る事が出来たが逆光でもあり霞んだ景観だった
そのままルートを登る 岩の間のルート 以前はこちらが本ルートだったが こちらもバイパスルートが本ルートとなっている 岩がある為かこのルートを通る人がいる為か笹に覆われないでいる
ルートに合流し山頂を目指す 冬のシーズンは樹氷を楽しめる場所だ 左手に滝山に繋がる尾根が見えてきて 今度は右手に山頂が見えてくる そして標識が見えてくる ここの標識がなかなかいい もうあとひとふん張りだ
標識のところに出る 視界がいっぺんに開ける 左手に休憩小屋 その先に滝山 右には三角点と山頂ピーク 休憩小屋は壊れ立ち入り禁止になっていたが修復されたようで立ち入り禁止などの標識は見られなかった 小屋まで行き 滝山に繋がる尾根道をカメラに収める
ルートを戻り山頂を目指す 山頂には何人もの人がいる様子が伺われる 尾根にも登山者を確認出来る 三角点ピークを少しくだり 避難小屋の脇を抜け 山頂ピークを登り山頂に立つ
山頂には何組もの方が休んでおられた 子供連れで来られた家族も見られた 陽射しを受け風も無く 汗ばんでいたが寒さを感じる事は無く周辺の景観を楽しむ 今日は冠雪した大山を見る事が出来 大神岩で伺った小豆島も山頂からの方が判別し易かった 記念写真を撮り 昼食を終え下山する 下山はAコースに向かう
Aコースの六合目までは何度も登り下りしている 尾根を行き500m地点を過ぎるとBコースの分岐があり 更にその先に東仙ルートの分岐がある 分岐には標識が記載されているAコースとか菩提寺と表示がある 分岐を過ぎると右にカーブし 笹原の中を降りて行く 八合目の標識を見て どんどん降りて行く 足元に留意しながら 傾斜のきついところでは笹や木につかまったりして降りて行く
六合目に出る 林道がありここからBコースへも行ける 菩提寺2.3kmの表示に従い前にあるピークを登る 丸太の階段のルート、最初は緩やかな登りだが次第に傾斜がきつくなる そこかと思って登ってもまだ先がある これまでの疲れが溜まっているのか結構きつい それでも休まず登る 丸太の階段が終わると一息つける 標識があり菩提寺2kmとある 先ほどの表示から距離にして300m 時間を見ると12分だったが随分長く感じた ちなみに山頂から500m地点までは9分だった
その後はルンルン気分 ルートは歩きやすく 展望も得られる 下って行くにつれ右手に見える那岐山の山容の変化が見られる 2km地点では三角点ピークから繋がる山容を その先の五合目付近からはBコースの斜面を伺う事が出来る
1.5km地点 1.1km地点の標識がありそこからまた、丸太の階段が続く とんとんとテンポ良く降りて行く 0.6km地点の標識に八巻城跡0.4kmを示す標識があった 丸太の階段が終わると菩提寺は近い 林道を横断して下りてゆくと 菩提寺の駐車場に出る 駐車場は結構賑わっている
駐車場には国定公園案内図と並んで菩提寺の説明がある 駐車場周辺の木々は紅葉しており見応えがある 紅葉をみながら大銀杏へ向かう まだ緑色をした部分がありまだ早いようだ ライトアップで夜は楽しめるようだ 推定樹齢900年 国の天然記念物に指定されているとの説明板があった 寺院境内の紅葉を楽しみ 自動車道を駐車場所に向かう
菩提寺から数100m地点で土砂崩れがありノリ面の補修工事がなされていた 自動車は通行出来ないよう土嚢でブロックされていたが人の通行は特に禁止されてなく無事通過 その先も同様土嚢で道路をブロックしていたが そこには空地があり数台の車が駐車可能なスペースがあった そこから歩くこと12分で駐車場に着いた
駐車場のところにあった通行禁止は無くなっていたが 通り抜け出来ない旨の表示があり どうしようか迷っておられる方がいたので 駐車出来るスペースはあるので行かれたらどうですかと話させて頂いた
新聞の天気予報欄はどこも晴れマーク 全国的に晴れとラジオでも放送している 青空の下いつものように吉備路から県道271を走り 足守の手前で429に乗る 田畑の刈り入れはすっかり終わり 冬に備えている 429を足守 吉備路 旭町と走る 今日は霧の出方が少し異なり 旭町の市街地入口付近で現れ 休み乢トンネル手前であがる トンネル出口では泉山の山並みが雲海の上に頭を出すような形で薄っすらと見える 津山市街地は霧に包まれている トンネルを過ぎ 下って行くと 霧の中に突っ込んで行く様な感じで霧の世界に入る 突っ込むところは視界が悪いが突っ込んだら 霧は上空にあり 前方の視界には影響は無い うす曇というような感じで市街地を抜ける この様子だと霧の中の登山になるのかと思いながら車を走らす 日本原の温度表示は確認出来なかった 車の外気温表示を見ると6℃ 外は寒々としている 那岐山登山口の標識を左折し登って行く 霧は見る見る晴れ 青空が見え 太陽の陽が射してくる 道路脇の木々はいい色を見せてくれる 第二駐車場に駐車 すでに1台駐車していた