星山



標高 1030m 難易度 ☆ 登り73分 下り47分  岡山県
倉敷からの距離   88Km        登頂日 2023/08/11  ガイドブック F写真 動画

駐車場7:02−7:05登山口−7:10合流−7:35_800mH−7:38分岐7:42−7:49前山分岐−7:53十字路_860mH−900mH−8:09八合目−8:15展望岩−8:19星山8:29−8:35八合目−900mH−8:45十字路_860mH−8:52合流−8:54_800mH−9:10ビジターセンター分岐−9:14登山口−9:16駐車場

登山 
 今日は星山(ほしがせん1030m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 駐車場入り口に星山・櫃ケ山縦走路ルートマップと書いた案内を見て自動車道を行く 道路脇は草が刈られ花は見つからない 斜面上方に花が終わったノギランが幾つか伺える 道路を少し行くとビジターセンター入り口があったT字路に出る 天気が良い時はその先に山頂を伺う事が出来るのだが 今日はガスで何も見えない 右手櫃ケ山も伺えない
 
 T字路を左に折れて東口登山道へ向かう 星山登山道東口と書いた標識が設置されている そこから登山道に入る 足元に花や実を見つけられないのも珍しい 丸太の階段を過ぎると平坦なルートとなり、足が軽くなる 

 ルートを行くとビジターセンターと書いた標識のあるところに出る センターは撤去されセンター方面へは行けない 標識に従い星山へ向かう ルートには植樹のつどい*1)と書いた案内板があり もう少し登ると勝山美しい森「植樹のつどい」メッセージ集*2)と書いた案内板がある やっとキンミズヒキが顔を見せてくれた ガンクビソウ タニウツギ*(+は実を意味する) ウツギ*を見つけるもののこんなに少ないのも珍しい
 
 樹林の中のルートを行く アップダウンが2回ある ルート右手の樹に標高800mと書いた小さな標識が設置されている そのすぐ先に倒木があるので目印になる そこを過ぎると樹林を抜け分岐に出る この間リョウブ オオバギボウシ*を見つける 分岐はいつものように直進する(右へ向かうルートは前山をトラバースし、直進ルートと合流する) 笹原の中の登り ガスが出て景観は得られない 少し登ったところで振り返っても抜けてきた樹林ですらガスの中 花に出会えぬかと期待していたがそれもむなしく前山頂上と書いた標識のある分岐に出る そうそう 途中でお二人連れとすれ違い”おはようございます”と挨拶を交わす 駐車場にあった車の方のようだ
 
 前山には寄らず、星山へ向け樹林の中を降りて行く 雪の重みで曲がったと思われる特徴のある木々の中を降りて行く 降りたところは十字路となっており 左手からの西口登山道と 右手からは前山バイパスルートと合流する 標識には標高860mと記載されている 東口(美しい森)トラバースルートと書いた標識が設置されている 帰路はそちらを行く予定
 
 十字路からは幅広のルートになる 少し登ったところに標高900mを示す標識があったが、見つけられなかった 立ち止まり周辺の景観を写真に撮る ふと足元を見ると 茶色い固まり 何だろうと良くみるとカエル(ネットで調べたらニホンヒキガエルとの事) 踏んでしまいそうな位置なのに身動きせず悠然としている たいしたものだ
 
 もうひと頑張り登ると、樹林から抜け 笹原の中のルートを登る 八合目の標識を見て ジグザグに登って行く オトギリソウと思われる小さな花を見つける キンミズヒキがところどころ顔を見せるが花らしい花は見られず寂しい 展望岩と呼んでいるところに寄る 景観を楽しめるスポットではあるがガスで何も見えない ルートに戻り山頂へ向かう オオバギボウシが一輪咲いていた それを見て山頂に出る

 山頂からも何も見えない 周辺を歩きマユミ* タニウツギ* フシグロセンノウ シュロソウを見つける シュロソウに出会えたのは嬉しい 記念写真を撮りすぐに下山する
 
 下山は登ってきたルートを戻る 十字路のところでトラバースルートへ行く ここでヤマジノホトトギスを見つけた 足元は少し怪しい 刈られた笹の枯葉など散乱しているが ズズーと滑る事がある 幸い転倒せずに済んだが留意しながら降りて行く どなたともお会いせず駐車場に 車載温度は26℃ 帰りの支度をしている時に車が1台 ご夫婦で来られたようだ 離れたところに車を置かれていたので 挨拶もせずに失礼する
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*1)植樹のつどい
 このつどいは、ボランティアによる森づくり活動を通じて、森林の働きに対する理解を深めるとともに、世代間の交流の中で共に生きる力を育むため、社団法人岡山県緑化推進協会の緑の募金交付金を受けて実施しました。(平成12年11月12日)
 
 
*2)勝山美しい森「植樹のつどい」メッセージ集
 育てよ緑(久世町 森脇玄吉)
 自然を大切に(勝山町 いそだゆみ)
 風雪に耐えて百年生き抜こう(勝山町 山浦圭介)
 緑を増やしてその中で(勝山町 戸田小一)
 千年生きてね(勝山町 黒田絵美)
 山の四季小鳥喜び舞い遊ぶ(久世町 村上 明)
 花が好きです(勝山町 いながみゆうこ)
 緑をふやそう(勝山町 生内由佳)
 大樹になって里人・小鳥を守れ(勝山町 樋口定夫 樋口芳男〉
 緑が好き(勝山町 頭応和樹)
 不伐の森林づくりをめざして(勝山町 小林寿満夫)
 早く大きくなって実をつけてね(勝山町 原田清士)
 この土地にしかと根を張り二十一世紀の大空に伸びてゆけと祈りながら(久世町 松岡 実)



アプローチ
  薄っすらと明るくなる頃、倉敷を出発 車載温度27℃ 吉備路429を行き 県道271を経由し 足守の手前で再度429に乗る 吉備中央町 加茂川と走る 加茂川道の駅で小休憩車載温度26℃ 倉敷と温度差がほとんど無いのは珍しい 何故だろう? 小森温泉 旭川ダムと走る 旭川ダムはかなり水位を下げており川底があちらこちらで認められる 旭町で県道30へ左折 旭川沿いを走る 落合入口32℃(車載温度27℃)を確認し313に合流 落合 久世 勝山と走る 勝山27℃を確認 神庭の滝の標識に従い、三叉路を左に入る 神庭の滝手前で星山登山口と書かれた標識に従い右折する あとは標識に従い走り、広い駐車場に駐車させて頂く すでに1台駐車 車載温度23℃ 2022/7/17に訪ねた時に複数の猿に出会ったが、今日も出会った