岩樋山経由道後山へ



標高 1269m    難易度 ☆     登り55分 下り55分   広島県

倉敷からの距離    138Km        登頂日 ’97/08/12    ガイドブック 


9:57キャンプ場−10:25岩樋山−10:51道後山11:30−12:00岩樋山−12:23キャンプ場

登山 
 道後山(どうごやま1269m)岩樋山(いわひやま1271m)は2度目になる 一昨年の8/16に家族で来ており丁度丸2年になる 登るのが楽で花も結構多く 家内から道後山に行きたいとの提案があり 一緒に出掛けた

 時折、山本さん手軽に登れる山はどこが良いですか と尋ねられると一押しで道後山をすすめている 標高は1200mを越えており結構なもの 登山口にあたる月見ガ丘駐車場の標高が1080mもあり簡単に登れる 道は良く整備されており 急な登りもなく 家族連れで登っているパーテーによく出会う

 クサアジサイ フシグロセンノウ イヨフウロ ツリガネニンジン ホソバノヤマハハコ コバギボウシ ヤマツツジ ホソバシュロソウ ユウスゲ これらの花の名前は一昨年登った時のレポートに記載してあったものを記載順に並べたものである 特にユウスゲの印象が出会えるのを強く楽しみにしていた

 今年は花の時期が早いのか コバギボウシは花が終わりすでに実を付けていた ツリガネニンジンも峠を過ぎたのか笹の葉の上に元気よくつきだしている姿は見えず細々とした姿を見せていた 楽しみにしていたユウスゲは形もない 同じ月日でもこんなにも違うものかと驚かされた

 マツムシソウが咲き出し ワレモコウが気品のある茶の花?を示し ホソバノヤマハハコは今が最盛期なのか前回よりも豊かな花を咲かせていた 前回はやっと見つけたイヨフウロもあちこちに今を盛りに咲いている コオニユリも見つけた ツリガネニンジンが終わりマツムシソウが咲き出すのは季節のうつろいを示すもので,一昨年より早く夏から秋に移っている事が感じられる

 新たに見つけた花はシラヤマギク(白い花弁がキリッと締まり凛々しい感じ)クロクモソウ シラタマノキ ノギラン ヤマハギ アザミによく似たタムラソウなど シラタマノキは小さな白い玉をつけ可愛らしい また、黄色のキンミズヒキやアキノキリンソウはここでも見る事が出来た

 山登りはそう記すべき事も無いが 台風9号の影響だろうか 岩樋山を迂回し道後山にゆくルートが通行止めになっていた 少々崩れてもなだらかな山なのでどうにでもなりそうだが ロープが張ってあり絶対に行かないで下さい との張り紙までしてあった そう言えば登り道で展望所があり 結構眺望が得られる そこに縄を張り危険ですからこの先に出ないで下さいなどと記載してあった 家族連れを対象にした安全管理であろうか? 危険な事は危険と自らが判断出来る事が必要で小さな危険はそのままにしておいた方が良いと思うがどうだろうか?


アプローチ
 東条から国道314を北上し国道183にぶつかった交差点を右折し北上する やがて道後山の道標が現れるのでそこを右折し終点のキャンプ場まで登る