那岐山



標高 1255m    難易度 ☆☆     登り102分(西仙コース) 下り59分(東仙コース)   鳥取県
倉敷からの距離   120Km        登頂日 2014/04/25   ガイドブック  F写真 山の音 動画

駐車位置10:42−10:58ゴーロ橋_2.7Km−11:04イワウチワ−11:21シャクナゲの峰−11:32馬の背小屋−11:37イワウチワ−11:42標高1000m−12:16三角点−12:24山頂12:46−12:56_500m−12:59分岐−13:12標高1000m−13:15林道−13:24標高800m−13:32イワウチワ−13:35林道−13:45駐車位置

登山
 今日は那岐山(なぎせん1255m)を訪ねる イワウチワはどうだろうか?

 車が多い時は花を期待出来る 登山支度をして出発する 早速ミヤマカタバミが顔を見せてくれる 久々の出会いで名前をなかなか思い出せなかった それでも登山中に思い出す事が出来ほっとする 今度はコガネネコノメソウ 一昨年同時期に訪ねた記事を見ながらこの記事を書いており そうだった YouTubeにはヤマネコノメソウと書いてしまった 気づいたので修正しておこう
 
 渓流の音を聞きながら ミヤマカタバミがあちらこちに顔を見せてくれるのを楽しみながら登る この様子だとイワウチワは残っているか心配になる コチャルメルソウ ミツマタ エンレイソウも花をつけていた
 
 ゴーロ橋からルートに入る エンレイソウ ボタンネコノメソウを見て分岐を尾根ルートに向かう 渓流を越える 渓流には新しい丸太の橋がかかっていた 橋をわたり尾根を登って行く ミヤマカタバミが顔を見せ いつもイワカガミが咲いている場所に出る ここは花は終わったようだ 花びらを落としたイワカガミを見つける事が出来た 今年は遅かったのかと思いながら登って行く ルートにはタムシバの花弁が目立ち 周辺を見回すとタムシバの花を随所に認める事が出来る アセビも花を咲かせている

 登って行くと咲いていましたイワカガミが 少し疲れたような花も見られたが元気に花を咲かせているものもあり パチパチと写真を撮りながら登って行く 鎖が設置された少し険しい場所があるが 登ってくる人をねぎらうようにやさしく微笑んでくれるイワウチワ 不思議と花の向きが登って来る人を迎える向きに咲いている ここでもタムシバ アセビを楽しめる おや! シャクナゲの芽が随分と膨らんでいる シャクナゲが花を咲かすのもまもなくだ
 
 シャクナゲの峰と書いた標識のあるところに出る この先のルートの左側にイワウチワがいつも早く花を咲かす 今年はもう花は終わっていた イワウチワの花は少なかったが ここではシャクナゲが花を咲かせていた イワウチワとシャクナゲを一緒に見る事が出来るとは!と喜んで写真に収める
 
 シャクナゲの峰を後にルートを行く イワウチワは所々咲いてはいるが最盛期に比べ数は少ない シロバナイワウチワが咲いていたと記憶している場所はもう終わっていた とは言えまだ蕾の状態のイワウチワも見つける事が出来たのでもう少し花を楽しむ事が出来るだろう
 
 馬の背小屋に出る 小屋の先にタムシバが花をつけているのが見られる またお会いしましたねと花を愛でる ルートを行く 標高1000mの手前までイワウチワを楽しめる しかし こちらも花の数は少ない 標高1000mの手前に鎖が設置されている場所がある その近くだったように思うがシロバナイワウチワが3輪固まって咲いていた 私の後から登って来られた方も花を見つけ わー可愛らしいと話しておられる様子を背中に感じた
 
 標高1000mからはイワウチワは見られない ウグイスの鳴き声が聞こえてくる 登りの傾斜が緩くなり歩きも軽くなる 笹の葉に囲まれた樹林の中のルート まだ木の葉は芽を出していない 樹間から山頂の山容を伺う事が出来る ここでいつも出会うのはアセビだ 今年も花を沢山つけ出迎えてくれた ここを過ぎるとルートの幅が狭くなり 傾斜もついてくる サラサドウダンの樹林帯だ今年はどうだろうか ここでショウジョウバカマに出会った記憶があり注意して探しながら登ったが見つけられなかった 樹林帯が切れると草原のルート 右手に滝山に繋がる尾根が見えてきて 三角点ピークにある休憩小屋が見え そして三角点ピークに出る
 
 三角点ピーク付近に団体さんが集まっていた その足で山頂に向かう 避難小屋のドアのところにシェルターとなるのかプラスチックのフェンスが出来 回りこんで小屋に入るようになっていた 避難小屋から賑々しく話し声が聞こえてきた 団体さんがおられるのだろう 小屋の脇を抜け山頂に出る
 
 山頂には数名休んでおられた お一人で休んでおられた方に声をかけ挨拶を交わす 津山の方でCコースを登られたとか話を交わす 同じコースを戻られるよりBコースを紹介させて戴いた 避難小屋で休まれていた団体さんが登って来られ賑やかになる 昼食をとり滝山に繋がる尾根道を背景に記念写真を撮り下山する
 
 先ほどお話した方も下山されるとの事で分岐までご一緒させて戴く 後姿ならいいと許可を戴き写真に撮らせて戴く 岡山の山で検索して・・・とお話したがYouTubeに掲載したのを見る事が出来ただろうか?
 
 私はそのまま尾根を進み 東仙コースへと降りて行く そうそう500m地点付近に雪がまだ残っていた しかし東仙ルートには雪は無く しっかりしたルート テンポ良くとんとんと降りる 標高1000mの標識 黒尾峠に出る分岐を過ぎ アセビが群生しているのを見て 標高800mの標識を過ぎる 渓流を跨ぎ少し登った地点にイワウチワの群生地があるがもう花は見られなかった ルート脇に幾つか咲いていたが数は少なかった タムシバも見る事が出来るが西仙コースより少ない シャクナゲの蕾を見つける ここにもシャクナゲの木があるのだ そして林道に出る
 
 渓流を左に見ながら林道を降りて行く ミヤマカタバミ ミツマタ ボタンネコノメソウを見て 大きな案内図のあるところに出る 河津原川にかかる大畑橋を行き 車のところへ


アプローチ
 4/21を狙っていたが天気や予定などで今日になった 429で足守より先を走るのは昨年12/9以来となる 木々の緑が濃くなり新しい息吹を感じる事が出来る 足守 加茂川と抜ける 旭川ダムに向かう道路は工事のためか通行止めトンネルの方に迂回させられ江与味橋を抜ける ダムの水位は高く 水没している木々も見られた 陽射しを受け美しい 旭町を経由して 休み乢トンネルを抜ける トンネル出口に見える泉山は春霞の中 なんとか輪郭を判別出来た 津山市街地入口で53と合流し市街地を抜ける 津山インターチェンジを抜けたところで429と別れ53を直進する この辺りまで来ると左手に那岐山に連なる山並みが見え隠れする 日本原の温度標識は18℃を示していた 岡山側の那岐山登山口を左手に過ごし黒尾峠に向かう 沿道の温度は18℃から20℃ 最も標高の高い黒尾トンネル出口の温度が20℃で一番高かった 那岐山登山口の標識に従い左折し登山口に向かう JRの線路を潜ってすぐ左折 あとは道なりに民家を抜け JRの踏み切りを過ぎ 林道を行く 林道が交差するところに登山口がある 駐車場はすでに一杯 林道を少し登った道路脇の空地に駐車させて頂く 私のすぐ後にも車がやってきた