声ヶ乢530m6:37−7:16第一展望所−7:26水場−7:30第二展望所分岐850m7:36−8:01標高1000m−8:12展望所8:15−8:25第三展望所(爪ヶ城跡)1076m8:26−8:39山頂1114m8:52−9:00第三展望所−9:09展望所−9:15標高1000m−9:29第二展望分岐−9:37第一展望所−10:01声ヶ乢
今日は爪ヶ城(つめがじょう1,114m)を訪ねる登山支度をする 駐車場周辺を見回すが花や実は見つからない 広戸仙(爪ケ城)登山道ふるさとコース案内図*1)に自転車がデポされているのを見て、出発 道路を横断し、登山道の入口に設置されている那岐山・滝山・広戸仙 登山道案内図*3)に幾つも注意事項*3_1)*3_2)*3_3)が記載されていた そして並ぶようにして熊に関しての注意*4)*5)が掲載 お! そうだったとクマ避けの鈴をセットする 熊出没注意!*2)と書いたボードは案内図*1)の背面に立てかけてあるのだが、今回も気づかず この注意*4)*5)を見て、振り返りボードがある事を確認する
鈴の音を鳴らしながら丸太の階段を登って行く カワラナデシコが一輪出迎えてくれた 足元にネムノキの花が散っていた 周辺を見回すとネムノキが花を咲かせていた ジグザグに登って行く カタバミを確認したがまだお休み中 樹林のルートにかかる辺りで、碧い実を見つけたが何の実かわからなかった 西日本豪雨の影響を受けた場所には山側から水が流れていた、一人歩ける道幅は残っていたが崩落が進まない事を願う アズキナシの木のところに出る 実をつけているか肉眼で判別しにくい ズームで撮ってみたらピンボケだったが実をつけているようだった リョウブが花を咲かせていた そして第一展望所に出る
展望所ではあるが、この時期は木々が繁り 展望はきかない 曇りの予報だったが陽が射し込んできた 第一展望所には広戸仙(爪ケ城)ふるさと登山コース(勝北町)*6)と書いた案内板が設置されている
展望所を抜け ヒノキの樹林帯の中のルートを登る 要所要所に丸太の階段が設置されている 第一展望所から10分程登ったところに分岐があり 水場と書いた案内板がある いつもと違う場所に置かれていた そこから数分登ると第二展望所への分岐に出る
分岐を左に折れて第二展望所に寄る 山形仙を正面に見る事が出来る 第二展望所は標高850m 山形仙は791mであり山頂は下に見える 手前の樹木が伸び、ここから山形仙が見える事を知らない方は気付かない可能性がある 展望所周辺にムラサキシキブ ナツハゼ*(*は実を意味する) サルトリイバラ* アセビ*を見つける事が出来た タイトルの無い案内板*7)も設置されているが目立たない
分岐に戻る 分岐のところに標高850mとの記載がある これから標高1000mまで登りが続く ウツギ* カマツカ*を見つけ鎖のある所に出る ふと上を見るとマユミ*が沢山実をつけていた ここにマユミの木があるのに気付いたのは初めてだろうかと調べると2014/5/9の登山日記に記述があった(googleのサイト内検索で 爪ケ城 マユミ で検索した) 鎖のある所からまだまだ登りは続くヤマツツジ マムシグサ* を見つける ルートが右にカーブして、傾斜が緩くなってくる コナスビ ナツハゼ*を見つけ標高1000m地点に出る
陽射しを受け、暑さを感じる ルート右手に爪ケ城・滝山・那岐山とピークが見える 那岐山周辺にはガスが出ているが山並みはわかる 景観を見てふと振り返ると標高1000m標識とは反対側のルートにイワガラミが白い花を咲かせていた
ルートを行く アセビ*があちらこちらで顔を見せる リョウブの花芽 ミヤマガマズミ* コナスビを見つけて いつもナツハゼが顔を見せてくれる場所に出る 特徴のある岩を抜けた場所で楽しみにしていた だが、期待していた実は見つけられなかった 広戸仙0.6kmと記した標識のところに出る
順路とは反対側に数メートル入り展望の得られる岩の上に出る ここからは県北の景観を一望する事が出来る 今日は結構遠くを判別出来 泉山や森林公園 その先の蒜山三座と思われる山並みを判別出来たが 大山はわからなかった 眼を右にとれば爪ケ城の山頂とそれに続く尾根を伺う事が出来る クロソヨゴ* ナツハゼ*を見つける事が出来た
ルートを戻り山頂を目指す 少し下ってから登り返す ずっと樹林の中のルート 雰囲気のあるルートを登って 飛び出した位置に第三展望所がある 展望台に立ち滝山 那岐山の山容を伺う 滝山・那岐山を見るには山頂よりこちらの方が良い 市街地も一望出来 更に右に眼を転じると山形仙を伺う事が出来る
展望所での景観をカメラに収めルートを行く すぐ近くに三角点があり その傍に爪ケ城跡*8)と書いた説明板がある 平坦な樹林の中のルートを行く リョウブが咲いていた 最後の登りを登ったところにママコナが出迎えてくれた そして山頂標識のある所に出る リュックを降ろし標識の前を行くとすぐ山頂ピークに出る 岩の上に立ち、足元をしっかりさせ滝山 那岐山のピークを伺う 滝山に重なるようにして那岐山のピークを伺う事が出来る 足元を見ると白い花が見える ズームで撮ったらリョウブだった 山頂ピーク周辺ではウツギ* アセビ* ベニドウダン* サラサドウダン*を見つけた アズキナシの木がありいつも花や実を楽しめたのだが今日は実を見つける事は出来なかった
山頂標識の脇に広戸仙(爪ケ城)ふるさと登山コース(勝北町)*6)とタイトルの無い*7)案内板が設置されていたが ボードは枠から外れ 枠の後ろにもたせかけて置かれていた 風雪による環境の厳しさによるものだろうか 壊れた標識も思い出となる 標識のところで記念写真を撮る
麦茶で喉を潤し、下山する 下山は登ってきたルートを戻る ガスが出てきて第三展望所からは展望がきかなかったがガスは間もなく消えた 下山途中男性の登山者お一人とすれ違い挨拶を交わす 駐車場の自転車はデポされたままだった 車載温度25℃
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*1)広戸仙(爪ケ城)登山道ふるさとコース案内図(津山市)
■ふるさとコース 西回り入口から東回り入口まで6000m およそ4時間−5時間
■広戸仙(爪ケ城)登山コース 山頂までおよそ2時間*2)熊出没注意!(*1)の案内板の後ろに立てかけており気付き難い)
●音のでるものを持ちましょう!
●朝と夕は特に気をつけましょう!
●出会ったら・・・・近づかない・騒がない・おどろかない*3)那岐山・滝山・広戸仙 登山道案内図
*3_1)−登山者のみなさんへ(お知らせ)−
広戸仙登山道の1日コース【ふるさとコース】は倒木等有り危険なため、当面の間通行禁止とします。(津山市)*3_2)平成30年7月の西日本豪雨の影響により、登山道が崩落している箇所があります。(津山市)
*3_3) 半日コースに行かれる方へ
金山谷林道登山口方面は、兜神社跡−金山谷林道登山口まで数カ所の崩落があるため通行できません。声ケ乢登山口に下山してください。(津山市)*4)注意(熊のイラスト)
鈴・ラジオをつけるなど こちらの存在を知らせるようにしましょう。
クマを見つけたらその場を静かに立ち去りましょう
落ち着いて行動することが大切です
*5)注意
近隣にて、クマの目撃情報が相次いでいます。
入山の際は、クマ対策を十分に行ってください。
令和元年11月6日 津山市勝北支所 産業建設課*6)広戸仙(爪ケ城)ふるさと登山コース(勝北町)
第二展望所&山頂の掲示
*7)タイトルなし
厳しい環境の中で 懸命に生きています。 他の土地では生きていけません あたたかく見守って頂けますよう お願いします。(広戸仙の草木より)
山の自然が美しく 色とりどりの花を巡る 花たちに出会った感動を 自然は大切なことを教えてくれる 自然とのふれあいをここで見つけて 楽しい登山行にして下さい(勝北町)
*8)爪ケ城跡
矢櫃城跡(標高910m)よりの峰続き広戸仙の1075.5m地点にこの砦石があり、俗に詰ケ城(後に爪ケ城)と呼んで居り、字の如く最後の拠点とされたところといわれる。(「美作古城史」より 津山市)
7月に入って雨の日が多い 一昨年の西日本豪雨災害の時と同じ日に強い降雨があり、記憶をよみがえさせられた 倉敷は幸い無事だったが令和2年豪雨災害として各地に被害をもたらされた 降水確率が20%以下の予報を見て 岡山県の災害情報を確認し この山を選ぶ 薄っすらと明るくなり始めた頃倉敷を出発 車載温度23℃ 吉備路429を行き 180を横断して県道271を経由して足守の手前で再度429に乗り 足守 吉備中央町 加茂川と走る 加茂川道の駅で小休憩 車載温度19℃ 小森温泉 旭川ダムと走る 旭町 休み乢トンネルを抜ける 雲が出ているものの山並みははっきり見える 津山の手前で53号と合流 津山市街地を抜け 日本原交差点で県道450へ左折する 県道450を行き声ゲ乢登山口の駐車場に駐車 駐車場には車な無かったが自転車がデポされていた 車載温度20℃