六ノ原10:06−10:14分岐−10:32展望園地10:33−10:37合流−11:20立烏帽子駐車場11:22−11:40立烏帽子山−11:50鞍部−11:55池の段=12:06湿原12:10=12:19昼食12:28=12:29池の段−12:44越原越−分岐−門栂−13:09比婆山−13:19コル−13:26烏帽子山−13:49出雲峠−13:54お花畑14:00−14:22六ノ原
今日は立烏帽子山(たてえぼしやま1299m)から池の段、比婆山(ひばやま1264m)、烏帽子山(えぼしやま1225m)を経由して出雲峠を訪ねる 池の段の湿原を探してみよう
登山支度をして出発する 皆さんはどちらに登るのか私が向かう立烏帽子駐車場方面は人が見当たらない ルート脇の花を確認しながらルートを行く イヌタデ シロヨメナ アキノキリンソウと良く見る花だ 草が刈られ花は少ない 立烏帽子駐車場3Kmの案内に従い左に曲がる幅広のルートを行く セミの声はもう聞こえない 時折小鳥の鳴き声が聞こえる 少し登ると展望園地を示す標識があり 標識に従い右に曲がり登って行く 樹林の中のルート 太陽の陽射しを受け木々は明るい まだ紅葉はしていない 丸太の階段のルートを行き展望園地に出る 園地に向かうルート脇もすっかり刈られ花は無い それでもどこからか虫の音が聞こえてくる 園地から牛曳山−伊良谷山−毛無山に連なる縦走路を正面に一望出来る
少し下り気味にルートを行き 分岐から立烏帽子駐車場に向かう なだらかな登りのルートで足は軽い 手を振りアキレスを伸ばしスピードをあげる この感じだと少しは所要時間が短くなったかなと思い記録を確かめたがだんだんと落ちている 花は少なく時折アキノキリンソウ シロヨメナが顔を見せる 立烏帽子駐車場1.3Kmの標識を見て少し行くとブナ樹林帯に入る 樹林帯入口でツルリンドウの実を見つける ガンクビソウも顔を見せていた 樹林帯ではユキザサの赤い実が歓迎してくれた あそこにも ここにもと見つける事が出来る オオカニコウモリ ツルシキミの実 サンインヒキオコシなどが顔を出す 前回登山時にアケボノシュスランを見つけた どうなっているだろうかと咲いていたと思う場所を注意して探したが 何も見つける事が出来なかった ただ ツルリンドウが赤い実を沢山つけているのを見つけた
立烏帽子駐車場付近で見る木々はいくらか色がついているように思う 駐車場に出る直前でウスバアザミ サラシナショウマが花を咲かせていた サラシナショウマは枝の半分は花が終わっている状態だった 駐車場にはいつもゲンノショウコが賑やかに咲いているのだが もう店じまいで数輪見つけるに留まった
駐車場から立烏帽子山へ向かう ツルリンドウの実 アキチョウジ オオナルコユリの実 アキノキリンソウ ヒヨドリバナ ユキザサの実 ツルシキミの実などを見つける ルート脇の木々は更に色づいてきたように感じる そして立烏帽子山山頂に出る
山頂からの眺望は得られない すぐにルートを池の段へ向かう 少し行くと樹林帯から抜け眺望が得られる ルート脇には花が顔を出し楽しみな場所 ヤマラッキョウ ツリガネニンジン リンドウ タンナトリカブト ウメバチソウと顔を見せる ホツツジは大分赤くなってきている コルに出る コルはシコクフウロとワレモコウが群生していた場所 シコクフウロが数輪花を見せてくれたがその他はすっかり店仕舞い マツムシソウは見つける事が出来なかった ススキの穂が太陽光線を受け輝いていた
コルから池の段へ登って行く アキノキリンソウ リンドウがぽつぽつと顔をみせるが花は大分少なくなった 池の段では何組かのグループが休んでおられた 私は先日教わった湿原を探しに福田頭の方角の尾根道を降りて行く 斜面の左手辺りと伺っている 先日降りた時に分岐があったので今日はその分岐を左にとって降りてゆく 笹原の中のルート ルートが読めるのでルートを追ってゆく 途中ヤマラッキョウ リンドウ ウメバチソウを見つける ルートを追ってゆくと低灌木地帯に出る 背丈程に枝が伸びているルートが見えるので枝を掻き分けながら進む 10mも無いように思う すぐ低灌木地帯を抜け 出たところが湿原になっている
ヤマラッキョウ タンナトリカブト キセルアザミが咲き イワショウブが花を終えた状態で種をつけていた 湿原はどの位の広さがあるのかわからない 足元がゆるいのでほんの数メートル位歩いて 降りてきたルートを戻った 記録を見ると池の段から10分少々で訪ねる事が出来る 季節を変えて訪ねてみよう
池の段に戻る時 ルートから立烏帽子山と池の段の滑らかな斜面を見る事が出来る なかなか美しい曲線模様だ 池の段で昼食をとる 池の段は360度のパノラマを楽しむ事が出来る 景観を楽しみ比婆山・烏帽子山へ向かう 今日も出雲峠のお花畑が楽しみだ
池の段の下り斜面でイワショウブの花の終わった姿を確認 前回見つけた花が湿原で見たのと同じようになっている イワショウブに間違いない 樹林のルートを行く ユキザサの実があちこちで顔を見せ楽しませてくれる 越原越から御陵までの間にユキザサの実以外に ウスバアザミ ツルアリドウシの実 チゴユリの実 ガマズミの実 ツリガネニンジン アキノキリンソウ コマユミの実 センブリ オオナルコユリの実などに出会った 流石実りの秋 実をつけた花や木が多かった そして御陵に出る
御陵でも数名の方と出会う それまでにも何名もの方とすれ違っている 今日は登山者が多い 御陵から烏帽子山へ向かう コルから少し行ったところに分岐があるいつも左のルートを選んでいるので今日は右を選ぶ 合流するまでにウメバチソウ ヤマラッキョウ アキノキリンソウ オミナエシ ホクチアザミ ツリガネニンジンと出会う こちらの方が花が多い 次回からこちらにしよう
烏帽子岩を経由して烏帽子山山頂に出る こちらの山でも数組の方と出会った すぐに出雲峠に向かう ルートではツリガネニンジン ヤマラッキョウ アキノキリンソウ アキチョウジ ユキザサの実 ツルリンドウの実などに出会う 渓流のところに咲いていたキバナアキギリは花が終わっていた ヒカゲミツバも店仕舞い サンインヒキオコシが花を留めていた そして出雲峠に出る
出雲峠にはキバナアキギリがまだ花を留めていたが勢いが無い 出雲峠のお花畑の上の方からアクセスしようと 避難小屋とトイレの間のルートをゆく キクバヤマボクチが花を咲かせているのを見て お花畑に入る 期待通り 一面に花が咲いている ウメバチソウの白い花が目立つ マツムシソウもまだ花を留めている この辺りはセンブリが群生している筈と足元を探す すぐにセンブリを見つける ヤマラッキョウ アキノキリンソウ ワレモコウも咲いていた ウメバチソウがあちらにもこちらにもと目移りしてしまう お花畑を満喫しあとはルートをテンポ良く降りて行く 六の原ではナナカマドが赤い実を稔らせていた
このところ晴天が続き3連休は好天に恵まれるとか 高梁川沿いを走る 休日という事もあり車の流れは順調 渋滞も無く川辺橋 総社大橋を抜けてゆく 豪渓泰橋の温度表示は11℃ かなり下がっている 180号に乗り北上する 高梁市上空は今日もガス 井倉辺りからガスが消え また青空が顔を出す 井倉11℃ 新見12℃ 陽が射しているものの温度はあがらない 新見インターチェンジを過ぎて三差路を左にとり182を行き東条に向かう 東条から314に乗り北上する 小奴可の温度表示15℃ 備後落合17℃と次第に上昇してくる 20℃前後の気温が寒くなく暑くなく丁度良い 備後落合の交差点から県民の森の標識が出ている 標識に従い 六の原の駐車場に 駐車場はかなりの車 登山支度をされておられる方をあちらこちらに認める事が出来る