駐車位置10:03−10:15登山口−10:26一合目:経尾山−10:31穴地蔵−10:43三合目:獅子の門−10:53四合目:別当松−10:57五合目:天主の段−11:03六合目:桜の馬場−11:09七合目:営門の段−11:15八合目:水場−11:20九合目:小屋の段−11:35山頂12:08−12:36林道−12:44鉄塔分岐=12:49798mピーク=12:54鉄塔分岐−13:15天狗岩−13:25林道終点−13:46渓流−13:54砂防堤−13:57登山口−14:52駐車位置
白木山(しらきやま889m) 標高差が820mあり十方山と並んで豪快な登山が出来ると紹介されている車を置き登山口に向かう 地図や周辺を確認しながら車で走ってきた道を行く 駐車しようとした場所が駅構内用の駐車場らしい事がわかり苦笑する 線路を渡り舗装道路を登ってゆくと登山口を示す大きな標識がある 駐車場らしきものは見られず道路脇に5、6台駐車していたがそれ以上は無理 駅近くの空地に駐車しておく事が好ましい
登山ルートの登りは上記3冊のガイドブックどれも同じだが 下りのルートは3冊とも違う 登山口の標識には分県ガイドブック記載の上深川に降りるルートが記載されていた 下りはこのルートとしよう
ルートは整備されており迷いようが無い 二合目は見落としたが各合目に標識があり名前が付けられている 時間と名前をメモに取りながら登ってゆく 一合目と三&四合目に地蔵さんがあったがそれ以外の合には見られなかった 五合目が中心となるので,そこの地蔵さんの写真でも撮っておこうかと思っていたが 五合目以降なく結局地蔵さんの写真は撮り損なった
多くの人が登っている 五合目は展望がきき天主の段と名前がついている 数名の人が一休みしている ここから先は合目毎に休憩している人がいた 時間と名前をメモってお先に失礼する 八合目は広場があり多くの人が休憩していた 水場を示す標識があったがそちらには進まず登ってゆく 九合目まで登ると傾斜はゆるくなる しかしそこから山頂までは結構時間がかかった 汗はしたたり落ち ズボンもかなり濡れている 各合の所要時間は5,6分でありそのペースから言えばもう山頂に着いても良いのだがなかなか山頂が見えない 山頂が見えてきた時にはやっと着いたかという安堵感を感じた 降りてくる人達にも随分と出会った
花は淋しい 山頂付近でやっとヤマアジサイに出会う 花が育ちにくい環境のようだ 小鳥の声もあまりしない 山頂付近でピーヒョロロとトンビの鳴く声がかすかに聞こえた山頂は広く 多くの人があちこちで輪になり昼食団らんを楽しんでいる 眺望は素晴らしい 20万分の一の地図を出して見ていると 見せてくださいと言って覗き込む あの山が・・・・,・・・山はあれかと話してくれる すると,詳しい人がその話しを聞いていて いやそれは・・・だ・・・はその左だと山座の確認で話しがはずむ 冠山 恐羅漢山 大峯山 三倉岳 十方山 阿佐山 臥龍山などと名前が次々と出てくる そう特徴のある山とは思えないが良く知っている これらの山はガイドブックにある事は知っているがまだ登っていない 登ったとしても果たしてこれだけ同定出来るか疑問である
三瓶山はこの先に見えるはず 今日の天気の具合なら見えてくるだろうとか 四国の山も天気が良いと良く見えるとか説明してくれる 今日は生憎雲がかかっているがそれでもひときわ高く雲の上から山並みが見える 石槌に繋がる山だろう 高度差が1000m程あり随分と高い 距離は比較的近く雲上にそびえている様は迫力がある
山頂の標識を見ると白木山登山口まで3.2Km 上深川登山口まで7.3Kmと記載がある 下りは結構時間がかかりそうだ
尾根道を行く こちらのルートも整備されている ゆったりとした道 山頂では木陰が無かった 尾根道は木々に覆われ冷気も感じられ気持ちが良い 小鳥もすぐ近くで鳴きだす のどかでゆったりとしたコース その割にはこちらを降りる人は少ない
30分程で林道に出る 地図によると林道の手前に白木山に降りるルートがあるはずだが気が付かなかった やはりあまり使われていないようだ 林道の歩行は結構きつい 太陽光線にあてられ暑いのと路面は砂利道で弾力性が無く山道という感じがしない 途中分岐があり舗装道路の方を登ってゆくと電波塔の設備に行き当たる 地図から判断するとどうやら798mピークの様子 瀬戸内海の景観がぐんと近づきひと味違う景色を楽しめた 分岐に戻り先を行く
その先にも分岐があるがそちらは中深川方面のようだ 案内標識が無いので不安を感じながらも進むと林道の右手にリボンがある 近づいて見ると天狗岩1分と記載がある ガイドブックに記載があるのでこの方向で良さそうだ とりあえず天狗岩を見て林道に戻る 天狗岩から先にもリボンが付いていたのでルートに繋がっている可能性はあるが ガイドブックの記載と違うので兎に角林道の終点を目指す
そこから10分程で林道終点に着く 林道は電波塔の為につけられたようだ フェンスに白木山ハイキングコースの標識がある 降り口も丸太の階段を比較的容易に見つける事が出来一安心 ここまで林道を脇道に入った時間を除いても40分程歩いている ガイドブックには30分と記載されており この時間の差からルートをどこかで間違えていないかと不安を感じていたもの 兎に角一安心である
丸太の階段を降りる ここからは山道だ 木陰に入り一息つくも気温は相当あがっている様子 渓流の流れに出会う 流れに触れる事が出来 心地よさに感動する 手拭いを浸し襟首を冷やすと大変に気持ちが良い 渓流を右に左と渡ってゆくのでその都度手拭いを渓流に浸け涼をとる 渓流は次第にルートから深くなり砂防堤に至るとまもなく登山口である
登山口からは舗装道路を歩く なりふり構わず手拭いを頭にかぶり蒸発潜熱による気温の低下と襟首への直射日光を防ぎながら 照り返しの舗装道路を歩く 三篠川沿いの道ではあるが川の流れを楽しむ余裕は無い なんとか駐車している場所に戻る
こうして歩いて見ると 下りのルートは良いところは無い 登りのルートを往復している人が圧倒的に多かったのは納得出来る
帰路西条で33℃を示していた ラジオで東京は気温が低く最高19.3℃であったとか 帰宅して体重を測ると2Kg減量していた
山陽自動車道からは広島東ICから県道37を北進し約6Kmとの事 私は2号線を走り西条バイパスを過ぎてから県道45に入り 鎌倉寺山(9:32)133Kmの脇を走って県道37
に出,南進した登山口に当たる白木山口は道路標識が無い 目標地点の距離なり地図を頭に入れバス停の白木山口を見つける必要がある 県道37を左折してから約10Kmの位置
バス停白木山口を見つけ三篠川(みささがわ)にかかる小椿橋を渡る 三叉路を右折しJR白木山駅方向に 道路に白木山登山口と小さな標識があるのを見つけ左折 駅の脇に出る 駅構内の駐車場を登山口の駐車場と思い込み そこに駐車しようと思ったが生憎空間が無かったので走ってきた道を戻り 三篠川沿いの空地に駐車する