経山 鬼城山 



標高 経山373m 鬼城山397m    難易度 ☆
登り 83分(334mピーク鬼城山) 61分(経山縦走) 下山55分(鉄塔ルート) 全工程199分  岡山県
倉敷からの距離    16Km        登頂日 2025/03/08  ガイドブック  F写真 動画

砂川公園7:10−7:34鉄塔#353入口=7:35鉄塔#352入口=7:38鉄塔#353入口−7:53鉄塔#353−7:55探索7:58−8:03鉄塔#354手前ー8:15_334mピーク8:25−8:41展望台鍵岩−8:49角楼−8:50鬼城山山頂−8:55分岐−9:00北門−9:26鬼城山ビジターセンター−9:37経山登山道入口−9:41分岐−9:51経山山頂ー9:53鉄塔#351−9:57鉄塔#352−10:11自動車道−10:32砂川公園

登山
 今日は鬼城山(きのじょうさん397m)・経山(きょうやま373m)を訪ねる
 
 ネットで鬼城山への登山記録を見ていたら高丸山から鬼城山に行けたレポートがあった 鉄塔縦走路から高丸山に登り それから鬼城山に向かったそうだが 高丸山から迷われたようでルート説明が見られなかったが ヤブ漕ぎ無しで登れ、展望台のところに出たとある
 
 1/25000の地図で調べると高丸山は鉄塔縦走路の右と左に位置している すると高丸山から鬼城山は鉄塔縦走路のどこかをよぎる筈だから 鉄塔樹走路を行き 鬼城山へ向かう取り付け口が無いか探せば良さそうだ 鉄塔縦走路は以前歩いた事がある 見つからなければ奥坂まで行けばよいと考えルート探索をする事にした 念の為に久々に地図も持参する

 登山支度をして出発する ウインドウブレーカは着たまま、手袋も着用 砂川公園に入り水路に沿って進む
 
 園地から自動車道に出る 鬼ノ城駐車場まで3000mと書いた標識を見て道路を登って行く ルート脇にオオバヤシャブシ*(*は実を意味する)を見つけたが ヌルデすら実を落としている 赤坂池に出る 池の対角線には経山や鉄塔#352を確認出来る 今日はそこは下山ルートでその右をせめる計画
 
 自動車道を登って行く 鬼ノ城駐車場まで2000mの標識を過ぎるとまもなく右手に鉄塔#353巡視ルート入口がある 今日はここから入って行く 今まで自動車道だったが土の道となる 左手に取り付け口がないか気にしながら緩やかな登りを登ってゆく 右手に渓流の音が聞こえ渓流に沿ったルートとなる 前回ここを訪ねたのは2015/2/20で10年振りになるが、この雰囲気は記憶にある 細流を抜けるところがある ルートにかぶさるようにして木の枝が張り出している おまけに足元が水 なんとか潜るようにして抜ける そしてルートを行く 取り付け口を見出されないまま鉄塔#353に出る

 ここに出ると周辺が開け 前方に、これから追って行く鉄塔が見える 右手には高丸山を見る事が出来る ここからは右左に留意しながらルートを行く ネットに記載のレポートには鉄塔#354との中間点辺りと書いてあった 鉄塔#353から数分歩いた位置にそれらしいルートが高丸山に向かって読める 反対側を見ると ここにもルートがありそうな気配がする ちょっと容易では無さそうだが少し入ってみる すぐにシダに覆われたところが顔を見せる これを掻き分けるのは避けたいとすぐ諦めて戻り ルートを行く 鉄塔#354が随分近づいてきたところで左手に足跡らしきものを見つける 2,3mの高さがありその先は読めない 反対側の高丸山を見ると はっきりしたルートが読める 取り付いてみようと急斜面を登る
 
 登って行くと先が見えその先にルートがある どこまで行けるかわからないが追ってみようとルートを登って行く 緩やかな登り しっかりしたルートで安心して追える 大きな岩があったが抜けて行く ヒメヤシャブシ* ヒサカキの花芽など見つけ歩きを楽しむ 取り付いてから10分少々歩いたところに分岐があり右に数歩入ったところが334mピークのようで 展望が得られ西門を伺う事が出来る 山頂を背にし、左右に城壁を備えた西門が見える ズームで写真を撮る また西門を背景に記念写真を撮ってみたが 近景と遠景の照度が異なり西門はぼんやりしか判別出来なかった
 
 分岐に戻り 先を行く 樹間に西門が見え隠れする 西門に向かっている ルートはしっかり続いている オオバヤシャブシ* アセビの花芽を見つける 尾根に出たのだろう、左手少し後方に経山を見る事が出来る 334mピークから15分少々で展望台の下に出る 右に回ると鍵岩を見る事が出来る 展望台に登るところは見られず、展望台に繋がる木道の構築物の下を潜りながら行くと鬼城山の遊歩道に出る 展望台に入口になっているところだ
 
 遊歩道を行く 左手に角楼の石垣が見えてきて 右手に西門が見える 登って行くと西門の右手に山並みを伺う事が出来る どうやら高丸山や334mピークのようだ その右には経山が伺える
 
 角楼に入ってそこから改めて西門と登ってきた山並みを展望する 右手には犬墓山など岩屋の山を伺う事が出来る 展望を一望し山頂へ向かう いつもの場所にオオバヤシャブシの花芽 コウヤボオキの綿毛を見て山頂に出る
 
 山頂から瀬戸内海の方角の展望が得られるがぼんやりした景観 山頂を後に北門へ向かう 遊歩道を行き いつものように分岐3で岩屋方面の山並みを楽しめる脇道ルートへ入って行く ルート沿いの松並木がいい ネズ*を見つけ 北門跡に出る ここから降りる 分岐にある標識には急坂と書いてある
 
 下山ルートを行く 足元に留意しながら降りて行く ロープが設置された場所などあるが世話にならず降りてゆける 北門を下山して分岐をビジターセンターへ向け渓流沿いのルートを行く 緩やかな登り 渓流に沿ったルートを行く 学習見本園にかかる木道の更新工事がなされていた 工事中の脇を通り木道を行く 出口には通行止めの看板がありテープが張り巡らしており抜けられない どうして抜けようか迷う テープの隙間をリュックを先に通し、なんとか抜ける こんな形で通行止めにするなら反対側にも標識をし道路に迂回出来るようにすれば良いのにと一寸遺憾に思った 尤も反対側からやってくるのは私だけなのかな?
 
 ビジターセンターの駐車場には結構多くの車が駐車 登山支度をされている方も見られれる 自動車道を降りて行く すれ違う車が結構見られる 休日を楽しみにやって来られたのだろう ルート脇の野辺の花を探すがまだ少し早いようだ コセンダングサも殆ど実を飛ばし役目を終えている
 
 経山城跡と書いた標識のところで左に折れ 再度登山道に入り、経山を目指す 最近はここは下ってくるばかり 確か鉄塔#352を下った事がある 記録を調べると2016/01/11と9年前だった ルートを登って行くと 右手に経山城跡と書いた標識があり その先を右にまがり経山の三角点に出る 9年前の記録には右にカーブするところで 左手後方に鬼城山の山頂ならびに西門を見る事が出来る という記述があるが、手前の樹木が育ちもう見えない 三角点では展望は得られない 少し先に鉄塔#351があり そこからは倉敷市市街地や高梁川の展望が得られる

 鉄塔#351のところに出て展望を一望し鉄塔#352へ降りて行く こちらから歩いてみると結構急だったのだ 登る時の感じと大部違う 鉄塔#352のところのソヨゴ 実を残していないか探したが見つからなかった そしてルートを降りて行く こちらはもっと急だ 足を滑らさないよう留意して降りる 結構気をつかう 今日のルートで鬼城山を周回するなら、逆回りにして、経山を先に登った方が良さそうだ 334mピーク経由のルートは急斜面は無かった 下りを楽しめそうだ 高丸山にも寄りやすい 急な斜面を過ぎると傾斜は緩くなり、下りを楽しめる そして自動車道に出る
 
 あとは自動車道を降りて行く ここでも登ってくる車に何台もすれ違った 降りてくる車もあった 駐車場には2台増えていた 途中で登ってこられる方ともすれ違った その方の車かも知れない 私の前にいた車はまだあった 車載温度は6℃だった


アプローチ
 朝食を終え倉敷を出発、車載温度2℃ 429吉備路を行く 180号そして総社バイパスを横断し県道271に進む JRの踏み切りを抜け 道なりに右カーブ 道路工事で交互通行停止信号を少し待って抜ける 次の交差点を左折 砂川公園へ向かう 公園一番奥の第7駐車場に駐車させて頂く すでに1台駐車していた 車載温度は0℃