倉敷からの距離 202Km 登頂日 ’99/05/30 ガイドブック B
駐車場13:25−13:35キャンプ場管理棟−13:40給水槽=13:50戻る=13:58給水槽−14:04大ナルコース登山口−14:38山頂14:48−15:08林道=15:19戻る=15:30取り付き−15:35妙見峠−15:49名草神社−16:05駐車場
但馬妙見山(たじまみょうけんさん1139m) 登山GuideBook 中四国・兵庫の山百選に記載の山 但馬中央山脈の南端で蘇武岳と同じ山脈 一つ星の山先ほどの集団に再度挨拶して登ってゆく 集団の人が言うには 先程登っていった人が登り口が見つからなかったと言って戻ってきたと説明してくれた 10名以上いたが山には登った事が無さそう
ガイドブックによると2時間半程の周遊コース 登山道を見つけられなかった人がいるようだから慎重を期さないといけない ガイドブックをつぶさに読み 見落とさないよう登ってゆく ここは管理棟 少し登ると給水槽のところから登山道が始まると記載されている 給水槽の所についた 道は広い道のまま右に曲がっている ここから登山道が始まると書いてあるので道の脇を良く見るとルートがある このルートを見つける事が出来なかったのかと思いルートに入ってゆく 登山道入口でも書いておかないと見つけるのは容易ではない この分では相当難航しそうだと考えながら進む ルートは続いているが山を巻いている感じで登ってゆかない その内ヤブ状態となり水場に出る そこから先はルートを見つけられない やはり忠告に従っておけば良かったかと給水槽のところに戻る
反対側のルートを行くにしても念の為登ってきた道を先に進んでみる すぐにルートが怪しくなる やはりだめかと戻る 何と左手に妙見山登山道と朽ちた木札があり丸太の道が続いている 何故このルートを見つけられなかったか不思議な思いだ 兎に角登山口を見つける事が出来 先程の連中の前を通らなくてよくなりほっとする
ルートは「植物歳時記の道」と名付けられているとガイドブックに記載があるが杉やブナなどの樹林であり花はほとんど見られない わずかユキザサ チゴユリが顔を出していた
30分少々で山頂に 山頂は樹木により北側の眺望しか得られない 先程登った蘇武岳を見る事が出来る 着替えをして下山する 「妙見新道」と表示がある そこを降りてゆく
降りてゆくと林道に出る 次の目標地点は妙見峠である 林道はガイドブックにも1/25,000地図にも記載がない 山頂から妙見峠まで水平距離で1Km以上ある 林道に飛び出した位置がわからないし 取り付き口も見当たらないので兎に角林道を進む あの曲がり角を曲がったら峠らしきものがあるのではと思いながらスタスタと歩くがそれらしき所がわからない 降りる方角は右手に降りるのだが降りるような所が無い 飛び出した場所がどんどん遠くなる 時間を見る ガイドブックでは峠まで30分とある 林道飛び出し口まで20分要している 最大みて10分以内には峠に着くはず 10分過ぎてもそれらしい所がわからない このまま先に進むのは危険なので 最悪の場合は山頂経由で降りる事を考え戻る事を決心
再度飛び出した地点を良く見回す 木に赤テープを巻いてあるのを見つけた そしてその木に向かってルートがあるのを見つけた これだ! このルートだ! とルートに入る そこから5分で石地蔵がある場所に 妙見峠だ やれやれである
石地蔵には丁が記載してあり十三丁 熊山では四十丁以上の道のりがあったがそれと比べれば楽なもの ルートをどんどんと下ってゆく 一丁毎に丁地蔵があったのか見落としたのか飛び飛びにしか見つけられなかった 兎に角一気に下る こちらのルートも花は無い 歴史のあるルートのわりには淋しい
名草神社には見応えのある三重の塔が建っている 観光客が何組かきていた
自動車道を急ピッチで駐車場所に戻る
山頂に立つ事が出来たものの随分とミスがあった 安易に考えていた事 疲れが判断力をにぶくしていたのか 帰宅時間が遅くならないようあせりがあったのではなどが反省材料としてあげられる
1泊2日で氷ノ山 鉢伏山 蘇武岳 但馬妙見山と4座に登る事が出来た そして 今日は蘇武岳で5時間40分 妙見山で2時間30分 合計8時間を越える時間を歩いた 歩ける体力に感謝をしつつ帰路につく
氷ノ山と同じルートで姫路から生野を経由して和田山で9号に乗る 八鹿のバイパスに入らずに直進 312への分岐をやり過ぎて間もなく日光院 名草神社の案内がある そこを右折し名草神社を目指す 右折してから14Kmある 林道を曲がりくねって登ってゆくのでアプローチが深く感じられる 林道分岐に妙見山の登山ルートが表示してある その近くの空地に駐車そこに駐車する前に1トラブル ガイドブックにキャンプ場駐車場とあるので上記の分岐をキャンプ場に向かって登ってゆく 側道駐車場とあるが1台も駐車していない 更に先にゆくと これより先は自動車の侵入禁止と記載してある 何を考えていたのか自動車を自転車と読み間違え 何でこんな所で自転車の侵入を禁止するのだろうといぶかりながら更に走ってゆくと管理棟に そこで一団のグループが酒盛り その周辺には駐車するスペースは無い 車をとめて妙見登山道を聞くとこちらでは無いとの事なので どこで間違えたかいぶかりながら なんとか車を戻し先ほどの分岐に戻る
登山案内図とガイドブックを確認し 間違いない事から その分岐の空地に車を置き登ってゆく 先ほどの自動車進入禁止の立て札をきちんと理解する そうだよねと間違っていた事を理解する