駐車場6:31−6:35登山口−6:41合流−7:05_800mH−7:08分岐−7:15前山分岐−7:19十字路_860mH−7:23_900mH−7:33八合目−7:39展望岩7:40−7:43星山7:53−7:59八合目−8:05_900mH−8:07十字路_860mH−8:14合流−8:16_800mH−8:33センター_630mH−8:41駐車場
今日は星山(ほしがせん1030m)を訪ねる登山支度をする この駐車場に入ると2018/9/26に訪ねた時に出合ったツチアケビが思い出される 時期も近いので気になり見回してみたがそれらしいものは見つからなかった 花は見つける事が出来たが明るさが今一 山に登ってきてから確認する事にして出発する
駐車場を出て山に向かって自動車道を行くと登山口100mと書いた標識がある すぐに、前方に星山のピークを伺える 山容を伺う事が出来るもののガスがあるのか朝陽を伺う事は出来ない
今度はその少し先の交差点に目が移る 進入を禁止するかのようにフェンスがある ビジターセンターの解体工事を行っているので危険との事 交差点に設置されていた勝山美しい森案内図と書かれた大きな案内板がすでに撤去されている(2019/5/23に訪ねた時の写真にはある) そして少し左に星山登山道東口50m先と書いた案内標識がある 案内に従い左手方向に行くと すぐ星山登山道(東口)と書いた標識が設置されている
登山口に進むと何か書いたものがある 近づいて確認すると 星山−櫃ケ山縦走路の一部区間通行止め(令和2年9月7日−11月7日)とある木材の伐採 搬出の為との事 一部区間と書いてあるが迂回ルートはございませんとも書いているので 縦走はこの期間遠慮ください との事のようだ 縦走を計画している人には残念な事だ
アキノキリンソウが顔を見せているのを見て登山道に入って行く 登山ルートは幅広のルートで整備されている 傾斜のあるところには丸太の階段が設置されている ビジターセンター経由のルートと合流する 合流点には通行止めの表示は無い 帰路は様子を見に寄ってみよう
分岐を左にとり星山へ向かう ルートには植樹のつどい*1)と書いた案内板があり もう少し登ると勝山美しい森「植樹のつどい」メッセージ集*2)と書いた案内板がある 誕生記念や還暦記念と書いた標識なども見られる 植樹のつどいが行われたのが2000年(平成12年)との事 ビジターセンターが開設されたのもこの時期ではなかろうか
ルートを行く 花は少ないもののヒヨドリバナ サンインヒキオコシ シロヨメナ アキノキリンソウ ガンクビソウなどを見つけながらアップダウンをこなして行くと右手に標高800mと書いた小さな標識が設置されている そこを過ぎると樹林帯から抜け分岐に出る
分岐は直進すると前山の尾根を登って星山へ向かうルート 当初から整備されていたルート 右へ向かうルートは後から作られたもので前山をトラバースするルート 2004/10/14に訪ねた時にこのルートがある事に気づいたもの 直進するルートを行くのが恒例になっているというか 花に出合えるし 景観も楽しめるので登りの時はこちらのルートを選ぶ
笹原の中のルートを登って行く 右手には星山の山容を伺える サンインヒキオコシ キンミズヒキ ツリガネニンジン シラヤマギクを見て前山分岐に出る 前山には寄らず、星山へ向け樹林の中を降りて行く 雪の重みで曲がったと思われる特徴のある木々の中を降りて行く
降りたところは十字路となっており 左手から西口登山道と 右手からは前山バイパスルートと合流する 標識には標高860mと記載されている 東口(美しい森)トラバースルートと書いた標識が設置されている 帰路はそちらを行く予定
十字路を直進する 少し登ったところに標高900mを示す標識がある この標識も目だたないので気付かない人もおられるかも知れない もうひと頑張り登ると、樹林から抜け 前方に山頂ピークが見えてくる 樹林の出口付近にカナクギノキがある事を2018/9/26に訪ねた時に見つけている この情報を頭に入れていたのでどれだろうかと探す これかも知れないという木があったが実を見つける事は出来なかったあとは笹原の中のルートを登る 八合目の標識を見て ジグザグに登って行く アキノキリンソウ ツリガネニンジン ミヤマガマズミ*(*は実を意味する) イヌツゲ* シラヤマギクを見つける ルートから数歩入った展望岩と呼んでいるところに寄る 岩の上に立つ事が出来、登ってきた尾根を俯瞰する事が出来る そしてルートに戻り山頂へ向かう リンドウ マツムシソウに出合う リンドウは陽が射さない事もあって花は閉じた状態だった
そして山頂に出る 山頂標識の先に大山や大山から蒜山三座に連なる山並みを確認出来る 手前の樹木が少し邪魔をするが 充分山容を確認出来る 大山を背に記念写真を撮る 山頂周辺にはマユミ*がピンク色の実を沢山つけていた タニウツギ*も見つける事が出来た
一休みして下山する 下山は登ってきたルートを戻る 標高900mの標識を過ぎた辺りから雲間から太陽が顔を出し木漏れ日を伺えるようになった 十字路のところでトラバースルートへ行く 陽射しを受けた木々には秋色の気配が感じられた ルートにはサンインヒキオコシが陽射しを受け嬉しそうだった また最後の分岐ではビジターセンターに向けて降りる ビジターセンターは重機が入って解体が進められていた センターの屋根はまだ残っていた ナナカマド* アジサイ*を見て ビジターセンター前の道路を降りて行きフェンスが置かれている交差点に出る
フェンスの内側には自然を大切にしよう*3)と書いた案内板が設置されていた 自動車道脇でヤマハギ アメリカセンダングサ キツネノマゴ キクバヤマボクチを駐車場広場では イヌタデ メナモミ キツネノボタン ミゾソバを見つけた 車載温度は16℃だった
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*1)植樹のつどい
このつどいは、ボランティアによる森づくり活動を通じて、森林の働きに対する理解を深めるとともに、世代間の交流の中で共に生きる力を育むため、社団法人岡山県緑化推進協会の緑の募金交付金を受けて実施しました。(平成12年11月12日)
*2)勝山美しい森「植樹のつどい」メッセージ集
育てよ緑(久世町 森脇玄吉)
自然を大切に(勝山町 いそだゆみ)
風雪に耐えて百年生き抜こう(勝山町 山浦圭介)
緑を増やしてその中で(勝山町 戸田小一)
千年生きてね(勝山町 黒田絵美)
山の四季小鳥喜び舞い遊ぶ(久世町 村上 明)
花が好きです(勝山町 いながみゆうこ)
緑をふやそう(勝山町 生内由佳)
大樹になって里人・小鳥を守れ(勝山町 樋口定夫 樋口芳男〉
緑が好き(勝山町 頭応和樹)
不伐の森林づくりをめざして(勝山町 小林寿満夫)
早く大きくなって実をつけてね(勝山町 原田清士)
この土地にしかと根を張り二十一世紀の大空に伸びてゆけと祈りながら(久世町 松岡 実)*3)自然を大切にしよう
ここは旭川上流の水源地帯に位置しており、かつて「勝山美しい森」と呼ばれた森林です。昭和の時代には牛の放牧場があり、荒れてしまった山に森林を復活させる目的で、岡山県と真庭市(旧勝山町)が平成6年から整備をしてきました。ブナやミズナラ等の落葉広葉樹やヤマザクラを植樹したり、大勢の人たちが関わって大切に管理をしてきたことで、今は豊かな森林を取り戻しています。
真庭市
まだ暗い時間に倉敷を出発 車載温度15℃ 吉備路429を行き 県道271を経由し 足守の手前で再度429に乗る 足守 吉備中央町 加茂川と走る 加茂川道の駅の信号を過ぎたところで車載温度10℃を確認 加茂川から小森温泉 旭川ダムと走る この辺りから次第に明るくなってくる 気温は下がっているもののガスは見られない 旭町で県道30へ左折 落合入口13℃を確認し313に合流 落合 久世 勝山と走る 勝山11℃を確認 神庭の滝の標識に従い、三叉路を左に入る 神庭の滝手前で星山登山口と書かれた標識に従い右折する あとは標識に従い走り、広い駐車場に駐車させて頂く 車載温度12℃ どなたも駐車していない