六ノ原10:44−11:10合流−11:28立烏帽子見える−11:44立烏帽子駐車場−11:59立烏帽子山12:08−花−12:28鞍部−12:32池の段13:05−13:20越原越−13:40比婆山13:45−13:55コル−14:00烏帽子山14:02−14:29出雲峠−14:59六ノ原
立烏帽子山(たてえぼしやま1299m)から池の段の花を目当てに 六ノ原−立烏帽子山1299−池の段1280−越原越1110−比婆山1264−烏帽子山1225−出雲峠−六ノ原(数字は標高)のルートを歩く
管理棟の左手から立烏帽子駐車場に向けての遊歩道を行く ヤマアジサイは時期が終わり色褪せた花が暑さに耐えている この時期は花は少ない 樹林の道を行く時折日が射し夏の暑さを感じさせられる 日陰になると心地よい爽やかさを感じる風が通り過ぎてゆくその心地よさはこのシーズンのものだろう花が殆ど見られないので展望地には寄らずそのまま遊歩道を行く 展望地経由のルートと合流する地点から土の道となり歩きやすくなる なだらかな登りであり気持ちよく足が運ぶ 時たまオトギリソウ アザミが顔を出す ルートが右に曲がり少し行くと立烏帽子山が見えてくる ブナの樹林を抜けてゆく ブナの樹林の道はいつ歩いても気持ちが良い ヤマジノホトトギスが咲き出してきた ウツボグサがまだ咲いていた
1時間で3.5Kmのルートを歩き立烏帽子駐車場に 何台かの車が駐車しておりこれから登る支度をしている人など見かけた 駐車場の上のルートに入り立烏帽子山に登ってゆく ヤマジノホトトギスがあちこちで顔を見せる アキチョウジがスリムで細長いブルーの花を咲かせていた ホツツジ ワレモコウ アザミ ハギ オトギリソウ オカトラノオ ヤマアジサイと顔を出す すぐに立烏帽子山頂に出る
汗になった上着を着替え カメラのレンズを200mmに変更しカメラを三脚に取り付け花を狙って歩き出す イブキトラノオ ナデシコ ユウスゲ アザミ タムラソウ ツリガネニンジン コバギボウシ ワレモコウ イヨフウロ ホツツジ ママコナ ウツボグサと顔を見せてくれる 白山登山の直後なので白山の印象が焼き付き、現実との違いにとまどうがそれなりに楽しませてくれる 花の写真撮影をゆくっりと楽しみ鞍部から池の段に登り返す
池の段ではマツムシソウが咲き始めており ワレモコウがいい色をしていた カメラを低くセットし寝転ぶようにして花を引き寄せて見ると全く違う世界がファインダー越しに見える 通りすがりの方に覗いてみませんかとファインダーを覗いて貰うと 全く違うのねと喜んで戴いた ナデシコ アキノキリンソウ ウツボグサ イブキトラノオ ホツツジ コバギボウシ ユウスゲ アザミ ツリガネニンジン キュウシュウコゴメグサ ハギ等が咲いていた
そうそう比婆山の方から急ぎ足で登って来られる方がいた 話を聞くと伊良谷山から縦走し2.5時間で廻らないといけない とてもきつくてその時間では廻れない事がわかったという内容だったと思う 何か競技があるらしい その方は先日は大休峠から三鈷に登ったがヤブコギで大変だったとも話しておられた 確かに大休峠から野田山へのルートは草が相当繁っていた そんな話をしていると遅れた同僚がやってきて話は終わった 私はゆったりと花の写真を撮りに池の段の草原を散策する
お目当ての所は終わったので後は戻るだけ マツムシソウが咲いていたので出雲峠ではどのような状態かを確かめる事もあり比婆山から烏帽子山に抜け出雲峠に行く 池の段辺りから雲が出 太陽光線が隠れるようになった 比婆山に向う尾根はブナの純林の標識がありブナの良いところ でも太陽光線の援護が無いと景観は引き立たない
烏帽子山から下山ルートを少し行った所でシュロソウを見つけた 池の段では見つけられなかったのでカメラに撮る 降りてゆくと谷筋からの水が流れてくる場所がありそこにウバユリが見守るように咲いているのが印象的であった
出雲峠に出る ナデシコ キンミズヒキ コバギボウシ ニガナ アカショウマ フシグロセンノウ ホタルブクロ アザミ マツムシソウ ヤマジノホトトギスに出会う コバギボウシが結構咲いていた またフシグロセンノウが群生している所があった マツムシソウは咲き始めた所 中央の一つが咲いており花芽を沢山持っていた 花はまばらで草原を埋め尽くすように咲き乱れるのはまだ先だろう 最初にここを訪ねてびっくりしたのは95年の9月15日である 今年はどの花も早いのでマツムシソウも早いと思われるが8月の終わり頃が最盛期ではなかろうか
180号を北上し 新見から182に乗り東条へ 東条から314に乗り更に北上する 備後落合から県民の森の案内標識が出ている 標識に従い進む 駐車場はまばら