立烏帽子山・池の段



立烏帽子山 1299m 池の段 1280m
難易度 ☆☆    登り98分 縦走15分 下り61分 その他27分  広島県
倉敷からの距離    139Km        登頂日 2012/09/12    ガイドブック  写真 山の音 動画

六ノ原10:29−11:02合流−11:47立烏帽子駐車場−12:07立烏帽子山−12:16鞍部−12:22池の段=12:34湿原13:00=13:15池の段−13:33越原越−13:49_1.7Km−14:09合流−14:16六ノ原

登山 
 今日は立烏帽子山(たてえぼしやま1299m)から池の段(いけのだん1280m)の湿原を訪ねる 今頃は何が咲いているだろうか?
 ミンミンゼミの鳴き声を聞きながら登山支度をする 管理棟の左手を行き幅広のルートへ進む ルート脇にはゲンノショウコ イヌトウバナ キンミズヒキ カタバミ ダイコンソウ ガンクビソウなど顔見知りの花が出迎えてくれる 立烏帽子駐車場への分岐を行く 相変わらず幅広のルート ノブキや先日覚えたウマノミツバは花が終わり実をつけていた 展望園地は今回もバイパスしてルートをそのまま登って行く ウスバアザミ イヌトウバナ ミズタビラコ ミズヒキ ヒヨドリバナ キツネノボタンに出あう 前回7/27に出あった ヤマジノホトトギス ウツボグサは終わったのか出会えなかった

 展望園地からのルートと合流し立烏帽子山へのルートに入る 土の道になる 花は少なく 立ち止まる事は少ない 足を伸ばし歩くスピードを楽しむ 樹林帯のルートから所々太陽の陽があたる場所に出ると ぽつぽつと花が顔を出す オトギリソウ キンミズヒキ イヌトウバナ オトコエシ ツルリンドウ アキノキリンソウ おや ヤマジノホトトギス まだ花を咲かせていた ブナ樹林帯に入る ユキザサが実をつけている まだ色は赤くなっていない ここにも あそこにもと見つける事が出来る サンインヒキオコシ アキチョウジが顔を見せると駐車場は近い ツルリンドウも沢山花をつけて咲いていた ユキザサの赤くなった実をつけているのを見つけた 立烏帽子駐車場に出る直前にはサラシナショウマが見事な花を咲かせていた 蕾のものもあった ウスバアザミ オオカニコウモリも花を咲かせていた

 立烏帽子駐車場に出る ピンク色をしたゲンノショウコが迎えてくれる 駐車場には4台程見られた 駐車場の右端のルートから立烏帽子山に向かう ブナ樹林帯の中のルート ユキザサの実 アキノキリンソウ ツルリンドウ ヒヨドリバナ キバナアキギリ アキチョウジ アケボノシュスラン ニガナ オトギリソウ オオナルコユリの実などを見つける 久々にアケボノシュスランに出会えた 葉の影に隠れているのを見つける事が出来喜んでカメラに収めたがピントが甘かったのは残念だ フォーカスブランケット機能がある事は知っていたがいざ使おうとなると設定が思い出せない そして立烏帽子山山頂に出る

 山頂には山頂標識があるだけで眺望は得られない すぐに池の段へ向かう ここから池の段に向かうルートは草原の中のルート 眺望も良く 池の段から福田頭 竜王山と展望出来る また、花も次々と顔を見せる楽しみなルート アキノキリンソウ ワレモコウ イブキトラノオ ツリガネニンジン シラヤマギク シコクフウロ カワラナデシコなどを見て 池の段に向かうコルに降りる そして池の段に向かって登ってゆく

 池の段は草原の山 シコクフウロ ワレモコウなど立烏帽子山からのルートで見てきた花があちこちで顔を見せ 新たにイワショウブ キュウシュウコゴメグサが顔を見せる 池の段山頂から湿原に向けてルートを行く マツムシソウ ホツツジ リンドウ ウメバチソウと代表的な秋の花が顔を見せる イワショウブ キュウシュウコゴメグサもいつもの場所に顔を見せてくれる おや サラシナショウマが幾つも笹原から頭を出し花を咲かせている 湿原に向かうルートは笹が繁り足元が見にくい 足元に注意しながら降りてゆく リンドウやツルリンドウなどが顔を見せるのを楽しみながら降り ブッシュを掻き分けて湿原に出る

 湿原で出迎えてくれたのはキセルアザミ そして シラヒゲソウ シラヒゲソウは幾つも花を咲かせている イワショウブもあちこちで咲いている アケボノソウも気品のある花を咲かせている アカバナ タムラソウ タンナトリカブト サラシナショウマ マツムシソウ ウメバチソウ アキノキリンソウ ヤマラッキョウなども咲いている シラヒゲソウとイワショウブが一番多い 花と一緒に記念写真を撮り 昼食をとる そして 池の段に戻る

 池の段から帰路につく 前回同様越原越経由で六の原に向かう 池の段の下り斜面にもイワショウブ ウメバチソウが顔を見せてくれる 樹林帯に入って行く 樹林帯に入るとぐっと花は少なくなる それでも コバノフユイチゴの赤い実 アキチョウジ オオカニコウモリなどを見て 越原越に そして 越原越からの下山ルートでは キバナアキギリ ヤマセリ オタカラコウ ミゾソバ イヌトウバナを見て 1.7Km地点を示す標識に出る ここから幅広のルートになる オトギリソウ ヤマハッカ ツリフネソウ ミヤマキケマン ダイコンソウ キツネノボタン ミゾソバ オトコエシ ネジバナ サラシナショウマなどを見て 六の原駐車場に


アプローチ
 真っ青な空 からっとして爽やかさを感じられるようになってきた 高気圧に覆われ天気は安定するとの予報 高梁川に沿って車を走らす 通勤ラッシュと重なり渋滞を余儀なくされる 酒津から豪渓泰橋まで30分要した 渋滞が無いと15分で走れる距離 15分早めに出発するようにしたい 豪渓泰橋の温度22℃を見て 180へ左折 高梁 井倉 新見と走って行く 井倉22℃ 新見24℃とそこそこの気温

 新見のインターンチェンジを過ぎて180と別れ182へ左折 新見トンネルを抜け、のどかな田園風景の中を走り東条へ 東条で314に乗る 今度は山道のドライブ いずれも車が少なくゆったりした気持ちで走る事が出来る 小奴可に来ると猫山が見えてくる もう一走りすると備後落合で183と合流 温度表示は27℃と上昇 やっぱり気温は高い 183とはすぐ別れそのまま314を北上 比婆温泉で左折し県民の森に向かう