声ヶ乢10:23−10:53第一展望所−11:04第二展望所11:05−11:10花11:12−11:13鎖−11:23標高1000m−11:29展望所−11:36第三展望所(爪ヶ城跡)−11:43山頂12:14−12:22第三展望所12:26−12:30花12:40−12:42展望所12:44−12:55花12:57−12:58第二展望台−13:02第一展望所−13:18声ヶ乢
例年より早く5/29に梅雨入り 今日は晴れるとの予報でドウダンツツジを狙い爪ヶ城(つめがじょう1,114m)を訪ねる登山口には大きな案内図がある ふるさとコースや兜神社コースを選ぶ事が出来るが今日は早く帰宅したいので山頂往復コースとする
標高530mの標識の横から丸太の階段を登って行く ルート脇には黄色い花が一杯咲いている コウゾリナのようだ ニガナも混ざっている ヤマツツジが鮮やかな色を見せてくれる ノアザミも咲き出した ウグイスやホトトギスを始めとする小鳥達の鳴き声が聞こえ 遠くの方からエゾハルゼミの鳴き声も聞こえてくる
ルートは日影が無く暑い すぐに汗が出てくる 登って行くと木陰のルートとなる 木陰に入ると何とも言えぬ爽やかさに充たされる その爽やかさを胸一杯吸い込む ルート脇にハハコグサを見つけた 今度は桐の花が落ちていた 昨日の雨で落ちたものだろう コガクウツギが清楚な花を咲かす ヤマボウシ タニウツギが咲いている
30分程で第一展望所に出る その手前に新しいルートが作られていたので敬意を表し新ルートを登る このルートはスズメバチの巣を迂回する為に作られたものと記憶している 展望所を経由してルートに戻る この辺りからは樹林の中のルートである あれ! ルートが真っ白になっている エゴノキの花が落ちたものだ 雨で一度に落花したのだろう 新鮮な花がルート上に積もっている
第一展望所から400mで第二展望所に出る 標識のある場所を左に曲がり少し行くと展望所がある ふるさとコースはこちらを経由して行く 展望所から山形仙を望む事が出来る 山形仙は標高791m 展望所は850mとすでに越えている 眺望を楽しむようにノアザミの一群が花を咲かせていた
ルートに戻る 山頂まで1200mと表示がある ルート脇にオカタツナミソウ カノコソウ フタリシズカを見つけた こうした花を見つける事が出来たのも嬉しい 鎖が設置されていた 新しく設置されたもののようだ 鎖のお世話にはならず登って行くと標高1000mの標識があり石のベンチが設置されていた ここで一休みしたらという趣向のようだ そこから勾配が緩やかになり歩きも軽い
分岐があり左展望所 右登山道山頂まで600mとある 右に曲がり下って行くベニドウダンが咲いているのを見つけた 今度はサラサドウダンの花がルート上に落ちていた結構大きな花である 樹を見上げたが咲いているものは見つける事が出来なかった
ルートを進むと第三展望所に出る 一昨年工事していたものが完成している 景観を楽しむのは帰路として気になるドウダンツツジを目指し山頂に向う 山頂まで300mだ 展望所周辺でベニドウダンが咲いていた記憶があるが花を見つける事は出来なかった
そして山頂に出る 山頂で3名のパーテイーと出会う ドウダンツツジは咲いていましたか?と問うと 今年はダメだなと話して下山されていった それでも咲いているのがないか探すと幾つかベニドウダンが花を咲かせているのを見つけた 花の数も少なく小さい でも 一生懸命咲いている姿を見るといとおしくなる 目が慣れてくると こちらにも咲いている あ ここもだと何本かベニドウダンを見つける事が出来た
山頂を境に滝山の方にはサラサドウダンが咲くと聞いていたので そちらに向かって歩いてみる ドウダンツツジの樹木は何本も見つけたが花は咲いておらず ルートにその痕跡すら見られない やはり今年はダメなのだなと納得し山頂に戻る
山頂で記念写真を撮り 昼食休憩をしてから下山する 下山途中男性の方とすれ違い挨拶を交わす
第三展望所からは滝山を前面に那岐山山頂が見え その左に氷ノ山 右には後山・日名倉山を一望出来る 氷ノ山・後山・那岐山国定公園の名のとおり三座を一望出来る こうして三座を一望するのは初めてのように思う
サラサドウダンの花を見つける事が出来なかったのでサラサドウダンの花が落ちていた場所でもう一度探す かなり高い所で咲いているのをなんとか見つける事が出来た 300mmのレンズで狙ってみたがいい写真にはならなかった
展望所からは県北の山並みを見る事が出来る しかし景観ははっきりしない すぐ右手に山頂から三角点ピーク(第三展望所)を展望する事が出来る
下山は順調 足場の良いところは丸太の階段のテンポに合わせトントンと小走りに下山する これも気持ちが良い
いつものように429を走る 前日の降雨で緑が鮮やかに輝く 休み乢トンネルを抜けると泉山が見えてくる もう少しはっきり見えるかと期待していたがやはりぼんやりした景観 津山の手前で53に乗る 市街地を抜け広戸仙登山口と書いた標識を左折し道なりに進んで行く この標識から入って行けば案内もあり支障なく登山口の声ヶ乢に行ける 登山口の駐車場にはすでに2台駐車していた