第一駐車場7:17=第三駐車場7:25−7:31登山口−7:33BCコース分岐−7:48林道−8:01水場−8:37大神岩8:41−8:53_1.1km点−9:06八合目−9:13_600m点−9:31三角点9:32−9:40避難小屋−9:45山頂9:54−10:07_500m点−10:08分岐−10:27_1km点−10:59黒滝分岐−11:05五合目−11:32名木ノ城跡分岐−11:39橋−11:42登山口−11:48第三駐車場=11:54第一駐車場
今日は那岐山(なぎせん1255m)を訪ねる登山支度をして出発する 熊避けの鈴をセットする 林道を登って行く 気温は18℃ 山肌に陽が射しているが林道は山影になっている 適度な風もあり爽やか 足取りは軽い 道路脇の花や実を探しながら登って行く ノイバラ*(*は実を意味する) センニンソウ* シロヨメナ ウツギ* ガマズミ* クリ*など見つける そして第三駐車場に出る
見慣れたツキノワグマ生息地域*0)と書いた標識が幾つも見られる 那岐山麓周遊マップ*1)が設置されている 雪山登山の注意点*7)と書いた標識の下に熊出没 注意 とあり その下に
令和6年8月2日Cコース登山道で熊の目撃情報がありました。登山道をされる方は、鈴等の音の出るものを身につけて、十分注意してください。また、熊に遭遇した場合は大きな声を出さず、静かにその場を立ち去ってください。 奈義町
との記載 日付と場所は手書きであった 爪ケ城で熊による人身被害があったのは6/8 日付等を手書きにしているのは更新の頻度が高いのだろう
名勝 蛇淵の滝と記した石柱や 赤い鳥居を右に見て林道を登山口へ向かう 駐車場を過ぎると未舗装となるものの幅広の道路 花を探しながら登って行く イタドリ ノコンギク トウバナ ヒヨドリバナ等を見つける アケボノソウに出会った記憶があり楽しみにしていたが出会えなかった 5分程登ると登山口に出る 幾つもの案内 表示が出ている この近くにも1台車が駐車していた(私もトライしてみたが路面に溝や岩などありすぐに断念した 歩いてみて断念して良かったと思った)
滝神社から下山できません*2) 氷ノ山後山那岐山国定公園(那岐山)*3) 那岐山・滝山・広戸仙登山道案内図*4) クマ注意*5) 那岐山登山を楽しんでいただくために*6) そして登山口から登山道に入る 左に折れ山頂を目指す ルート脇に 熊出没注意(背景が赤字で目立つ)*8) が設置されている
石がごろごろしているルート 足元に留意しながら登って行く すぐにB,Cコースの分岐に出る 今日もCコースを登りBコースを降りる予定 分岐を直進する 樹林の中のルート 石のあるルートは歩きにくい 樹林の中を見ると、獣道のようなものが出来ているのを見つけながらルートを登って行く 分岐から15分程登ると林道に出る そこにも幾つか案内板が設置されている那岐山麓周遊マップ*9) 那岐山国有林*10) ようこそ那岐山国有林へ*11) 但し那岐山国有林*10)は外され案内板の枠に立てかけてあった
林道を横断し樹林帯のルートに入って行く 樹林の中のルートは数分で抜ける 抜ける位置に「森の働き」などの説明板が数枚設置されていたところだが 今は痕跡もとどめない ここを抜けると山頂を伺う事が出来るのだが、大部樹が茂ってきて視野を狭くしている ガスがかかっている模様 ルート左手に水場がある コップなどもあり飲める準備がされている ここでは、陽射しが得られ花や実を見つける事が出来る アキチョウジ ツルアジサイ* コガクウツギ*を見つけた
左にカーブし左手を谷にしたルート 傾斜が緩やかになり一息入れられる ルートはまた樹林の中に入り そして抜け、また、樹林帯の中をジグザグに登って行く この部分も腐葉土の部分を登って行けた 前方に案内板が見えてきて 大神岩のところに出る
大神岩標高1000mと書いた標柱があり その先に岩がある ここで麦茶休憩 岩のところに行き市街地の景観を見る 周囲の樹の枝が伸び視界は随分狭くなってしまった また、那岐山の植生*12)と書いた案内板がある
大神岩を後にルートを登る 登りが続く 樹林の中の登り 先ほどと同様腐葉土の部分に歩けるところを見つけ 登って行く 腐葉土の上はクッションがあり、滑る心配も少なく 気持ち良い 山頂まで1.1kmの標識 八合目の標識 そして山頂0.6km地点などのポイントをカメラに収める その間 残念ながら花や実を見つける事は出来なかった
0.6km地点を過ぎ、少し登ると笹原のルートに出る アセビの花芽やリョウブ*を見つけながら登って行く 左手に滝山が見えてくる 今度は右手に山頂ピーク こちらはガスがかかっている そして、前方に標柱が見えてきて 尾根に出る
尾根の鳥取県側にトイレのある休憩舎が出来ていた 昨年訪ねた時は改修工事中だった 近づいて見ると、部屋の方は土足禁止とあり、囲われた部屋になっていた 数名休んでおられた 登山靴を脱いでおられる方が風が冷たく、ここで休むと話しているのをちらっと聞いた 結構強い風が吹いており帽子を脱いではいたが、心地良いと思ったが寒さは感じなかった 部屋にはあがらず三角点ピークに向かう
三角点ピークには展望台が設置されていた 鳥取県側を向いていた 周辺に樹木は無いのでそこに登っても展望が広がるとは思えない 何の為に設置したのだろうか?
すぐに山頂ピークへ向かう ガスが流れており隠れたり、見えるようになったりしている ルートで幾つか花に出会えるかと期待していたが アキノキリンソウ それも一輪を見つけらただけだった 最後の登りをなんとか耐え山頂にやっとの思いで立つ 登山記録を見ると第三駐車場から2時間15分 年々所要時間がかかるようになってきた
山頂は2組3名の方 次々と登って来られる方がいて、山頂標識のところで記念写真を撮っておられた 私は混雑している山頂標識を避け 三角点ピークならびに滝山を背に記念写真を撮る 撮った写真を見ると暗い写真になってしまった ガスがかかった影響だろう 麦茶で喉を潤しすぐに下山する
下山はBコースを下りる 尾根を行く なかなか雰囲気がある サラサドウダン* ツルアジサイ*を見つける 500m標識を見て すぐにBコースへの案内標識がありそれに従って降りて行く Aコースのピークがガスの中に見える 足元は岩の間の足場を選びながら降りてゆく 段差を降りるのにトントンとは行かない ストックで支えゆっくりと足を下す そうしないとバランスを崩しやすい
鈴の音が聞こえてきてどんどん近づく ルートを開けてお先にとゆずる 今度は人の話し声 すれ違った時に放送の音声だとわかる 鈴だけでなくそうした機器も良さそうだ でも耳元でずっと鳴らすのは、やはり遠慮したい
縦走路を降りる付近から小雨が降りだしてきた たいした降りではなにのでそのまま降りてゆく すぐに樹林の中のルートになる 山頂から1000mの標識を確認 ルートに沿って降りて行く 樹林を出るところもあるが降っているか否かわからない程度 レインコートを着用したり リュックカバーをセットしたりしている人も見られた 黒滝への分岐を過ぎ 五合目に出る
五合目は渓流があり花が期待されるところだが花は見つからなかった 風倒木被害を免れた樹林帯を降りて行く 堂々とした樹林 足元も良く気持ち良く降りて行く ベニバナボロギク ミヤマタニソバに出会った やがて渓流が聞こえて来る 木橋を渡るとすぐに登ってきたルートと合流する 第三駐車場は相変わらず満車状態 私が駐車するのを避けた場所にも駐車している 第一駐車場も数台まだ駐車可能なところはあったが90%以上 今日は何かイベントでもあるのだろうか? 調べてみたが見つからなかった 車載温度は20℃であった
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*0)「ツキノワグマ生息地域」
・音の出るものを持参しましょう
・明け方・夕暮れの入山には特に注意しましょう
・爪痕や足跡を発見したら引き返しましょう
岡山県 美作県民局*1)那岐山麓周遊マップ
距離と時間
9名木ノ城跡まで 1.1km(40分)
4八巻城跡まで 1.7km(30分)
1山の駅まで(八巻城跡経由) 4.3km(110分)
3吊り橋まで(町道経由) 0.6Km(15分)
*2)滝神社から下山できません
滝神社までは行くことができますが、その先は自衛隊演習場につき下山できません。
注意!! 奈義町
ハチ注意 熊出没注意
*3)氷ノ山後山那岐山国定公園(那岐山)
那岐山は、標高1,255m(県下第4位)を誇る中国山地の雄峰で、西へ滝山(標高1,197m)、広戸仙(標高1,115m)と那岐連峰が続いており、昭和44年4月10日に氷ノ山、後山とともに国定公園に指定されています。
山麓には、蛇淵の滝など多くの滝や城跡があり、山頂からは360度の大パノラマ展望が楽しめ、東に岡山県最高峰の後山(標高1,344m)、西に大山、南には瀬戸内海が望めます。植生も豊かで、初夏にはドウダンツツジ、秋には紅葉など、四季折々の姿が楽しめます。(環境省・岡山県)
*4)那岐山・滝山・広戸仙登山道案内図
*5)クマ注意
であわないために 大きな音で知らせよう 山やキャンプ地などのゴミは放置せず、必ず持って帰りましょう
もし、であってしまったら 背中を見せないように、ゆっくりと後退りして下さい
子グマを見かけたら そばに親グマがいるぞ 子グマに近づくと大変危険 静かにその場を離れましょう
クマを目撃したら、下記へ連絡して下さい(岡山県美作県民局)
*6)那岐山登山を楽しんでいただくために
登山の準備は万全ですか?
・登山道は道が狭く、滑りやすい箇所等あるため、登山靴装備のうえ、十分注意してください。
・ルート及び気象情報等を確認し、無理のない計画で登山を楽しんでください。
・山の天気は急変(強風、雨、雪等)することがあるので今一度装備品の確認をしてください。
登山には危険が伴います!
・クマの生息地域です。鈴などの音の出るものを持ちましょう。
・無理をせず、日没時間までには下山しましょう。
・那岐山頂上付近に避難小屋があります。
・携帯電話が通じない箇所があります。
自然を大切にしましょう
・ゴミは全て持ち帰りましょう。
・自然の動植物を採取してはいけません。
*7)雪山登山の注意点
1.気象状況の把握と引き返す勇気を
冬山の天候は急激に変化し、悪天候が数日継親することもあります
1.登山中は常に、最新の気象情報で天気や雪の状況を確認しましょう。
2.気象の急変等により、どの状況で引き返すか、適切に判断しましょう。
日没後の通報は、すぐに救助に行くことはできません。
2.無謀な登山は危険です
1.冬山の厳しい自然条件を踏まえ、技術、体力、経験等を考慮しながら、参加者全員で検討を行い、
余裕のある工程としましょう。
3.装備品の点検と整備を確実に行い、取り扱いを習熟しておきましょう。
4.単独雪山登山は遭難につながりやすいため、必ず経験豊富なメンバーのいるグループで登山しましょう。
3.通信手段の確保
携帯電話はつながらないエリアが多く、寒冷により電池寿命が短くなります
予備のバッテリーの携行を心がけてください。
奈義町
*8)熊出没注意(背景が赤字で目立つ)
氷ノ山後山那岐山国定公園の山岳は、ツキノワグマの生息地域です。入山の際はクマの出没情報を収集し、安全な行動を心がけてください。
●入山の際は個人行動を避けラジオ、鈴、笛などを携行して、食料の残りはすべて持ち帰る。
●クマの足跡、糞、クマ棚を見つけた時は、直ちに立ち去る。
クマに遭遇したときは、
●落ち着いて静かにその場を立ち去る。
●気ずかれても騒がずクマの反対方向に避難する。
クマの形跡を目撃したら
美作県民局勝英地域森林課 0868-73-4058
奈義町役場 0868-36-4114
*9)那岐山麓周遊マップ
距離と時間
9.名木の城跡 0.5km(15分)
他は省略
*10)那岐山国有林
1.国有林のおいたち
那岐山国有林は、岡山、鳥取の県境に位置し、地形は全般に急であり、山の高さは海抜500m−1240mの範囲にあります。この国有林は、版籍奉還により旧藩領が、明治5年に国有林となったものです。
2.気候・自然
この地方の気象条件は水量約2000mm、最深積雪は、約2.0m、積雪期間は11月中旬−4月上旬で年間平均気温は、約12℃となっています。森林植物帯上、水平的には、暖帯北部、垂直的には暖帯から温帯下部に属しています。基岩は花崗岩、流紋岩から成り、土壌は黒色森林土壌でスギ、ヒノキの適地が多く生育状況は、おおむね良好です。また多くの野生鳥獣も生息しています。なお夏から秋に来る台風の影響で那岐山麓に吹き荒れる「広戸風」は全国的にも知られています。
3.やくわり
総面積431haを全て水源かん養保安林としているほか、311haが氷ノ山、後山、那岐山国定公園に、73haがレクリエーションの森(那岐山風景林)に指定されており、各種の公益的機能発揮のための森林の維持造成に努めています。
近畿中国森林管理局 岡山森林管理署
*11)ようこそ那岐山国有林へ
現在地は、那岐山国有林内でレクリエーションの森、那岐山風景林として大切に管理しています。林内登山道沿いに「森の働き」などについても、わかり易く説明していますので「緑と人とのかかわり」についても理解を深め、ゆっくり自然と親しみながら頂上をめざしてください。
近畿中国森林管理局 岡山森林管理署
*12)那岐山の植生
ここは、大神岩(海抜1,000m)です。眼下に広がっているのが津山盆地の東端に位置する奈義町です。続いて勝北町・勝央町・津山市・吉備高原の山並み、小豆島が見えます。
このあたりからブナが生える気候帯になります。となりの滝山ではブナ林が広がっています。
山頂への登山道では、足もとにショウジョウバカマ・ニシキゴロモ・アカモノ・マイヅルソウ・イワキンバイなどが、その上に目をやるとサラサドウダン・ホツツジ・ノリウツギ・ニシキウツギ・ヤマツツジなどが、高木としてはウリハダカエデ・コミネカエデ・ミズナラ・ウラジロノキなど多くの植物たちに出合うことができます。
ショウジョウバカマ 花期は、4月 ニシキゴロモ 花期は、5月から6月 アカモノ 花期は、5月から6月 サラサドウダン 花期は、6月 ホツツジ 花期は、6月から7月 ノリウツギ 花期は、7月から8月
動植物を傷つけないよう、この自然を永く子孫に伝えましょう
まだ暗い時間に倉敷を出発 車載温度21℃ 大部気温が下がってきた 吉備路429を行く 国道180を横断 県道271を経由して足守の手前で再度429に乗る 足守 吉備中央町 加茂川と走る 加茂川の道の駅では16℃ 小森温泉を抜け旭川ダムへ向かう ダムの水位は定常状態 旭町を抜け、休み乢トンネルを抜ける 正面から陽射し 山容も伺う事が出来る 津山市街地入口で53に合流 津山市街地を抜ける 津山のインターチェンジを過ぎ日本原から山並みを伺う 山頂付近にはガスが見られる 那岐山登山口の案内に従い左折 登山口に近い第三駐車場に向かうがすでに満車 林道脇に駐車している車もあり、並べて駐車出来そうだったが 第一駐車場に戻る こちらにもすでに3台駐車 車載温度18℃ 登山支度をしている時にも次々とやってくる 第三駐車場へ向けて行かれた車もあった