金甲山

金甲山



標高 403m    難易度 ☆     登り115分(怒塚山経由) 下り68分(中池ルート経由)  岡山県
倉敷からの距離   25Km        登頂日 2019/05/04  ガイドブック   F写真 動画

駐車場所7:12−7:17鉄塔#39−7:29鉄塔#38−7:38鉄塔#37−7:48お花畑−7:54鉄塔#36−7:56標識−8:03怒塚山山頂8:06−8:23鉄塔#127−8:29分岐三角点−8:48金比羅宮跡−8:49分岐−8:58道路−9:10金甲山山頂9:27−9:36みつがしわ新道分岐−9:49分岐三角点−9:55鉄塔#128−10:09中池登山口−10:35駐車場所

登山
 今日は娘を誘って、怒塚山(いかつかやま332m)経由金甲山(きんこうざん403m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 駐車場周辺の斜面にはヒメオドリコソウ ノヂシャが顔を見せる ノヂシャは可愛らしい花を咲かせる サラダとして食べられるらしい
 
 駐車場から登山口の案内に従って斜面に入る 入った途端に倒木 え! 1月に訪ねた時は無かったのに リュックを降ろして這うようにして潜り抜ける 後で金甲山山頂で出会った方から伺った話では先月訪ねた時も無かったそうで、最近の模様 竹藪を抜けて 民家の裏手に出る フランスギクが陽射しを受け輝いていた
 
 ルートを行くと今度はウマノアシガタがあちらこちらで咲いている 陽射しが得られずあざやかさは今一 鉄塔#39に出る ウラシマソウが早お迎え 花はまだのもの すでに花をつけているものとあった 目立たない花である
 
 竹藪や樹林の中のルートとなる 落ち葉を踏みしめながらルートを行く、渓流のところでウマノアシガタが顔を見せてくれた ニリンソウは終わっていた その近くにキリの花が幾つも落ちていた 見上げるとまだ花が残っているようだったがズームでも狙えなかった 鉄塔#38 #37と抜けて行く ウグイスカグラももう終わっていた ナルコユリが花芽をつけ ヒメウズの小さい花を見つける事は出来たが ヒトリシズカには出会えぬまま、お花畑と呼んでいる場所に出る
 
 ここでもヒトリシズカを見つけられなかった アングルの階段を登りながら、ヤブニンジンが小さい白い花をつけ フタリシズカが花芽を伸ばしているのを見つける ヒヨドリジョウゴが群生している斜面でも何も見つけられなかった ルートが滑りやすそうで留意しながら登り鉄塔#36に出る
 
 ここでも出会えるものは無く 樹林の中のルートを行く 山頂に出る直前に倒木があるが跨いで抜ける 前回訪ねた時にもあったように思う そして山頂に出る 山頂は穏やかな陽射しを受け明るい 岡山市街地方面を伺うと春霞状態で近くの景観すらぼんやりしている 反対側の金甲山は伺う事が出来たが こちらもぼんやりした景観 麦茶を飲んだり 記念写真をとり 金甲山へ向かう
 
 ルートはいくらかひんやりとして高原の爽やかさを感じる事が出来心地よい しかし、枝からぶるさがっているものが結構多い 払いのけながら進むのだが 気づくとあちらこちらにぶるさがっていたものがついている このような歓迎は初めて 期待していた花には出会えず 悪い時に娘を誘ってしまった ここではホタルカズラに出会えぬかと期待し、いつも顔を見せて見せてくれる場所を探したが 出会えなかった そして鉄塔#127に出る
 
 鉄塔に出る斜面でオニタビラコの出迎えを受けた 鉄塔に出ると、周辺の景観が得られ 金甲山や怒塚山 児島湖など伺う事が出来る 
 
 ルートはまた樹林の中となり眺望は得られなくなる 少し行くと中池ルートと合流する 帰路はここを降りる予定 三角点がある ルートは少し下り、あとはなだらかな登り コマユミが咲いているのを見つけた 葉と似た色をしており目立たない ヤブコウジだろうか?しわしわの赤い実をつけていた ヤブコウジの名前がなかなか思い出せなかった クスの大木の辺りからルートは左にカーブし金毘羅宮の石の鳥居に出る
 
 鳥居を右に見てルートを行くと分岐に出る 分岐を右に金甲山へ向かう ここの登りが結構つらい 登って行くと自動車道に出る ヤブニンジン オドリコソウ ノヂシャが咲いていた ノヂシャのところには陽があたっていて輝いていた
 
 自動車道を登って行く これまでと比べて緩やかで足は軽い しかし、陽射しが結構強い 日陰に入ると心地よく感じる ルートにはノイバラ セイヨウタンポポが咲いていたがルート脇の木々に花や実を見つけられなかった 怒塚山を伺えるポイントがある 木が茂って鉄塔#127は見えない 怒塚山山頂が頭を見せてくれる
 
 広い駐車場があり周辺の道路地図と金甲山の説明が記載されていた
−−−−−−−−−−−−−ここから−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 瀬戸内海国立公園の一角、標高403mの金甲山からは、瀬戸内の多島美や瀬戸大橋の遠景が望めます。
 この名は、由加山(ゆがさん)の鬼退治に来た坂上田村麿が、戦勝祈願に金の甲(かぶと)を埋めたという伝説によります。
−−−−−−−−−−−−−ここまで−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
 説明を見てルートを行く 大きなキリの木がある キリの花をここで見られるのではと思っていたが 残念ながらそれらしいものはわからなかった ウシハコベ カラスノエンドウ コメツブウマゴヤシ オオイヌノフグリ オヤブジラミを見つけ 金甲山と書いた標識のところに出る 眼前に瀬戸内海の景観が広がる このタイミングが好きだ 今日は春霞状態 景観はぼんやりしたものでちょっと残念 
  
 旧観光レストランの屋上にある山頂に出る そこに三角点がある 石のベンチがありそこで小休憩する 赤褐色の葉をつけた木があり花芽をつけている 以前訪ねた時実をつけていたが名前がわからなかった 写真に撮り 赤い葉で検索したところ ベニカナメモチとわかった 宿題がひとつ片付いた
 
 休んでいる時に登山者が来られ挨拶を交わす 登山口の倒木情報を伺った お先にと声をかけ失礼する 下山は中池ルートを降りる事とする みつがしわ新道はルート崩落個所がある事もあり、中池ルートの方が楽ではないかと思った 自動車道 金毘羅宮 そして中池ルート分岐まで登ってきたルートを戻り 分岐から中池に向けて降りる
 
 しばらく緩やかな下りを降りる そして鉄塔#128に出る 鉄塔からの下りが結構急 ジグザグに降りてゆく ジグザグに降りるコーナーにアングルのステップがあり、ルートの目印になった 記録を調べてみると ここを降りるのは2012/12以来で その時も同様にアングルの事を書いていた
 
 ルートを失う事なく降りてゆくと 樹間に中池が見えてきて 中池登山口に出る あとは野辺の花を楽しみながら駐車場に 出会った花や実は ビワ*(*実を意味する) ハハコグサ カタバミ オオイヌノフグリ キュウリグサ セイヨウタンポポ コメツブウマゴヤシ オランダガラシ ホトケノザ ムラサキサギゴケなどだった 駐車場には3台車が増えていた



アプローチ
 早目の朝食をとり出発、車載温度15℃ 倉敷川に沿って県道22を行く 陽射しがまぶしい 藤戸寺を右に見て次の三叉路を左へ進む 植松駅を抜け 県道21に出る 玉野方面へ右折し県道22を行く サウスビレッジを左に見て田園地帯を走る 金甲山の山並みを確認出来る 国道30号を横断し、直進、次の交差点で右折して広域農道を行く 橋を渡ってすぐの信号を左折、正面に怒塚山から金甲山につながる尾根をうかがえる 県道45を左折、左手に児島湖を見て走る マルナカ郡店を過ぎて郡の交差点脇の駐車スペースに置かせて戴く まだどなたも駐車していない 車載温度14℃