駐車位置10:22−10:37ゴーロ橋_2.7Km−10:42イワウチワ−11:04シャクナゲの峰−11:14馬の背小屋−11:22イワウチワ−11:27標高1000m−12:05三角点12:13−12:23山頂12:24−12:35_500m−12:37分岐−12:53標高1000m−12:56林道−13:07標高800m−13:14イワウチワ−13:21林道−13:31駐車位置
今日は那岐山(なぎせん1255m)を訪ねる イワウチワはどうだろうか?登山支度をして出発する 自動車道を降りていたらバスがやってきた バスツアーが計画されているなら花は期待出来るかな?と望みをつなぐ
駐車場に入って行く 白い花が出迎えてくれる ナガバモミジイチゴだ 花に挨拶してルートを行く ルート脇にタネツケバナが小さい花を咲かせているのを見つけ 渓流沿いのルートに出る 渓流のごうごうと言う音が聞こえる もうここを何回訪ねただろうか 懐かしい響きを感じる
渓流の流れを左手に見ながらルートを登って行く ミヤマカタバミが出迎えてくれるかと思ったが見られない どうしたのだろう ゼンマイ コガネネコノメソウは見つける事は出来た ルートは樹林帯に入って行く ミツマタが顔を見せる この景観も懐かしい やっと ミヤマカタバミを見つける 一輪だけだ
ゴーロ橋に出る ここから登山道に入る 標識に従いルートに入る すぐに渓流コースと尾根コースの分岐に出る 分岐を尾根コースへ向かう イワウチワやシャクナゲは尾根コースで楽しむ事が出来る
渓流に丸太が一本かかっていた 丸太を渡るのは少し緊張した 尾根を登って行く イワウチワ一輪見つける 咲いているなと喜び登って行く イワウチワと書いた木の札のある所に出る あれ? 何も無い 終わったにしても名残も無い すっかり終わってしまったのだろうか?
ルート脇に眼が行く シャクナゲだ シャクナゲが花を咲かせている シャクナゲはここにもあったのか シャクナゲの峰付近のシャクナゲは知っていたが尾根に沿って次々とシャクナゲが顔を見せてくれる これはいいと楽しみながら登って行く
イワウチワも所々に顔を出してくれる 固まって咲いている様子は伺えなかったもののぽつぽつと顔を見せてくれる おや? ネットが設置されている 何だろうと近づくと イワウチワ「シカ食害」対策事業 鳥取県 と記載があった するとイワウチワの札があった辺りはすっかり食べられてしまったのだろうか? こんな小さい植物までも食べないといけないとはシカの世界も厳しい
尾根を登って行く 鎖が設置されていたり結構急な登りがある 木の根を掴んだりしながら登る 手で触れると 鎖は冷たいが、木の肌とか岩肌は温かみを感じる 人口のものの冷たさと自然のもののぬくもり 自然はいい
花もイワウチワ シャクナゲが次々と顔を見せてくれる タムシバも負けじと顔を見せる 少し離れた山肌に眼をやるとヤマザクラだろうか 薄いピンクの塊をいくつも見つける事が出来る 足場を確保してイワウチワをカメラに収める シャクナゲは結構大きな木に花を咲かせておりズームで撮る 足元の花を撮ったり 離れた木を狙ったり忙しい
花を楽しみながら登って行く シャクナゲの峰と書いてある所に出る シャクナゲの峰と言うだけにシャクナゲの木が沢山あり 花を沢山つけている 蕾も見られる 眼を動かすとあそこにも こちらにもと花を見つける事が出来る 一方 イワウチワ は残念ながら見つからない この場所は日当たりが良い為だろうかいち早く花を楽しめる場所 すっかり終わってしまったようだ
ルートを行く シーズンにはイワウチワを楽しめるルートだが数は少なく 勢いも無い シロバナイワウチワが咲いていた場所も姿は見えない そして馬の背小屋に出る
小屋の付近はタムシバの木が多い場所 白い花がまだ残っていたがもう勢いは無い 小屋を後にルートを行く この先もイワウチワを楽しめるのだが 今日は数は少ない それでも見つける事が出来 嬉しい 標高1000mの標識が設置されている この辺りまでが限界のようだ
左手樹間に那岐山山頂が見えてくる 傾斜が緩くなり一息入れる事が出来る ツルシキミが花を咲かせていた 小鳥の鳴き声が耳に飛び込んで来る ウグイスの鳴き声も聞こえる 今度はアセビの花 いつもの場所にいつものように咲いている そしてサラサドウダンの樹林帯の中を登る 花の時もいいが、このシーズンも樹林の形が美しく好きな景観だ20分程登ると樹林を抜け 視界が広がる 右手前方に滝山に繋がる尾根が見える そして三角点ピークの小屋が見えてきて 三角点ピークに出る
小屋には休んでおられる方が見られ 三角点ピークには昼食休憩をされている方もおられた 山頂ピークを見るとかなりの人が見られる 私もここで一休みして記念写真を撮ったり 昼食をとる それから山頂へ向かう
休んでいる間に山頂の集団はこちらに向かって下山を始めていた ルート途中で何人もの方とすれ違い挨拶を交わす ルート途中に神仏ポイント3と書いた標識が新しく設置されていた 標識には この看板はスマートフォンアプリ「カーザス」に対応しています と記載されていた 「カーザス」を調べてみると 観光案内などに利用されているようだ 山の中にもITがやってきた
避難小屋の脇を抜け山頂へ 小屋から賑やかな人声が聞こえていた 山頂にはご夫婦連れか3組6名の方が休んでおられた ガスで滝山ですらぼんやりしており周辺の山並みは見えなかった 今日も帰宅後合唱の練習を予定しているので すぐに山頂を後にする
下山は東仙コースを降りる しばらくはAコース・Bコースと同じ尾根を行く 緩やかなルートで気持が良い 500m地点の標識を過ぎるとすぐにBコースへの分岐がある 分岐に設置されている標識が新しくなっておりBコースは蛇淵滝線という記載があった
分岐をAコースに向けて進むとこちらも数分で分岐に出る 分岐には二つ標識があり一つは鳥取県が設置したもの もう一つは岡山県が設置したもの 岡山県の標識が新しくなっており そちらには菩提寺線と記載があった 県境にあるルート それぞれ所管が違うようだ
分岐を東仙コースへ向けて降りて行く ショウジョウバカマ ユキザサの花芽を見つけたが花は少ない 丸太の階段が何段もある トントンとテンポ良く降りようとしたが調子が出ない 膝の弾力が減ってきたのか随分とテンポが遅くなったように感じる 仕方がないとマイペースで降りて行く
林道に出て またすぐ登山道と書いた案内に従いルートを行く アセビの木が沢山あるところを抜けるがどうしたわけか花を見つけられずに過ぎる 標高800mの標識を過ぎ 渓流を跨ぎ そこから少し登りとなる 数十歩登る その左手斜面にはイワウチワが咲く場所 だが花は見つからない 仕方がないとルートを行くと こちらにもシカ食害対策のフェンスが設置されていた
そして そのフェンスの先にイワウチワがびっしり花を咲かせていた ルートから下を見る斜面に花を咲かせており 花の後ろ側から見る形になる フェンスが無かったら斜面を降りていたかも知れぬ イワウチワを保護するにはシカだけでなく人間もかなと考えさせられる
そしてこちらのルートにもシャクナゲが顔を見せてくれる シャクナゲはルートに沿って幾本も花を咲かせているのを楽しむ事が出来る イワウチワとシャクナゲとが一つのフレームで写せるなど撮影を楽しむ タムシバは少し遅いがそれでも幾つか白い花を残していた
花を楽しみながら 丸太の階段を降りると林道に出る あとは渓流を左手に見ながら林道を降りる ミツマタ キブシに出会う 登山口駐車場付近にはバスが2台駐車していた 1台は広島ナンバーで中国地方の山歩き様 もう1台は愛媛ナンバーでさくら山行会と記載されていた
今日は曇り時々晴れの予報 霧が出ているのか青空は見えないものの薄日が射している 車載温度計は17℃ 倉敷を出発 429吉備路を行き 県道271を経由して足守の手前で再度429に乗る 足守 加茂川 旭町と429を走って行く 旭町を過ぎた民家の玄関にシャクナゲがありシーズンには花を咲かせている 今年も見事な花を沢山咲かせていた 休み乢トンネルを抜ける ガスで山並みは見えない 津山市街入口で53号に合流して市街地を抜ける 津山インタ−チェンジを過ぎ 429とは別れ53を直進する 日本原19℃と温度表示を確認する 今日は鳥取側から登るので那岐山登山口の標識を見送り直進 黒尾峠へ向かう ループ橋を抜け 黒尾トンネルを抜ける 出口温度は20℃ トンネルを抜けた所に道の駅がありトイレ等整備されていたが 再開発が計画されているのか整地され建造物は取り払われていた 峠を下り 那岐山登山口を示す標識を見て左に折れ 戻るようにして那岐山登山口へ向かう JRの高架を潜りすぐに左折(小さいが標識がある) 民家を抜け踏み切りを通り林道に入って行く 林道入口にヘッドライト点灯と注意標識があった 注意に従い、点灯、対向車に留意しながら林道を走る 対向車に出会う事無く、十字路に出る 右に曲がり橋を越えた左手に駐車場があるがすでに一杯 道路を少し登った道路脇に置かせて戴く 予想していたより車は少ない 花のシーズンは過ぎてしまったか