声ヶ乢530m7:11−7:50第一展望所8:26−7:58水場−8:01第二展望所分岐850m8:03−8:29標高1000m8:31−8:42展望所8:47−8:58第三展望所(爪ヶ城跡)1076m−9:10山頂1114m9:21−9:28第三展望所−9:36展望所−9:43標高1000m−9:57第二展望分岐−10:07第一展望所−10:31声ヶ乢
今日は爪ヶ城(つめがじょう1,114m)を訪ねる登山支度をして応援している人に何かあるのか伺う 57kmのコースのトレイルが開催されていると伺う 帰宅してネットで調べてみると 那岐ピークス タフトレイルチャレンジ というイベントだ 行ってらっしゃいなどと応援しておられた 山形仙を越えて来られ那岐山へ向かわれ 山の駅に降りたり 鳥取の方にも降りたり そして戻ってくるというコースが掲載されていた 実にタフなコースだ それに数百名の方が参加されているというのも素晴らしい
参加者の邪魔にならないよう登って行こう 駐車スペースには広戸仙(爪ケ城)登山道ふるさとコース案内図*1) その柱の背に熊出没注意!*2)の大きな看板があり 道路を横断しところが登山道の入口 そこに那岐山・滝山・広戸仙 登山道案内図*3)や熊に関しての注意*4)*5)が掲載されている
丸太の階段を登って行く ノアザミ ヤマツツジが顔を見せてくれる ジグザグに登って行く サラサドウダン ノイバラ クロモジ*(*は実を意味する) ナツハゼ スイカズラ イボタノキ ウツギなどを見つける そして樹林の中のルートに入る
樹林の中をジグザグに登って行く 優雅な白い花が咲いている、調べたらヤマゴボウとの事 コガクウツギ ミヤマガマズミ ヤマボウシ イボタノキなどが咲いており 足元にハハコグサ コナスビが咲いているのを見つけた
第一展望所に着く 展望所の前面の木々が整備され一部ではあるが市街地方面の展望が得られる 広戸仙(爪ケ城)ふるさと登山コース(勝北町)*6)と書いた案内板を見てルートを行く
今度はヒノキの樹林帯の中のルート 要所要所に丸太の階段が設置されている 第一展望所から10分程登ったところに分岐があり 水場と書いた案内板がある そこから数分登ると第二展望所への分岐に出る ルートにはハナニガナが咲いていたが樹林の中で花は少ない
分岐を左に折れて第二展望所に寄る 山形仙が正面に位置する 第二展望所は標高850m 山形仙は791mであり山頂は下に見える 手前の樹木が伸び、山形仙を確認しにくい ここにタイトルの無い案内板*7)があったが 先ほどの第二展望所を示す分岐の所に立てかけられていた
分岐に戻る 分岐のところに標高850mとの記載がある これから標高1000mまで登りが続く ウツギを期待していたがどうしたのだろう 気づかずじまいだった カマツカ フタリシズカを見つける フタリシズカは随分と増えており眼につきやすい そして、このルート唯一鎖のある所に出る 鎖を回り込むルートも出来ていた トレイルで何百名と抜けて行くとこうした道も出来てくるのだろう ルートを登って行く ウリハダカエデ タニウツギ ヤマヤナギ* タンナサワフタギの花芽などを見つける ルートは右にカーブして、傾斜が緩くなる アキグミの花がルートに落ちている もう花は残っていないのかと探すとなんとか形をとどめているものを見つけた アセビ* サルトリイバラ*を見て標高1000m地点に出る 少し先に石のベンチがある そこで麦茶休憩 休憩しながら付近を見回すとナツハゼの木があり花が咲きだしたところだった
ここから右手前方に爪ケ城・滝山・那岐山のピークが見える 山肌を見るとタニウツギが花を咲かせていた ルートを行く ツクバネウツギ サラサドウダンに出会う ピークを過ぎてしまったかと心配していたが、いい色の花に出会えた これは嬉しい 岩があるところを抜けて行く カマツカ タニウツギが咲いているが期待のベニドウダンは見つからないまま広戸仙0.6kmと記した標識のところに出る
ここを左に入ると展望が得られるところに出る ここは見逃さないよう勧める そこを入ったところに見事なベニドウダン 赤い房のような花を沢山咲かせていた ルート右手にも小さいい木ながら花を咲かせていた クロソヨゴも小さな花を咲かせているのを見つける そして展望が得られる所に出る ここからは県北の景観を一望する事が出来る 眼を右にとれば爪ケ城の山頂とそれに続く尾根を伺う事が出来る
ルートに戻り山頂を目指す 少し下ってから登り返す 樹林の中の雰囲気のあるルートを行く 2022/5/22に訪ねた記録には足元にギンリョウソウ タニギキョウ ニシキゴロモが顔を見せてくれた”と記しているが 今日は見つけられなかった トレイルで踏みつぶされたので無ければ良いが そして第三展望所に出る展望所での景観をカメラに収めルートを行く すぐ近くに三角点があり その傍に爪ケ城跡*8)と書いた説明板がある 山頂に向け、平坦な樹林の中のルートを行く 最後の登りを過ぎたところにナナカマドが咲いていた そして山頂標識のある所に出る
標識に出る手前 鳥取側の山肌に花をつけている大きな木を見つける 近づいてみるとベニドウダン まだしっかり花を咲かせていた 山頂に戻って滝山方面への縦走路を少し入る ここにも花を見つけたが高い位置なのでカメラに収めるのは見合わせた トレイル13kmを示す標識があった 声ケ乢が10km地点との事でここまで3km 往復で6km この10倍近くを歩くのかと思うとそのタフさに驚く
山頂のアズキナシは幾らか花が残っていたがピークを過ぎていた 滝山を背に記念写真を撮り下山する そうそう山頂標識の脇に広戸仙(爪ケ城)ふるさと登山コース(勝北町)*6)とタイトルの無い*7)案内板が設置されていたが そのボードは無くなっていた
下山は登ってきたルートを戻る 登山口で応援していた人はいなかった 下の駐車スペースが復路の関門になっているようで いろいろと準備をされている様子が伺われた 車載温度22℃だった
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*1)広戸仙(爪ケ城)登山道ふるさとコース案内図(津山市)
■ふるさとコース 西回り入口から東回り入口まで6000m およそ4時間−5時間
■広戸仙(爪ケ城)登山コース 山頂までおよそ2時間*2)熊出没注意!(*1)の案内板の後ろに立てかけており気付き難い)
●音のでるものを持ちましょう!
●朝と夕は特に気をつけましょう!
●出会ったら・・・・近づかない・騒がない・おどろかない*4)注意(熊のイラスト)
鈴・ラジオをつけるなど こちらの存在を知らせるようにしましょう。
クマを見つけたらその場を静かに立ち去りましょう
落ち着いて行動することが大切です
*5)注意
近隣にて、クマの目撃情報が相次いでいます。
入山の際は、クマ対策を十分に行ってください。
令和元年11月6日 津山市勝北支所 産業建設課*6)広戸仙(爪ケ城)ふるさと登山コース(勝北町)
第二展望所&山頂の掲示
*7)タイトルなし
厳しい環境の中で 懸命に生きています。 他の土地では生きていけません あたたかく見守って頂けますよう お願いします。(広戸仙の草木より)
山の自然が美しく 色とりどりの花を巡る 花たちに出会った感動を 自然は大切なことを教えてくれる 自然とのふれあいをここで見つけて 楽しい登山行にして下さい(勝北町)
*8)爪ケ城跡
矢櫃城跡(標高910m)よりの峰続き広戸仙の1075.5m地点にこの砦石があり、俗に詰ケ城(後に爪ケ城)と呼んで居り、字の如く最後の拠点とされたところといわれる。(「美作古城史」より 津山市)
明るくなりはじめた頃倉敷を出発 車載温度15℃ 吉備路429を行き 180を横断して県道271を経由して足守の手前で再度429に乗り 足守 吉備中央町 加茂川と走る 加茂川車載温度10℃ いつも倉敷より4,5度低い 小森温泉 旭川ダムと走る 旭川ダムは水位を戻し通常状態に 旭町 休み乢トンネルを抜ける 山並みがはっきり見え、裾野にガスがかかっている 青空が気持ちが良い 津山の手前で53号と合流 津山市街地を抜け 日本原交差点で県道450へ左折する 県道450を行き声ゲ乢登山口の駐車場に向かう 団体が競うようにして登山口へ向かう 駐車場に数名立っている人がいて手をたたきながら応援している 駐車場にはすでに5台駐車 奥にスペースが残っていたのでそこに入れる 車載温度13℃