駐車場10:22−10:31林道−10:38登山口−10:42BCコース分岐−11:27五合目−11:37黒滝分岐−12:13道標_1Km12:17−12:20八合目−12:37尾根−12:40道標_500m−12:59山頂13:13−13:23三角点−13:31道標_500m−13:35八合目−13:43道標_1.1Km−13:48大神岩−14:04水場−14:08休憩所−14:11林道−14:19合流−14:21登山口−14:29駐車場
今日は那岐山(なぎせん1255m)を訪ねる登山支度をして出発する 渓流沿いにコガクウツギが花を咲かせていた 橋を渡り渓流沿いのルートへ キツネノボタンが花を咲かせていたがその他の花は見つからなかった 渓流にかかる橋を渡り 渓流を右に見て遊歩道を行く ミズタビラコ ナガバモミジイチゴの実 クルマバソウを見つけるが花は少ない ルート上に水が流れていたり 擬木の階段も水が溜まったりで足場が悪い コガクウツギが所々で花を咲かせているがピークは過ぎたようだ
林道に出る 出たところに駐車場があり2台駐車していた 林道脇にはウツボグサが顔を見せる ウツボグサは今年初めてだ キツネノボタン ノイバラ イボタノキ ウマノアシガタ ハナニガナ コガクウツギ ミツバツチグリ ウツギ スイカズラ オニタビラコなど幾つも花を見つける事が出来 楽しい 薄日が射し色合いも良い 登山道入口付近にも車が1台駐車していた 登山道の案内板と並んでクマ注意の標識が設置されていた その先に登山道入口がある そこには山野草を盗掘しないでください という大きな標識が設置されていた 盗掘するとは 心無い人がいるものだ
登山道入口にエゴノキが花を咲かせているのを見つける 殆ど散ってしまっているがまだ残っているものも見られた 石がゴロゴロしているルート コガクウツギ ハナニガナ スイカズラが顔を見せてくれるのを確認しながらルートを行き分岐に出る
今日はBコースを登りCコースを降りる予定 分岐を右にとり樹林帯の中のルートを行く 平坦なルートでしっとりとした雰囲気 大きな木々に囲まれ薄暗い 右手から渓流の流れが聞こえてくる コガクウツギの白い装飾花が目立つ
渓流にかかる木の橋を渡り 対岸の斜面を登る 少しの距離だが足場の悪いところだ そこを登ると 渓流に沿うようにしてルートが続いている しばらくは花に出会わない 黙々と登って行く コナスビ コガクウツギ ハナニガナが顔を見せる コガクウツギが次々と顔を見せ楽しませてくれる ミズタビラコ クサアジサイ オカタツナミソウ キツネノボタン サワギク トウバナと次第に花が増えてくる
ルート周辺の雰囲気が少し変わり ウリノキやマタタビが顔を見せてくれる場所 どちらも花芽を膨らませていた 今度はガマズミだろうか青い実をつけている ガマズミの赤い実はいくつでも検索で見つける事が出来るが花から実になったばかりの情報は得にくい コゴメウツギが花を咲かせている マクロで見ると可愛い花だ そしてまた樹林の中のルートを行く コナスビ コバノフユイチゴ タニギキョウを見つける タニギキョウは小さい花だが見つけることが出来るようになってきた 渓流の音が聞こえてきて 分岐に出る
分岐を右に行くとAコースの六合目と合流するが そのまま直進する すぐに五合目の標識がある 標識の近くにミズタビラコが固まって咲いていた ルート沿いにはクルマバソウ クサアジサイ ハナニガナそしてコガクウツギが顔を見せる ここからしばらくはコガクウツギが多い ルート脇に次々と顔を見せるそして 良い香りを届けてくれる ああこの香りだ そーっと吹いてくる風と共に香りが届けられるとうっとりとしてしまう ナガバモミジイチゴの実やカタバミを見つけ黒滝の分岐に出る
黒滝には寄らず Bコースを登って行く これから暫くは風倒木でやられた場所で木陰が得られないルート うす曇で陽射しが弱い事がありがたい 周辺を見回すと津山の市街地 山頂方面 Aコースの尾根と展望がきく 花を見たり 景観を楽しんだりしながら登って行く コナスビとハナニガナが多い コガクウツギも時々顔を見せる この辺りはササユリに出会った場所だがとキョロキョロするがそれらしいものは見つからなかった ニシキゴロモを見つける
この花はキランソウとこれまで判断していた だが Cコース下山道の大神岩のところに那岐山の植生と書いた案内がありニシキゴロモの写真が掲載されている キランソウとニシキゴロモはどちらもキランソウ族と同じ 花を見ても違いがわからない 葉に毛があるか無いかの違いとわかり この花案内に記載されているニシキゴロモと判断された
ルートを行く 男性がお一人下山され挨拶を交わす ササユリは咲いていましたかと伺ったつもりだったが 先方からササラは沢山咲いていました 今年はいいようです ・・・・ あ そうか サラサドウダンの事を言われておられるのか ササユリの事を思っていたからサラサがササラと聞こえたのかと気づく 先方もササユリの事を問われた事に気づき 説明して頂く サラサドウダンが見事だと言う情報 5月に泉山を登った時に沢山の花芽をつけていた事から今年は良さそうと期待していた通りと嬉しくなる
山頂まで1000mの標識のところで小休憩 デジカメの電池交換を行い 麦茶で喉を潤す そしてルートを行く すぐに八合目の標識に出る その先にタニウツギが太陽の陽射しを受けて咲いているのが見える 近づいてカメラに収める 蕾も見られ元気が良い 元気の良い花が太陽の陽射しを受けて輝いている姿は実にいい その隣にニシキウツギが顔を見せる まだ咲き出したばかりだ そしてサラサドウダンだ 足元に沢山の花を落としている 残っている花もあるが落ちているものの方が多い ちょっと遅かったのかと思いながら登って行くと つぎつぎとサラサドウダンが顔を見せてくれる 落ちている花も結構あるが 残っている花もぐんと増え楽しませてくれる 笹原のルートにぽつぽつとサラサドウダンの木があり次はどうだろうかと期待しながら登って行く そして尾根分岐に出る
分岐を左に折れ 山頂に向かう 分岐から少し歩くと500m地点の標識がある そのわずかな距離にサラサドウダン タニウツギ ナナカマドが沢山の花を咲かせ迎えてくれる サラサドウダンの木が多い 西仙コースと比べるととてもかなわないが それでも幾重に花をつけているサラサドウダンを楽しむ事が出来る
尾根分岐から傾斜は緩くなり足は軽い 次々と花が顔を出し楽しませてくれる 足元を見て歩いていても落花の情報からサラサドウダンが咲いているとか ナナカマドが咲いているとわかる ナナカマドの花は少し大粒の白い粉を撒いたような感じ 最初判らず、何の花だろうかと周辺を探しナナカマドの花とわかった ヤマツツジ ニシキウツギ サワフタギも花を咲かせていた ギンリョウソウも一輪特徴のある花を見せていた そして山頂に出る
山頂にはどなたもいない 風は無く 薄日が射す状態で寒くも暑くもない 大山は見えなかったが滝山に繋がる尾根ははっきり見える 食事をしながら山頂から見える花をカメラに収める 山頂を取り巻く山肌に結構花をつけている木々を認められズームで撮る ナナカマド ツルアジサイ サラサドウダン タニウツギを見つけた おっとすぐ近くにアキグミが花芽を膨らませていた アキグミと書いているがグミ科にはアキグミ ナツグミ トウグミ ナワシログミなどあるとの事 まだ区別はついていない 花を背景に写真を撮り下山する
下山はCコースを降りる 山頂から三角点ピークの尾根道ではヤマツツジが楽しめる 私が最初に那岐山を訪ねた時が丁度ヤマツツジのシーズンで山肌を彩るオレンジ色の絨毯が記憶に残っている アカモノやサラサドウダンも花を咲かせていた 三角点からは下りをテンポ良く降りる ササユリが花を咲かす場所にはロープが張られ ササユリの紹介があった 三角点から降りた尾根道のササユリはまだ花芽をつけていなかった その他 何箇所もロープはあったが花は咲いていなかった まさか盗掘にあったのでは無いだろう 林道の駐車場には新しい車が2台増えていた
今日までなんとか梅雨の晴れ間が持ちそうだ 昨日倉敷男声合唱団の定期演奏会を無事終了 打上を楽しみ 今日も余韻を楽しむべく 山へ 倉敷の空は雲に覆われているものの明るい いつものように429吉備路を行き 180を横断して県道271を行く 鬼城山はぼんやりした景観 足守の手前で429に合流 足守 加茂川と走り 旭川ダムへ ダムの水位は下がっており水没していた木々はもう水没していない 旭町を過ぎ 休み乢トンネルを抜ける 前車に続いて走行していたので山並情報は確認出来ていないが 53号に出ても山並が見えなかったので ガスの中であったに違いない 津山市街地の手前で53と合流する 津山市街地を過ぎ インターチェンジを過ぎて429と別れ 53を直進する この辺りまで来ると那岐山に連なる山並が見えてくる 日本原の温度は23℃ 那岐山登山口の標識を見て左折 道の駅を右手に見て更に登ってゆき 第二駐車場に駐車 1台もいなかった