駐車位置8:21−8:37ゴーロ橋_2.7Km−8:45イワウチワ−8:59シャクナゲの峰−9:09馬の背小屋−9:19イワウチワ−9:24標高1000m9:26−10:03三角点−10:16山頂10:25−10:37_500m−10:40分岐−10:55標高1000m−11:00林道−11:13標高800m−11:21イワウチワ−11:29林道−11:39駐車位置
今日は那岐山(なぎせん1255m)を訪ねる 今年初めての県北登山だ陽が射し込んでいる 穏やかな春 渓流の音が聞こえ クロモジ ミツマタが出迎えてくれる ミツマタはここで良く出会う 逆にミツマタの花を見ると、ここを思い出す 足元にも留意する ボタンネコノメソウ コガネネコノメソウを見つける 数は少ない ミヤマカタバミもところどころで見られるが花を閉じている 前後に登山者がいる ここは道幅が広いので立ち止まるのは随意だが いつもののんびりとした山登りとは雰囲気が違う
ゴーロ橋で小休憩しているグループの脇を抜けて登山道へ入る 早速エンレイソウが迎えてくれた、花はまだつけていない 渓流の丸木橋にはチェッカープレートが設置され安全が図られていた 駐車場で案内されていた方からイワウチワの様子を伺うと鹿の食害が酷く、ネットに鹿が引っかかっていたと伺う 一輪咲いているのを見つける カメラをセットして撮っておられる人がいる 花の正面を確保するのは難しいので横からちょいと撮り失礼する
鹿食害防止ネットのあるところに出る イワウチワは殆ど見つからない 目をあげるとシャクナゲが咲いている 大きな木でありズームで狙う 数は少ないもののちらほらとイワウチワが顔を見せる ルートから少し外れて花を撮る 大会に参加されている方は花には興味が無いようで流れて行かれるので 撮影チャンスはそう心配しないで良さそうだ 皆が私のように立ち止まって写真を撮っていたら渋滞になってしまう 後から130人来ますという話声も聞こえた
鎖が設置されている斜面を登って行く 石を落とさないようにと指導員の声がかかる 今日参加した人を引率しておられるようだ 適宜休憩をとりながら登っておられた 鎖が設置された斜面を少し登ると シャクナゲの峰に出る ここを登ったら小休憩 元気な人は先に行ってもいい と 話しておられた
鎖が設置された斜面では立ち止まる機会があり周辺を見まわすと タムシバが咲いているのを見つける これもズームで撮る 流れに乗り斜面を登って行き シャクナゲの峰に出る シャクナゲの峰は名前のとおりシャクナゲの木が多い 花を咲かせているのを見つけカメラに収める シャクナゲの背景にタムシバが花を咲かせていた これはいい写真になると期待したが カメラのピンとはタムシバで手前のシャクナゲはピンボケだった 残念
登山者は沢山おられるのだが、いつもとは随分雰囲気が違う この時期ここを訪ねる方はイワウチワなりシャクナゲを期待しており 咲いていましたね あそこに咲いていましたよ と言う会話があり 共感しあうのだが・・・ そう書いてゆくと 自分も間違いなくそうだったと気づく
シャクナゲの峰の斜面はイワウチワのスポットであったが、今日は見られず ルートを行く その先にも花は見られるが数は少ない 1ケ所 大きな岩に苔が生え イワウチワも一緒に育ち 幾つもまとまって咲いていた 足場が悪くて鹿が食べる事が出来なかったものと思われる その岩の裏で白花のイワウチワを見つけた事を思い出したが、花の姿は見つからなかった
馬の背の避難小屋に出る ここにはタムシバの木があり 幾つも花を咲かせていた 時期的には少し遅く色褪せした花が多かったがきれいな花を見つける事が出来た
ルートを行く 樹林の中のルート 標高1000m地点までイワウチワが顔を見せてくれるのだが今年は少ない ツルアリドウシの赤い実を見つけるものの花にはなかなか出会えずルートを登って行く お! 一輪花を残しているのを見つけた 近づこうとするとヘビがいた 逃げるかと思ったが少し動いたままじっとしている 後ろから来られた人が何ですか? ヘビだよ キャー 私きらい ヘビも沢山の人で驚いていることだろう
今度はショウジョウバカマ 花芽が顔を出している ルートの真ん中 段差があるところで顔を見せている 立ち止まって写真に撮ろうとする 後からきた人が私を避け 花を踏みそうになる 通り過ぎてから あぶなく踏むところだった ”ショウジョウバカマですね”と問われ ”はい”と応える
標識1000mのところで小休憩 麦茶で喉を潤す そしてルートを行く ルートは左にカーブし 樹間に山頂を伺う事が出来る ほぼ平坦なルートとなり一息入れられる それも一時、樹林の中の登りとなる そう傾斜があるわけでは無いが足が重い 一歩一歩登って行く アセビが花を咲かせている いつもの場所だ 青空を背景に撮る 天候を心配していたがこの様子ならもちそうだ
ルートは狭くなり一列縦隊のような形で登って行く 後ろから近付いて来るのでルートを譲ろうとしたら いいペースなのでその後をつかせて下さいと言われる 仕方がなくマイペースで登って行く サラサドウダンの樹林帯を抜け草原のルートに出る 滝山が望める 休憩小屋が見え 小屋の脇に出る 後ろからついて来られた女性 いいペースで歩幅が勉強になりましたとお礼を言われる 勉強になるような事をした覚えは無く気恥ずかしい お一人ですか? と伺うと いえ主人と 少し離れた所を登って来られていたようだ これも初めての経験だ
休憩小屋付近はあちらこちらに人 三角点の手前に”那岐登山ふれあい大会”と書いた横断幕が設置されていた この幕のところで集合写真を撮るようだ 30回記念の写真がインターネットに掲載されていた 山頂にも何人も人がいる様子が伺える 周辺を一瞥して山頂に向かう 尾根で行き交う人と随分すれ違う 花はカンスゲを見つけ山頂に出る
山頂でリュックを降ろし小休憩 登山途中すいすいと私を追い越して登って行かれた方がおられる その方は400という番号札をつけておられた 挨拶を交わす 登録受付で番号札をもらった 自分の後にも何人もいたから450は行くのではとの事 次々と追い抜いて登ってこられた模様 横断幕が設置されている三角点ピークがイベント会場とも伺う
麦茶で喉を潤し 三角点ピークを背景に記念写真 三角点ピークをズームで撮る さっきより更に増えたようだ 天候の事があるのですぐに下山にかかる イベントを楽しんで登られている人に天候が心配な話をするのはどうかと思い見合す 今はいい天気である この状態が続くと良い
下山は東仙ルート 三角点ピークとは反対方面へ降りて行く 緩やかな尾根ルートが続く 尾根脇に残雪が見られた ルートには雪は全くない こちらのルートは人が少ない 殆どの方がCコースを登り イベント会場が三角点ピークなので 一度山頂に出て三角点ピークに戻られているようだ どのような形でイベントが開催されるのか不明だが イベント終了後 山頂経由BコースとかAコースとか こちらのルートを行く人がいるかも知れない
尾根ではアセビの花芽 リョウブの実を見て 分岐を鳥取県側の東仙コースを降りて行く ここを降りてまもなくゴロゴロと雷鳴が鳴り響く 青空が消え 黒い雲が現れる あの雲の様子ではかなり降られるかも知れないと 足を速める 樹林帯の中に入ったので落雷には少しは安心 雨のパラパラ降る音が聞こえる しかし、短い時間で明るくなり また陽が射してきた その後 雷鳴は時々聞こえ 雨も降ったり止んだり しかし、傘などの雨具を出すほどの事はなく 無事下山する事が出来た
花はユキザサの花芽 アセビ イワウチワ シャクナゲ タムシバに出会えた アセビは沢山の木が生えているが花を咲かせているのはわずかだった イワウチワはこちらも鹿食害防止のネットが設置されていた 花の数は西仙に比べると少なかった
駐車場は更に車が増えており 林道に沿って駐車している車の列がどこまで続いているのかわからなかった マイクロバスも3台見られた 受付にテントが設営され(登る時は無かった)ボランティアの方々が対応されていた 一般の方ですねと確認があった 受付された方は番号札をお持ちらしい
帰路 那岐山の岡山側登山口付近を走っているとき かなりの雨が降ってきた イベント参加者はどうされただろう 倉敷に帰ったら 降られたでしょうと聞かれた 倉敷でも激しい雨が降ったとの事 そんな天候が急変するなか山登りを楽しむ事が出来幸いだった
天気予報で降水確率30%を示していたものが20%に下がり晴れ時々曇りと好転してきたのでこれ幸いと訪ねる事とした 5:30に起床 もう外は明るくなっている 朝食夕食を購入し倉敷を出発 車載温度は11℃ うす曇り いつものように429を走る 県道271を経由して足守の手前で再度429に乗り 足守 加茂川と走る ラジオで天気予報が流れている 上空に寒気が流れ込み不安定で中国地方全域に雷注意報と伝える この頃山に行ける機会が少ない 折角のチャンス 午前中に山を降りれば大丈夫だろうとそのまま車を走らす
加茂川道の駅 小森温泉 旭川ダムと走って行く ダムの水位は高目 水没している樹木が見られる 旭町の市街を行く 民家の玄関先のシャクナゲが咲き誇っている 山では出会えるだろうか 休み乢トンネルを抜ける 展開する山並みはシルエット状態 あまりはっきりしない 津山市街入口で53号に合流し市街地を抜ける 津山インタ−チェンジを過ぎ 429とは別れ53を直進する 日本原13℃と温度表示を確認する 今日は鳥取側から登るので那岐山登山口の標識を見送り直進 黒尾峠へ向かう 登山口に那岐山ふれあい大会との表示がある 山は賑わいそうだ ループ橋を抜け 黒尾トンネルを抜ける 出口温度は13℃ トンネルを抜けた所に道の駅があったものがすっかり整地されていた もうトイレは利用出来ない 峠を下り 那岐山登山口を示す標識を見て左に折れ 戻るようにして那岐山登山口へ向かう JRの高架を潜りすぐに左折(小さいが標識がある) 民家を抜け踏み切りを通り林道に入って行く マイクロバスと軽トラックが前を行くのに引き続いて林道を走る
十字路に出る この時間帯なら駐車場は心配ないだろうと思っていたが、一杯 車を誘導してくれる方がおられ 指示に従い車を置く 鳥取側も岡山に合わせて毎年29日にイベントを計画しているとの事 インターネットで調べると鳥取側は智頭駅が集合所となっている そこからマイクロバスで送り迎えがされているようだ