六ノ原10:01−10:32展望園地−10:37合流−11:24立烏帽子駐車場11:25−11:45立烏帽子山−11:57鞍部−12:03池の段=12:14湿原12:19=12:32休憩12:40=12:42池の段−12:58越原越−13:13_1.7Km−13:32合流−13:40六ノ原
今日は立烏帽子山(たてえぼしやま1299m)から池の段(いけのだん1280m)を訪ね湿原に足を伸ばす予定
登山支度をして出発する 太陽の陽が射し込みエゾハルゼミが賑々しい セミの鳴き声が聞こえてくると夏山という感じがする 足元にはコナスビが沢山花を咲かせている 管理棟に向かって左手のキャンプ場に向かうルートを行く ヤマアジサイ ミズタビラコが花を咲かせている 管理棟周辺にも沢山の車 宿泊客なのだろうか?ルートを行く 展望園地1Km 立烏帽子駐車場3kmの標識を左にまがり 樹林帯の中のルートを登って行く エゾハルゼミの大合唱 小鳥の鳴き声もかき消されてしまう 時々ウグイスの鳴き声がするが この中で鳴いても相手に通じないと思うのか ひと鳴きで次が無い ルートを行くと 展望園地を示す案内がある 今日は案内に従い右に入りルートを登って行く
ルートに水が出ている 最近の雨の影響だろうか? 湿原はどうだろうかと心配がよぎる ヤマジノホトトギスだ 今年初めてだ 花期の長い花 これからもあちらこちらで出会う事と思う ジグザグにルートを登って行く 木漏れ日があり木々の緑が映える 階段状の登りになると展望園地は近い 樹林帯から抜け 花が顔を出す コアジサイ ツルアリドウシ ハナニガナ そしてササユリが顔を見せる ノアザミ ウツボグサも咲いている 左手の斜面を見上げる 展望園地に連なる斜面だ ノアザミが一面に咲き その中にササユリが幾つも花を咲かせていた 展望園地を経由して良かった ヒヨドリバナやウツギも顔を見せてくれた
展望園地は東側の展望が得られる 毛無山から伊良谷山・牛曳山に連なる山並みを伺う事が出来る 先月縦走した山だ 展望園地を後にルートへ向かう 園地西側は樹林帯 樹林帯の中のルートを行く 白い小さな花が点々と咲いている ツルアリドウシだ 木の根の間にちょこんと咲いている花もあった ツルアリドウシは二つの花がペアーになって咲いている ルートを幾分下り気味で行くと 三叉路に出る 分岐を右にとり立烏帽子駐車場へ向かう
ルートは幾分狭くなる 砂利から土に替わり 歩き易くなる 水が出たりする事もなく歩きを楽しむ ヤマアジサイ コバノフユイチゴ アカショウマ ミズタビラコなどがぽつぽつと顔を出す 花が少ないと立ち止まる事も無く ぐいぐいと足を伸ばし手を振ってリズム良く歩いて行く お! ササユリだ 予期していない場所に幾つも咲いている これは嬉しいとパチパチカメラに収める 花はピークを過ぎたようだ 少しくたびれているように見える それにしても多い 次から次と咲いている この花はきれいだ 正面から写真に収める 初々しさ 清楚さがいい
話し声が聞こえる 先程から人声が聞えたり聞こえなかったりして気になっていたが はっきり聞こえてきた 6名のグループだ ササユリが次から次と現れてくるのを喜び ここを選んで大成功だとか あれこれと話しておられた 携帯電話を出して写真を撮っておられた ふと見上げるとツルアジサイが花を咲かせ、壁のような形を形成していた 何の花だろうと話しあっておられたのでツルアジサイだと思いますと声を挟む そしてお先にと失礼する
ブナの大きな樹林の中のルートを行く 大きなブナの木はなかなかのもの ここを通るとカメラに収めたくなる この樹林帯にもササユリが顔を出す まだ蕾の花もあった 陽射しを受けられない分成長が遅いのだろう ツルアジサイがここでも顔を見せる コアジサイ コバノフユイチゴも良く顔を見せる ユキザサは実をつけていた ヤマバトの鳴き声が割と近くに聞こえる 音を収録する
ブナの樹林を抜け 右に直角にルートを曲ると立烏帽子駐車場が近い この辺りにアケボノシュスランに出会った記憶があり注意して歩いたが何ら兆候を見つけられなかった ルートの左手にはコアジサイが次々と花を咲かせている ちょっと目立たない花だがマクロで見ると可愛らしい コバノフユイチゴ ツルアリドウシも花を咲かせていた 駐車場に出る直前左手にアカショウマが咲いていた、秋にはサラシナショウマが咲く場所だ また駐車場入口右手にミネカエデがプロペラ状の花をつけていた
立烏帽子駐車場には車が一台 この様子では花にはあまり期待出来そうもない 駐車場にある大きな案内板の後にあるルートを行き 立烏帽子山を目指す 駐車場から山頂まで標高差約100m ジグザグにルートが設定されている これまでが緩やかな傾斜のルートであったのでもうひと頑張りと気持を引き締める 今日最後の登りでここを過ぎればあとはゆったり出来る ハナニガナ ウツボグサ コバノフユイチゴ コナスビ コアジサイ ササユリ カラマツソウ タンナサワフタギなどを見ながら登る ここでもコアジサイが多い そして山頂に出る
山頂には標識があるだけで眺望は得られない すぐに尾根道を池の段に向けて進む この尾根道の眺望がいい また花が多く 期待される イブキトラノオ ヤマツツジ シロバナニガナ イボタノキ カラマツソウ ヤマボウシ シモツケなどが顔を見せる 怪しげな雲が出てきた もうしばらくは大丈夫だろう
立烏帽子山を降り 池の段を登る コルからは標高差50m程 草原地帯で花を見ながら登る ウマノアシガタ イブキトラノオ タンナサワフタギ イヌツゲの花などに出会う イヌツゲは最初わからなかったが良く見ると小さな花を一杯つけていた 目が慣れてくると その小さな花を認識出来るようになる そして池の段に出る
池の段では男性お二人が話しをされていたが 顔を合わせる事も無かったのでそのまま湿原に向かう 笹原の中のルートを行く 花はあまり見られない アカモノが一輪花を残していたが花は終わり実をつけていた シモツケ コアジサイ ウツギ ヤマアジサイなどに出会い イヌツゲのブッシュを掻き分け湿原に入る
湿原には花は見られなかった 花が咲く場所に行き 葉が育っているのを確認 足元を良く見ると ラン科の花と思われる花が顔を出していたが何かわからない ここではカキランが咲いていた筈 周辺にモウセンゴケを認める事が出来た まだ モウセンゴケの花も咲いていない 何か咲いていないかと思って訪ねたが残念だった シーズンまで待たねばならぬ すぐに池の段に引き返す
降りてきたルートを戻り 池の段に 記念写真を撮るが小さい虫がすごい 撮った写真にも写っていた 雲のところに写っていたのは修正をかけたが足元は不自然になりそうなので見合わせた 昼食をしようと思ったが この虫の中ではいただけない 天候も怪しい 歩きながら食べようとすぐ出発する
池の段には登る時出会った6名のグループが休んでおられ 他に男性3人のグループなど幾組かおられた お先にと挨拶して下山する 下山は越原越をとおり 六の原へ降りる 樹林の中のルート テンポ良く降りて行く 越原越辺りまで降りたところでパラパラと音がする 降り出したのかなと手を出すが 雨滴は感じられない 何だろうと思いながら降りて行く やはり雨だった 覆うものがないところではポタポタと雨滴を感じる事が出来た たいした降りではないが傘を出す 公園センター1.7kmの標識のところからルートは幅広になり 傘に雨が降る雨音が聞こえるようになる 下山ルートでもササユリの花に出会う なかには一つの茎に4つも花を咲かせているものもあった 数としては登りのルートの方が多い 六の原の園地にはナツツバキが花を咲かせていた 沙羅双樹の花と言われている花 一日で散るそうだ
車に戻り 帰宅する 雨は山沿いだけだったようだ
長期予報では雨だったが 梅雨の中休みとの予報から、前日までに月末掲載するホームページの資料作成に精を出し、何とか目途をつける この記録もいつもなら余裕のある時に書くのだが なんとか自分の締切に間に合わそう倉敷の空は晴れとは言え雲も多い 土曜日の為か車の流れは順調 高梁川沿いを川辺橋 総社大橋と抜けて行く 豪渓泰橋の温度は22℃ 橋を渡った先の信号で左折し180に乗る 高梁 井倉 新見と抜けて行く 井倉21℃ 新見24℃ 新見を過ぎた辺りから曇ってくる 少し心配したがまた晴れ間が顔を出し一安心 ラジオでは高気圧に覆われているが午後になると所により山沿いでにわか雨が降るので注意するよう放送している 新見から182号へ左折し東条に向かう 東条で314に乗り北上する 小奴可に来ると前面に猫山が見えてくる 備後落合で183に合流するがすぐに別れ 再度314を北上 比婆温泉で左折 県民の森の案内に従い六の原駐車場に駐車する 今日は車が多い あちらこちらで登山支度をしてる人達を見かける 車の燃費は 行き26.9km/l 全工程で33.4km/l