立烏帽子山・池の段



立烏帽子山 1299m 池の段 1280m
難易度 ☆    登り97分 縦走13分 下り63分  広島県
倉敷からの距離    139Km        登頂日 2004/11/23    ガイドブック  写真

六ノ原10:40−11:10合流−11:58立烏帽子駐車場12:05−12:24立烏帽子山12:29−12:37鞍部−12:42池の段13:06−13:29越原越−13:46_1.7Km−14:02合流−14:09六ノ原

登山 
 今日は家内を誘い立烏帽子山(たてえぼしやま1299m)から池の段(いけのだん1280m)を訪ねる
 早速管理棟に行き倒木等によるルートの問題が無いか尋ねる どこも大丈夫ですと伺う

 立烏帽子に向うルートは管理棟の裏手からである キャンプ場を見て案内標識に従い左のルートを登って行く 展望台に向う分岐があるが今の時期は余り見るものが無いと思われるのでそちらに寄らずルートを直進する ルート上には枯葉が積もっている 枯葉を踏みながら登って行く かさかさと枯葉の音がするのも季節感を感じる 今年は積もっている枯葉が少ないように思う ルートはなだらかな登りで歩き易い 所々倒木した樹林があるが数は少ない ルートには支障無い

 展望台への分岐ルートと合流すると道幅が少し狭くなる 砂利から土の道となり歩き易くなる 花の時期は終わり 木々はすっかり葉を落とし 紅葉も終わった 所々にまだ落葉しないカエデの木が見られるが色はもう枯葉色 やがて立烏帽子山が正面に見えてくる 山容が見えてくると立烏帽子駐車場は近い

 駐車場に着く かなり沢山の車が駐車している ここまで車で来る事が出来る ここから池の段に行かれる方が多いのだろう 大きな案内板の前でやって来られた方と話をしていると2日前の日曜日に竜王山に登ったがそこで雪に降られたと伺う もう11月も終わる いつ雪が降ってもおかしくないシーズンとなった

 駐車場から立烏帽子山へのルートをとりまず1299mの立烏帽子山頂に出る 比婆山山系の最高峰だ 標高を記載した山頂標識の前で記念写真を撮る 山頂からの眺望はあまりきかない 池の段方面を見渡す事が出来る程度 池の段には多くの人が休んでおられる様子を見る事が出来る 私達も池の段で昼食休憩をとろうとそちらに向う

 立烏帽子山から池の段に向うルートは花が豊富で楽しみな所だがもう花は終わっている あれ! 黄色の小さな花を見つけた 家内が降りてくるのを待ちながら足元を見ていると見つけた 私と一緒に来るのもこうしたいい事があるのね と小さな花を愛でる 雪にも降られたのだろうし、朝晩はさぞかし冷え込んでいるのにとけなげさをいとおしむ

 池の段に出る 山頂周辺には多くの人がシートを広げ 休んでおられる 草原の山頂で眺望がきく 比婆山・烏帽子山・吾妻山・毛無山から牛曳山と比婆山山系を一望に出来る 竜王山がすぐ近くに見える 竜王山はここから見ると平坦な山頂部分を見る形となり三角おむすびのような山とは思えない 周辺の山々も一望に出来るが大山は立烏帽子の後方になるのか遠望がきかないのか判別出来なかった

 昼食休憩をとった後草原を少し散策し福田頭を一望して下山する 下山は越原越を経由して六の原に向うルートをとる 越原越を降りるのは初めてだ 結構斜度がある 降りて行くと車が転回出来るような場所に出る(1.7Kmの標識がある) ここは見覚えがある 調べてみると2000年8月にここを登っていた ここからは車の轍がついておりなだらかなルート キャンプ場の少し手前で比婆山からの下山ルートと合流する そして六の原の草原を左手に見ながら管理棟へ降りてゆく


アプローチ
 青空の下高梁川沿いを走る 祭日であり川辺橋をスムーズに抜ける 総社の気温表示は5℃とかなり冷え込んでいる 高梁に近づくとガスが出て来る 気温も高梁4℃ 新見3℃と更に下がる 新見のコンビニで昼食を購入したが車の戸を開くと外気の冷たさで身震いする

 新見を過ぎて182に入る 182のトンネルを抜けると次第に青空が広がってきて気温も上がってくる 東条から314に乗り北上し備後落合から県民の森の案内標識に従って進む 駐車場は結構賑わっている 登山支度をしている人があちこちにおられる